当財団の助成事業について

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社会課題の解決のために
必要なお金が循環するしくみを創り
よりよい社会の創造に寄与する

私たちの社会には、社会の様々な課題を解決しようと活動する団体があります。

活動を応援してくれる人を増やし、集まった寄付を使うことで、団体が事業を継続できる可能性は高まります。その一方で、寄付を集めるにあたっては、「方法が分からない」、「人手が足りない」、「事務や管理のコストがかさむ」などの問題があります。

また、そうした団体を支援したいと思う人は増えていますが、「寄付をきちんと使ってもらえるのか心配」など、どこに寄付をしていいのか分からないという声が多く聞かれます。

お金をまわそう基金は、活動する団体と支援したい方の双方の問題を解消することで、寄付による優しいお金の循環を作り、よりよい社会の実現を目指しています。そのため、よりよい社会の実現に向けた事業を助成しています。

私たちにとって、助成先の団体はパートナーです。助成先の団体に寄り添い、ともに動き、一緒によりよい社会を実現したいと考えています。

私たちの助成事業

助成金のしくみ

私たちは、非営利の団体による①子ども分野、②地域社会分野、③スポーツ分野、④文化・伝統技術分野、の4つの分野の非営利事業・公益事業を支援しています。

私たちの助成金はあらかじめ決まった財源から助成をするのではなく、助成の対象となる事業を採択してから、寄付を募集し、集まった金額を助成金として助成先団体にお渡しします。

寄付受付期間中に、その団体を指定して寄せられた寄付金と、その団体の事業の分野を指定して寄せられた寄付金のうち、その団体に配分されたものの合計が助成金となります。

伴走支援

私たちは、助成先団体が自ら寄付を集め、事業を継続できる可能性を高めることが重要であると考えています。このため、助成先団体に対して、事業への寄付を募集するとともに、団体による寄付集めの伴走支援や法人運営のアドバイス等を行っています。

伴走支援の例

助成申請へのアドバイス

1助成申請へのアドバイス

申請書類の書き方や必要書類の確認など、助成申請をサポートします。

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寄付募集計画の作成

2寄付募集計画の作成

「どんな人たち」に「いつ」、「どうやって」寄付のお願いをするか、どんなメッセージを伝えるかなど、寄付募集計画の作成をサポートします。

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寄付受付ページの作成

3寄付受付ページの作成

団体からいただいた画像などをもとに、このウェブサイトに掲載する団体専用ページを作成します。

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リーフレットの作成支援

4リーフレットの作成支援

イベントや地域のコミュニティで寄付を呼び掛けるためのリーフレット等の作成を支援します。

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イベント・ワークショップの企画

5イベント・ワークショップの企画

団体の活動を知ってもらうためのイベントやセミナー、ワークショップを企画します。

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寄付受付ページのアクセス分析

6寄付受付ページのアクセス分析

寄付受付ページへのアクセス状況の分析をします。状況を踏まえた寄付募集ページの修正も行います。

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SNSなどでの発信

7SNSなどでの発信

団体の活動を取材したり、代表者にインタビューし、このウェブサイトのブログやお金をまわそう基金のSNSで発信します。

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組織運営へのアドバイス

8組織運営へのアドバイス

寄付募集だけに限らず、団体の運営全般や事業についてのアドバイスもいたします。

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  1. 助成申請へのアドバイス
  2. 寄付募集計画の作成
  3. 寄付受付ページの作成
  4. リーフレットの作成支援
  5. イベント・ワークショップの企画
  6. 寄付受付ページのアクセス分析
  7. SNSなどでの発信
  8. 組織運営へのアドバイス

助成先団体のメリット

伴走支援のほかにも、助成先団体とその支援者にとって以下のようなメリットがあります。

  • 手数料が無料

    決済手数料などはお金をまわそう基金が負担するため、団体を指定した寄付金は100%その団体にお渡しすることができます。

  • 税額控除の対象

    団体を指定した寄付金も、当財団への寄付となるため、支援者が寄付金の税額控除を受けることができます。

  • 分野への寄付も

    自団体を指定した寄付のほか、自分の事業が属する分野への寄付の一部も助成金として受け取ることができます。

選考基準

助成先の事業の決定にあたっては、以下の項目について確認します。

1.事業の必要性・公益性
…社会からのニーズが高く、公益性のある事業であること。

2.事業の実現可能性
…事業の計画があり、かつその事業の内容や方法が妥当であること。

3.費用・予算の妥当性
…事業の内容に見合った経費の見積もりであること。

4.事業の波及・発展性
…一過性の事業ではなく、事業の拡大や継続性、波及効果が期待できるか。長期的な事業の継続として、団体自らも寄付を集め運営できるようにすること。

5.事業の情報開示
…事業について広く一般に情報を開示していること。

6.組織規程
…組織運営において必要な規程等を定めていること。

7.民主的な意思決定
…組織運営において、代表者の独占的な判断による意思決定ではなく、社員総会/評議員会と理事会による民主的な意思決定が行われていること。

8.事務局の運営
…組織運営において、事務局(事務担当者)があり、一元管理されていること。

助成決定までのプロセス

助成先の募集を年に2回(2月頃、9月頃)行います。募集の詳しい時期は、このウェブサイトまたはメールマガジン、SNSなどで発信しています。

詳細は①募集要項をダウンロードから募集要項をご確認ください。

助成に関するお問合わせ・ご相談は随時受け付けています。②相談するのフォームまたは電話にてお問い合わせください。

募集開始後の選考のプロセスは以下のとおりです。

  • 1 申請用IDの発行を申し込む

    以下の「③申請用IDの発行を申し込む」から申請システムのIDを申請します。

  • 2 入力・添付ファイルの送信

    申請システム上で必要事項を入力し、必要書類のデータを送信します。

  • 3 選考

    専門家から構成される選考委員会で選考を行います。

  • 4 採択の決定

    助成の対象となる事業を決定します。決定後、採否の結果をお伝えします。

よくあるご質問

満額集まらなくても助成金を受け取れますか?

はい。集まった助成金は申請額に満たない場合でもお渡しします。

助成申請時に、満額に満たない場合の事業の実施方法について確認させていただき、満額に満たない場合でも、事業を実施していただきます。

なお、不足分の補填や寄付受付期間の延長は行いません。

助成金はいつ受け取れますか?

原則として、寄付の受付を終了した日の翌月末に助成金を振り込みます。

事業の実施状況等に応じて、柔軟に対応しますので、入金スケジュールの変更をご希望の場合はご相談ください。

 

助成の対象は、NPO法人のみですか?

お金をまわそう基金の助成は、法人格を持つ非営利団体の行う公益事業を対象としています。

特定非営利活動法人のほか、一般財団法人や一般社団法人の行う事業も対象としています。

なお、個人での活動や、法人格のない市民グループなどの事業は対象となりません。

寄付を募集する場合、手数料の負担はありますか?

お金をまわそう基金の助成対象事業として採択された事業について、お金をまわそう基金のウェブサイトを通じて寄付募集をする場合、団体が負担する費用はありません。

クレジットカード決済の手数料や、決済システム利用料等もお金をまわそう基金が負担します。

このため、支援者がNPO法人等の事業を指定して寄付した場合、寄付した金額の全額が、助成金として助成先団体に届きます。

お問い合わせ

応募のご相談については、いつでも受け付けておりますので、
お気兼ねなくお問い合わせください。