2022年度事業完了のご報告(特定非営利活動法人Gumi)

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2022年度事業完了のご報告(特定非営利活動法人Gumi)

特定非営利活動法人Gumiの活動をご支援いただき、誠にありがとうございました。

2022年度は、予定通り不登校や引きこもりの子ども、若者のサードプレイス「フリースペースGumi」の開設をすることができました(名称を「Gumi」ではなく「colors」に変更して実施)。また、主にデジタル機器や文化に触れながら、様々な体験や交流をする取り組みを実施しました。

 

フリースペースの様子

 

具体的には、eスポーツカフェで交流を図る活動では、中学生4名でeスポーツカフェに2回行くことができました。また、デジタル機器を利用してオンラインで繋がる活動も実施し、スタッフも友達的役割を持ち、子どもの安心感に繋がるアプローチをすることができました。

デジタル機器の使⽤による学び場づくりに参加した子どもたち(7名)へのアンケートでは、6名が「外出の頻度や人との交流の機会が増えた」と回答、5名が「困った時に相談してみようと頼りにできる大人が増えた」と回答しました。また、活動の帰りの車内で子どもから相談を受け、将来の進路について話し合う場面があるなど、子どもたちはゲームや動画編集など興味関⼼のあるテーマや媒体を通じて楽しみを感じ、他者との交流を深めたり信頼関係を構築したりすることができました。

「学習意欲の向上」においては大きな変化はありませんでしたが、5名が「新たな目標を持ったり将来に向けて前向きに考えることが増えた」と回答し、子どもたちは当法人の活動に参加したことで、自分の将来について考える機会を得ることができたと思います。

アンケートでは⼦どもと保護者の回答が異なることもあり、家庭では⾒えづらいけれども、⼦ども⾃⾝は着実に学びや気づきを得て成⻑していることが予想されます。⼦どもたちを、家庭だけでなく地域で⾒守る重要性について、今後も考えていきたいと思います。

 

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