いつも当基金の活動にご支援を賜り、まことにありがとうございます。
皆さまからの温かいご支援のおかげで、「特定非営利活動法人みらぽて」による、学校が苦手な子がみんなと安心して過ごせる居場所づくりを行う事業への寄付が目標額を達成しました!
皆さまのお力添えに心より御礼申し上げます。本当にありがとうございました!
-----みらぽてからお礼のメッセージが届いています!-----
今年度も、沢山の方々よりご寄附をいただき、目標金額を達成することができました。
皆様の温かい応援のお気持ちが、子どもたちとそのご家族に届くと思うと心強い限りです。ご支援いただき、本当にありがとうございました。
学校に行きづらい子どもたちの居場所である「みらぽてLAB.」は、開設5年目を迎えました。
家や学校以外の居場所として、毎回平均4~5名の小中学生が安心できる時間を過ごしています。
毎回の利用者は少ないですが、賑やかなところが苦手だったり、大人にじっくりと関わってほしい子にとって無くてはならない場所になっていると感じます。
皆様のご支援は、学生ボランティアへの謝金に充てさせていただきます。
昨年から引き続き学生ボランティアが常駐してくれており、それが子どもたちの安心につながっています。
その結果、以前より子どもたちの表情が豊かになって、感情表現も少しづつ見せてくれるようになっています。また、卒業していった子も安心を求めてたまに顔を見せに来てくれます。
今年は、近所の助産院さんがご厚意でキッチンダイニングを開放してくださり、お昼ごはんにご同席くださっています。
ごはんは調理ボランティアさんと料理に興味のある子、スタッフが力を合わせて手作りしています。
メニューの内容は、その時の持ち寄りや寄付などで集まった材料で決まります。また、子どもたちが食べたいメニューがある場合は、一緒に買い出しに出かけます。
それまで昼食は各自持参にしていたのですが、コンビニで買ったお菓子をお昼ごはん代わりにしている子がいたほか、毎回昼食代を用意することが負担になるご家庭もあり、改善が必要と感じていました。
助産院さんのご協力により、今は出来立ての温かい料理をみんなで揃って食べることができています。
子どもによっては好き嫌いがある場合もありますが、それも人に伝えて助けてもらうか、我慢して食べるか、残すのかその子自身が考えて行動に移しています。
食卓を囲むことが小さなコミュニケーションにもつながって、たまにしか会わない子どもたち同士でも絆が生まれてきています。
また、助産院は、子どもたちにとっては「食堂」であると同時に「保健室」のような場所にもなっています。
毎週一緒に食事をしてくださって、いつでも相談できる看護師さんと知り合えたことは、子どもたちの大きな安心につながっています。
このように、地域の方々のご協力があってみらぽては子どもたちが学校や家以外で安心して過ごせる居場所であり続けられています。
これからも学校へ行きづらい子どもたちの居場所を守り、親御さんへのサポートも続けていきたいと思います。
今後ともみらぽてへのご支援の程、よろしくお願い申し上げます。
特定非営利活動法人みらぽて
理事長 宮永 麻紀
スタッフ一同