お金をまわそう基金での取り組みを通じた将来への展望

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お金をまわそう基金での取り組みを通じた将来への展望

東北福祉大学 澤尻雄飛です。
5日間に渡るインターンシップを通して、初日から最終日まで非常に貴重な時間を送らせて頂くことができた。お金をまわそう基金の理念や業務内容というものを肌で実感できた他、公益社団法人日本駆け込み寺、一般社団法人Colaboからもご協力頂き、大学生活では経験することのできない濃密な体験に数多く接することができました。中間支援団体という抽象的なイメージを持ちスタートした初日でしたが、実際に助成先団体の活動や参加されているボランティアの方々とのお話を通し、社会貢献団体の必要性・その意義が鮮明に心に残る5日間となった。

 

事業体験・事業視察を通して

2日目は公益社団法人日本駆け込み寺、3日目では一般社団法人Colaboでの事業体験・事業視察に参加させていただき、社会貢献の多様性と多角的な角度からの支援が存在することを強く感じた。それぞれの助成先団体に固有の信念や思いがあり、「人を救う」と一概に言っても様々なアプローチの方法があると改めて感じた。行っている支援は違うが、どの助成先団体も根本には「助け合い」という信念があり、全力で社会に存在し複合化する問題へと取り組んでいる。今回、その一員として活動に参加させて頂くことで良い面、悪い面両方の視点から社会の現実というものを目に焼き付けることができた。

 

将来の展望

私自身は将来的に中間支援団体・NPO法人などへの就職を考えていたが、今回のインターンシップを通し、より一層社会を知り経験値を高めていかなければ即戦力として働くことは困難であると感じた。体験・視察を通しても世の中には私が考えられないほどの人生の悩みやトラブルが存在しており今の状態では必要な知識をもって適切な対応が出来ない。大学生活でのボランティアはサークル、ゼミの活動から何度も行ってきたが、日本駆け込み寺・Colaboへ伺わせていただくと、社会貢献というものの奥の深さを非常に強く感じる。大学に戻った際には改めて今の自分には何が必要で、これから先どのように社会の一員として生きるのかもう一度考え直してみたい。

 

インターンのまとめ

5日間の短い日数でしたが社会の惨状や、それを救う人々に直接触れ自分自身の考えにより一層深みが増した。5日間を通し学んだことを大学生活や就職活動へと活かし、いずれの仕事に就くにせよ信念・志を持った人間として社会を生きてゆきたい。