2025年度もNPO法人みらぽての活動にご理解とご支援をいただき、誠にありがとうございました。
みらぽてでは、学校に行きづらさを感じている子どもたちや不登校傾向にある子どもたちが安心して過ごせる居場所を運営しています。皆さまのご支援のおかげで、2025年度は、年間で48回開催し、延べ約240名の子どもたちに居場所を提供することができました。心より感謝申し上げます。
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子どもたちに必要な「第3の居場所」
現在、全国で35万人の小中学生が不登校となっています。子どもが不登校になった際、子どもの気持ちを無視して学校へ連れて行っても、状況は悪化してしまうことがほとんどです。子どもたちの生活の場が「家庭」と「学校」だけでは、学校に行けなくなった子どもたちは家に籠りがちになってしまいます。だからこそ、学校でも家でもない「第3の居場所」が必要です。
2025年度も、みらぽては毎週月曜日の10~16時まで、地域のコミュニティセンターや近隣の施設を利用し不登校や学校へ行きづらい子どもたちが安心して過ごせる居場所を運営しました。
週の始まりである月曜日は、不安や緊張から気持ちが落ち込みやすく、外に出るきっかけを持ちにくい子どもも少なくありません。そんな月曜日に実施することで、子どもたちに学校のある時間帯に家庭以外の場所で過ごす習慣が生まれ、昼夜逆転の防止や、生活リズムの安定につながっています。また、週の残りの日はホームエデュケーションや適応指導教室など、それぞれのペースに合わせた学びや生活へとつなげることができています。

地域のボランティアとともに子どもたちを支える
学校に行きづらさを抱える子どもたちの中には、多人数の集団や賑やかな環境に強い不安を感じる子も少なくありません。そのため、みらぽては、各回10名以下の少人数で実施し、一人ひとりが安心して過ごせる環境を大切にしています。
活動では、学習だけでなく、昼食づくりや、絵画などの創作活動をはじめ様々な体験プログラムなどに取り組みました。
子どもたちを支えているのは、地域の方や不登校経験者とその保護者などのボランティアです。地域の方が継続的に関わってくださったこと、不登校の経験を持つ若者が子どもたちと同じ目線で寄り添ったことが、子どもたちの「自分のことを分かってもらえる」という安心感につながりました。
継続して通っているうちに、子どもたちの表情は明るくなり、自分の気持ちを少しずつ言葉にできるようになってきました。不登校を経験した若者の存在は子どもたちにとって大きな希望につながっており、前向きに将来を考え、自分の将来について話す姿も見られるようになりました。
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まだまだ地域には支援につながれていない不登校の子どもがいます。今後は、学校や関係機関との連携をさらに深めるとともに、体験利用や短時間利用など一人ひとりの状況に応じた柔軟な参加方法を整え、より多くの子どもたちに支援を届けられる体制づくりを進めてまいります。
これからも学校に行きづらい子どもたちが安心して過ごし、自分らしく一歩をふみだせる居場所を守り続けていきたいと考えております。引き続き温かいご支援をよろしくお願いいたします。
