2025年度事業完了のご報告(NPO法人そいる)

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2025年度事業完了のご報告(NPO法人そいる)

いつもNPO法人そいるの活動にご理解とご支援を賜り、まことにありがとうございます。

みなさまのご支援のおかげで、2025年度の事業 「やりたい!」を「できた!」に変える自助具を子どもたちに届けます! を完了することができました。

身体機能に何らかの不自由や不便があるお子さんに、生活の中で「やりたい!」と思ったことを成功するための自助具を作成し、お届けしました。

「仕方がなく使う」自助具ではなく、「使いたい」と思える”かわいい自助具”を作成するためにデザイナーと協業して取り組みました。

また、自助具の選択肢を広げていくために兵庫県内でお子さんのリハビリテーションを行なっている病院や施設に自助具を送付しました。

さらに、自助具を使うことが「特別なことではない」「自分も使ってみたい」という認識を広げていくため、地域のお子さん向けのイベントを開催しました。

2025年度は新たな自助具の開発には至りませんでしたが、既存の自助具に対してサイズや角度の調整など、複数の改良を行いました。

シジュウカラ:
「上手にスプーンを 持てるようになりたい!」というお子さんの思いから生まれた、スプーンの三指持ちを練習するためのグリップです。 手のひらと親指・ひとさし指・中指にフィットし、 持ち方が安定します。グリップを使用することで、 薬指と小指の安定性も高まります。今回は別の種類のスプーンに対応できるように改良しました。

オニオオハシ:
マレット(バチ)を保持しつづけることをサポートし、演奏の動作に集中できることが、「自分でしている」実感につながる自助具です。今回は直径の種類を増やすことで、マレット以外の道具の保持もサポートできるよう改良しました。

ステゴサウルス:
スプーンを持って口に運ぶ動作をサポートする自助具です。「自分でしている」という実感が、「食べること」への意欲につながります。今回は柔らかい素材を使うことで歯ブラシなどにも使えるように汎用性を拡大しました。

2025年度はこれらの自助具を延べ4名のお子さんにお渡しできました。
子ども一人ひとりの身体的・発達的特性に応じた自助具の作成および改良を通して、「やりたい」という気持ちを「できた」という成功体験につなげる支援ができたと考えています。

また、県内12箇所の小児リハビリ施設等に自助具を15個ずつ計180個を送付することができました。送付先の施設からは、「お子さんたちが積極的になり、活動の幅が広がっている」との報告をいただいています。

イベントは予定通り2回開催。計11名のお子さんとそのご家族が参加しました。
参加したお子さんたちは、自助具に興味を示し、さまざまな質問をしてくれました。障がいや自助具について理解を深めてもらう良い機会となりました。

お子さんのご家族からは、「障がいの有無に関わらず、自助具を使うことでできることが増え、不便が解消され、生活の質が向上すると思う」とのご感想も寄せられました。

小規模な取り組みではありましたが、自助具の送付やイベントは、“かわいい自助具”の認知度向上や、自助具の使用が特別なことではないという認識の広がりに寄与したと考えています。

このように「やりたい.できた.ラボ」の活動を進めることができましたのも、みなさまのご支援のおかげと心から感謝しております。

2026年度も「やりたい.できた.ラボ」を通してお子さんたちの力になれるよう取り組んでまいります。引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

 助成対象事業の詳細はこちら

2026年度の活動につきましても、寄付の募集を行っております。
皆さまの温かいご支援を何卒よろしくお願いいたします。

「やりたい!」を「できた!」に変える自助具を子どもたちに届けます!