2023年度のNPO法人秋川流域生活支援ネットワークの活動にご支援いただき、まことにありがとうございました。
当法人では、重症心身障害児の「放課後」にあたる夕方の時間帯に、余暇活動の提供や医療的なケアを行っています。放課後等デイサービスのため、対象は小学校入学から高校卒業までの12年間となります。
【事業の特徴】
重症心身障害児は、重度の知的障害と重度の肢体不自由をあわせもった子どもです。自分の力で動いたり活動したりすることが困難なため、生活においてはほぼすべてに「全介助」を必要とします。日常生活の中でも最も介助を必要とするのが「入浴」だといわれており、ご家族の介助負担が重くなる一因となっています。
当事業では、放課後等デイサービスとしては実施義務のない「入浴サービス」を家族支援の一環として提供しています。お金をまわそう基金からの助成金で、看護師を規定よりも1名多く配置できたことで、安全な入浴サービスの実施が可能となりました。
【利用者数】
年間を通して9名の利用がありました。
小学5年生:2名
小学6年生:1名
中学1年生:1名
中学2年生:4名
高校1年生:1名
放課後等デイケアの現場には子どもたちの笑顔があふれています。皆さまからのご支援のおかげで、子どもたちとそのご家族に安心安全な支援環境が構築できましたことを心から感謝申し上げます。
今後も私たちの活動をお見守りいただけますと幸いです。引き続きのご支援をよろしくお願い致します。
2024年度の活動につきましても、寄付の募集を行っております。
みなさまの温かいご支援を何卒よろしくお願いいたします。