福岡教育サポート 事業完了のご報告

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福岡教育サポート 事業完了のご報告

福岡教育サポートの「貧困世帯の子どもたちに学力と進路を保障するための学習支援事業」に多大なご支援をいただきありがとうございました。

教師として経済的理由で希望の進路を断念した数多くの生徒に接し、窮地に立たされている目の前の子どもたちを救いたいという思いから、2016年にNPO法人福岡教育サポートを設立し、貧困世帯の子どもに対し、無料学習会を開催してまいりました。

コロナ禍により、多くの学校のにおいてオンライン授業が導入されました。教員による指導の目が届きにくいオンライン授業は、親によるサポートの有無や家庭環境に大きく左右されることとなり、更なる教育格差の拡大につながっています。

このような状況にもかかわらず、2021年度に学習会に参加した中学3年生6名は、全員が第一志望校に合格することができました。

経済格差を教育格差にしない、貧しくても進学や勉強をあきらめず、夢を叶えられる社会にすることを目指し活動している中で、皆さまのご支援のおかげで、6名が新しい未来を切り開くことができました。

また、私たちの活動は大学生を中心とするボランティアによって支えられておりますが、2021年度は新たに高校生のボランティア講師を11名迎えることができました。

活動を継続することができ、生徒の数に加え、指導するボランティアの広がりも実現できたのも、皆様のご支援がなければ実現できませんでした。

今後も、皆様からいただいた貴重なご厚意を決して無駄にせず、子どもたちのために役立てたいと思っています。

NPO法人福岡教育サポート

 代表理事 森 茂男

 

事業成果

<生徒数>

  •  小学生 4名(うち6年生3名)
  •  中学生 16名(うち1年生4名、2年生3名、3年生6名)
  •  高校生 2名(うち1年生2名)

<学習会実施回数>

  •  980回

 

事業名 貧困世帯の子どもたちに学力と進路を保障するための学習支援事業
内容 経済的な理由のために塾へ通えない子どもたちが、夢をあきらめることなく希望の進路を選べるために、授業料無料の塾を開き、学力と進路を保障する。
事業期間 2021年4月から2022年3月まで

事業の詳細はこちらから  貧困世帯の子どもたちに学力と進路を保障するための学習支援事業