「難病児の夢の実現とご家族の思い出づくり」事業のボランティア体験

「難病児の夢の実現とご家族の思い出づくり」事業のボランティア体験

難病児の子どもとご家族を東京に招待し、夢の時間を過ごしていただくためのお手伝いをしている『公益社団法人ア・ドリーム ア・デイ IN TOKYO』(以下「ア・ドリーム ア・デイ」)。

ターミナルステージに移行する恐れのあるお子さんも対象に、これまで日本全国から約90家族を受け入れてきました。

 

東京ディズニーランドへ

11月17日~11月20日に病児とそのご家族の旅行支援がありました。

今回はその二日目、東京ディズニーランドで過ごす一日に同行させていただきました。

病児は5歳の女の子。医療器具は装着しておらず自立歩行も可能ですが、重い病気を抱えています。下の子は3歳の男の子。

ふたりはとても仲が良く、ひとときも離れようとしません。真面目で実直なお父さん、優しく可愛らしいお母さんの4人家族です。前日に飛行機で東京までやって来ました。

同行者は企業のCSRから参加している頼もしい4名のボランティアさん。リーダーはア・ドリーム ア・デイに携わってから10年というベテランです。

今回はお金をまわそう基金のスタッフ2名もボランティアマニュアルを手に参加させていただきます。ボランティアマニュアルは病児やご家族が安心・安全に東京旅行を楽しめるよう、詳細な事柄まできめ細かく決められており、ア・ドリーム ア・デイのこれまでの活動の積み重ねを感じます。

支援企業より宿泊施設としてご提供いただいている社員研修センターから、総勢10名で車に乗り込み一路東京ディズニーランドを目指します。朝方まで降っていた雨も上がり、現地に到着したときには素晴らしい青空が広がっていました。

 

「きょうだいがいてよかった」

「下の子はおばあちゃんに育ててもらったようなものなんです」と言うお母さん。

今日は下の子をたくさん抱っこしてあげています。上の子が発病してから家族で旅行ができるなんて思ってもみなかったこと、昨夜は子どもたちも嬉しすぎてなかなか寝つけなかったことなどを穏やかな口調で話してくれます。

手をつないで歩く子どもたちを見ながら、しみじみと「きょうだいがいてよかった」とお母さんは言います。きょうだいがいることで、二人は一緒に遊び、笑い合い、助け合える。お母さんも悲しみや苦しみの中で心が折れそうになったとき、仲の良いきょうだいの姿に癒され、気持ちを前向きに保つことができるのでしょう。

 

夢の時間

現在、お父さんは仕事の都合で地元に残り、お母さんと子どもたちは病院のある県外で暮らしています。

今回、子どもたちも久しぶりにお父さんと会ったそうで、恥ずかしいのか、あまりお父さんのそばに行こうとしません。お父さんが手をつなごうとすると振り払い、お父さんに抱っこされてもすぐにお母さんのそばに行きたがります。

ぎこちないやりとりに「なかなか会えないですからねぇ。」と苦笑いのお父さん。お父さんの愛情豊かな視線はいつも家族の姿を追っています。

この日はミッキーマウスの誕生日ということもあって、園内は混んでいました。

しかし、ディズニーリゾートを知り尽くしているボランティアさんたちの活躍のおかげで、子どもたちはパレードやショーを観て、アトラクションを楽しみ、欲しがっていたラプンツェルのポップコーンバケットも手にすることができました。子どもたちはずっと笑顔です。

食欲も旺盛で、昼食をたくさん食べ、疲れも見せず夕方まで遊びます。最後にショップでお気に入りのおもちゃを買い、出口に向かっていたら、そこには病児が会いたがっていた大好きなラプンツェルがいました!病児もさることながら、お父さんやお母さん、ボランティアさんまで大興奮。今日の幸運を皆で喜び合いました。

いつの間にか子どもたちはすっかりお父さんに甘えていました。「パパがいい!パパじゃなきゃいやなの!」と抱っこをせがみます。嬉しそうなお父さん。お母さんは「本当に夢のよう。帰りたくない」と笑います。晩秋の柔らかな日差しが子どもたちの頬に降り注ぎ、この上なく幸せな時間が流れていきました。

 

寄付への感謝

今回の「夢の時間」も多くの方のご支援のおかげで実現しました。楽しい思い出は、ご家族のこれからの日々の励みとなり、希望をもたらしてくれるはずです。

本当にありがとうございました。心より御礼申し上げます。

 

ア・ドリーム ア・デイの活動

ア・ドリーム ア・デイでは、難病児とそのご家族で過ごす思い出作りの旅行をサポートしています。

医師の同伴が不可欠な難病児の支援は数多くの実績があり、重症児や希少難病児の支援に力を入れています。応募者は常に20名を超えており、2年ほどの待機が生じています。

難病児に2年の待ち時間は長過ぎます。待機時間を削減し、より多くの子どもたちの夢を実現できるよう、皆さまのご支援を心よりお願いいたします。

 

~ご支援のお願い~

お金をまわそう基金では、公益社団法人ア・ドリーム ア・デイ IN TOKYOへの寄付を受け付けています。

頂いた寄付は、今回ご紹介したような難病児の夢の実現とご家族の思い出作り「夢の時間」の資金に充てられます。

・頂いた寄付は全額を公益社団法人ア・ドリーム ア・デイ IN TOKYOへお届けします。
・お金をまわそう基金への寄付は税制優遇措置の対象となります。

皆様からのご支援を、どうぞよろしくお願いいたします。

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