特定非営利活動法人ウルシネクスト

漆を増やす、活かす、使う、残す活動を通じて社会全体で漆の価値を認め,漆の川上から川下までのイノベーションに取り組んでいます。
仏像、寺社建築、工芸品など、数多くの国宝や重要文化財には漆が使われています。現在、日本で使われている漆の97〜98％は中国産です。国産漆はほぼ文化財の修復に使われていますが、それでも必要な量の半分以下でしかありません。漆はすぐに増やすことではできません。種を撒き、苗を育てて野山に植え、１５年後にやっと漆が採れます。
漆を増やすことで１本１本のウルシの木が日本の宝を守り、子や孫たちの未来につなげることを目指します。

特定非営利活動法人ウルシネクスト　　理事長　柴田幸治