2022年度事業完了のご報告(一般社団法人星つむぎの村)

  1. HOME
  2. インフォメーション
  3. 活動報告
  4. 2022年度事業完了のご報告(一般社団法人星つむぎの村)
2022年度事業完了のご報告(一般社団法人星つむぎの村)

2022年度も、星つむぎの村にご支援いただきありがとうございました。

私たちは病気や障がいある子どもとそのご家族に星空を届ける「フライングプラネタリウム」を行っています。

私たちは子ども達にインターネット配信でプラネタリウムを実現する「フライングプラネタリウム」で星空を届けてきました。22年度にいただいた助成金は、病院や病気や障がいある子どものための施設22か所に星空を届けるために使わせていただきました。

また、22年度は助成金を使い、宇宙探査機ボイジャーをテーマにした「Voyager~まだ見ぬ君へ~」、宇宙好きの子どもに人気の「星雲と星団をめぐる」、映像と音楽を楽しむ「花火」、「オーロラと星」の4本を新たに制作することができました。複数のコンテンツを制作したことで、子ども達の特性・興味・関心に応じた投影を行うことができるようになりました。

コロナ禍も3年目となり、社会全体では行動制限が少なくなる中で、依然として保護者との面会もままならない小児病棟の子どもたちがいます。そうした中で「何とか楽しい時間を、特別な体験を」とフライングプラネタリウムを申し込まれた施設も多くみられました。

広大な宇宙の中の、ちっぽけな地球に生まれた生命の、46億年のリレーの果てに今の私たちがいます。

星空の下で、私たちはみな等しく小さな命です。

多くの人がマスクを外して外を歩くようになった今も、病気や障がいある子どもたちとその家族は閉塞した環境の中に取り残され、孤立感を深めています。

このような時だからこそ、子どもとそのご家族に、プラネタリウムの星空を届けて、星空の下でみんなつながっているというメッセージを届けてまいりたいと思います。

 

<いただいた感想から>

「Voyager~まだ見ぬ君へ~」を見て、Voyagerに夢中になった息子が絵を描きました。Voyagerと、木製、土星、海王星、すばる、そして”Pale Blue Dot”の地球です。一生懸命書いていました。

<障害児のご家族から>

花火が大迫力でした。何年かぶりで花火が見られてうれしかったです。

<病院で療育をされている方から

 

 

助成対象事業の詳細はこちら

 

 


2023年度の活動につきましても、寄付募集を行っております。
皆様の温かいご支援を何卒よろしくお願いいたします。

難病児・障害児に安心して自然体験できる機会を届けたい