コンビニやレストランで見かける募金箱、街頭募金、ネットでの寄付募集・・・。
私たちが生活する中で、寄付の呼びかけを目にする機会はたくさんありますが、「寄付をしたいけど、どこにしたらいいのかよく分からない」「寄付したお金は、どうなっているんだろう?」と、一歩前で立ち止まってしまうことはありませんか?
今回、そのような方向けに、「寄付ってこんな感じ!」というイメージをお持ちいただけるよう、お金をまわそう基金へ寄付していただいている方に、寄付体験をざっくばらんに語っていただきました。
寄付の素敵な一面を知って、行動するきっかけにしていただければ幸いです!
初回は、左近充(さこんじゅう)崇人さんにお話を伺いました。
現在、さわかみ投信株式会社でコンプライアンス室長として働いています。
私の寄付体験
けど、コンビニ寄付は、最近キャッシュレスが増えたからあまりしなくなっちゃいましたね。
お金をまわそう基金で寄付を始めたきっかけは何だったんですか?
あと、翌々月には、Colabo(※)さんのセミナーにも参加しました。
やっぱり直接話を聞くと良くわかるし、困ってる人に少しでも役立ててもらえば嬉しいと思いました。※2020年9月時点、お金をまわそう基金での寄付受付はしておりません。
お金をまわそう基金はグループ会社だし、安心して託せると感じたから毎月定期的に寄付をするようになりました。
家庭や自然などの、自分を取り巻く環境を意識するようになりました。特に子どもには幸せに生きてほしいと思う。それは自分に子どもができて育てることで、より感じるようになりました。不憫と感じてしまう子がいることは、すごく悲しいことですよね・・・。
学生の頃も、バイトしたお金で好きなもの買ったり、「お金がない」って困ってる友達にあげちゃったり。誰かの役に立つなら、いいですよね。
お金の問題で夢を諦めない!
自分は昔ミュージシャンをしていたことがありました。今さわかみ投信で誇りを持って働いていますが、資産形成をしていくことで夢を諦めないで済む世の中になってほしい。そう思いながらやっていますね。
お金が全てじゃないけど、お金が解決できる問題もありますよね。
そういう状況に対して、寄付しようっていう気持ちが少しあれば、世の中ギスギスしないのかなと思います。
お金をまわそう基金に期待すること
寄付先ももちろん増やしてほしいけど、寄付してくれる人をもっともっと増やして欲しいなと。それで、子ども、文化の継承、地域の課題、その他いろんなことを解決してほしいです。ドラゴンボールの元気玉のように多くの人から少しずつ募って大きくなって、課題を解決してほしい。
こんな社会を作りたい!
子どもが幸せに暮らせる世の中、夢を諦めないで進むことが出来る世の中ですね。寄付も投資もすぐに結果がでるものではないですが、世間を揺るがす事件や悲しいニュースはお金に起因することも多いですよね。
投資信託で資産形成することもその解決策だし、働いたお金から寄付することにより、それが必要な人に行き渡る。
時代を超えて循環して優しい気持ちであふれてほしいなと。
ありがとうございました!
**編集後記**
今回お話を伺い印象的だったのは、左近充さんの「誰かの役に立つ」という思いです。
お金を手放すと、まるで自分の手元が空っぽになってしまうような気持になりますよね。
ですが、例えば野菜を買うためにお金を払えば、払ったお金は野菜を作った人やお店の人に届きます。それと同じように、例えば子どもを支援する団体に寄付したら、子どもたちが勉強したり色々な経験をしたりするためにつかわれます。
自分が手放したお金は消えてしまうわけではなく、誰かの手元に回っていって、生かされているのです。
「誰かの役に立つ」と思ってお金をつかう、そういう思いでお金を回す人が増えたら、豊かで優しい世の中になっていくのではないかなと、話を聞きながら思いました。
お金をまわそう基金 田川