子ども・若者のフリースペースGumi 学び場プロジェクト

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子ども・若者のフリースペースGumi 学び場プロジェクト
支援総額
312,919
52.15%
目標金額
600,000
支援者数
7
募集のこり
0
  • 募集団体は 特定非営利活動法人 Gumi です。
  • 本事業の寄付受付は終了しました。現在、募集中の事業は団体名をクリックしてください。

代表挨拶

 

私たちが掲げる運営ミッションは、子どもの育ちを巡る環境の変化に対して起こる社会問題を早期に発見し、予防や解決につなげることです。現在は子どものスマホ・ゲーム依存問題や不登校、引きこもり問題に焦点を合わせて活動しています。

この事業では、人口約2万人の愛媛県伊予郡砥部町で、不登校の子どもに対する居場所支援を行います。

本来、自分の居場所は与えられるものではなく、一人ひとりが選ぶものだと思います。子どもたちを主体とした「1日を笑顔で終われる居場所づくり」に取り組みたいと考えています。皆さまのご理解とご支援をよろしくお願いいたします。

特定非営利活動法人Gumi
代表理事 古谷 大志

 

 

活動のきっかけ

私が社会福祉士としてスクールソーシャルワーカーの活動している時に、虐待により満足な食事が摂れない子どもとの出会いがきっかけでした。2018年にGumiの前身となる子ども食堂を運営する任意団体を立ち上げ、3年間の活動で1500食の食事提供、生活困窮家庭に対して700回を超える宅配を実施しました。

 

活動を通じて子ども家庭が抱える様々な生活課題に関わってきましたが、その中でもスマートフォンやオンラインゲームがやめたくてもやめられない問題(ゲーム依存)に対する支援の必要性を強く感じたことから、2021年8月にNPO法人Gumiを設立し、この問題に組織的、専門的に取り組んでいくことになりました。

当団体の会員は福祉や教育分野の有資格や現任者を中心に構成されていますが、専門職集団が一方的な支援を行うのではなく、当事者である子どもや保護者、地域住民と一緒に活動していく姿勢を大切にしています。

 

社会課題

令和2年度児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果によると、2020年度の全国の小中学校における不登校児童生徒数は8年連続で増加し、19万6127人と過去最多となっています。

不登校の要因には様々なものがありますが、調査では学校に行けない理由として小、中学校ともに「無気力、不安」が約半数を占めています。これはいじめや学力不振など明確な理由がないことで、本人や保護者、学校関係者も解決の糸口が見えない状況が続いています。

 

 

 

事業の概要

不登校や引きこもりの子どもを対象としたフリースペース「Gumi(仮称)」(愛媛県伊予郡砥部町で2022年10月に開所予定)を開所し、子どもが安心できる場所であると同時に、様々な学習や体験を通じて社会との繋がりを持てる居場所を作ります。

まずは参加のハードルが低いフリースペースから事業をスタートして人員や学習支援体制を整備し、2024年4月には、行政機関の認可を得てフリースクールへの転換を目指します。

このフリースペースは、毎週月・水・金曜日は自由に過ごせる自習スペースとして開放し、火・木曜日は、教員OBや大学生等による学習支援や、パソコンやタブレットを利用したプログラミング学習を実施します。また、屋外スポーツやeスポーツカフェでの交流活動により、社会性を身につける取り組みも実施します。

 

 

なぜ助成対象事業が必要なのか

不登校の支援として、学校以外の学びの場は全国的にも増加しています。例えば、民間フリースクールや適応指導教室、遠隔授業などがあります。

しかし、砥部町には現時点でこれらの取り組みは実施されていないため、利用するには、町外の施設に通う必要があります。遠方のため、母親が仕事を辞めて送り迎えをしている家庭もあります。(下記の砥部町の「切れ目のない子育て支援体制」を見てみると、「交流・居場所」に関して、小中学生、特に中学生の支援(赤い点線部分)は少ないことが分かります。)

このような地域特性から、本町においては学校以外の学びの場を選択するハードルが非常に高いという特徴があります。フリースペースの開設によりまずは子どもの選択肢を広げる必要があります。

そして、学びの場として機能させることで教育格差の是正にもつながると考えています。

 

 

 

受益者に何をもたらすか

フリースペースでは、健康的な生活習慣を維持しながら、子どもが主体的な学習や体験活動を通じて徐々に役割や出番を獲得し、自尊感情や自己肯定感を育むことができます。

これらは将来役立つ「受援力(困った時に他者に困ったと言える力、他者を頼る力)」の獲得にも繋がります。

また、フリースペースには砥部町のスクールソーシャルワーカーが定期的に訪問します。

「また学校に行ってみたい」「学校の勉強がしたい」「進路を相談したい」など、学校に対する子どもの気持ちやニーズに変化があれば、ソーシャルワーカーを通じてすぐに学校と連携を図ることができます。

 

 

 

 

 

寄付で実現したいこと

・教員OBや大学生等の学習支援スタッフ、受付や広報業務スタッフに対する謝礼金 422,400円

学習教材、オンライン授業に使用するプロジェクター、パソコンや職業体験に必要な

 タイピングソフトや動画編集ソフト、プログラミング体験に使用する教材費 141,600円

・eスポーツカフェの施設利用料(交流活動) 36,000円

 

ご支援のお願い

子どもの不登校は、学校に行けないことによる学力低下や進路への影響、自己肯定感の低下や心理的負担等により、将来的に失業やひきこもり、孤立、経済的困窮状態に陥る、いわゆる「社会的排除」のリスクがあるとされています。

不登校をゼロにすることは難しいですが、仮に不登校になったとしても、本人や家族が安心して暮らせる地域社会は作ることができると考えています。その目標に向かって全力で取り組みますので、皆さまからの温かいご支援を、どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

団体概要

団体名 特定非営利活動法人Gumi
所在地 愛媛県伊予郡砥部町
お問い合わせ 電話:089‐904‐6031(受付時間:10時~17時、月~土)

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当プロジェクトの事業計画

事業名 子ども・若者のフリースペースGumi 学び場プロジェクト 
事業実行団体 特定非営利活動法人 Gumi
事業内容 不登校や引きこもりの子ども、若者のサード・プレイス「フリースペースGumi」(愛媛県伊予郡砥部町で2022年10月に開所予定)を開所し、子どもや若者が安心できる場所であると同時に、様々な学習や体験を通じて社会との繋がりを持てる居場所を作る。まずは参加のハードルが低いフリースペースから事業をスタートして人員や教育体制を整備し、2024年4月には、行政機関の認可を得てフリースクールへの転換を目指す。(見守りの場から教育の場への転換)
事業期間 2022年4月1日~2023年3月31日
総事業費 645,700円
当サイトでの募集金額 600,000円

【内訳】

・教員OBや大学生等の学習支援スタッフ、受付や広報業務スタッフに対する謝礼金 422,400円

・学習教材やオンライン授業、体験プログラムに必要な機器の購入 141,600円

・屋外活動の施設利用料 36,000円

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