2025年度事業完了のご報告(一般社団法人星つむぎの村)

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2025年度事業完了のご報告(一般社団法人星つむぎの村)

いつも星つむぎの村の活動にご理解とご支援を賜り、まことにありがとうございます。

 

私たちの活動

私たちの「病院がプラネタリウム」は、出張プラネタリウムや、オンラインで星空を届ける「フライングプラネタリウム」を通して、病院や施設、在宅療養環境で過ごす子どもたちとそのご家族に、星空をお届けしています。

日々の暮らしの中で生命の危険に直面したり、さまざまな制約を抱えたりすることで、社会からの孤立を感じることのある子どもたち。

私たちは、「一緒に星空を見上げる」場をつくることで、病気や障害があっても、誰もが同じ社会の一員であり、かけがえのない一つの命として存在していることを、お互いに認め合える機会を届けています

2025年度は、全国の病院などを対象に、出張プラネタリウムを136件、フライングプラネタリウムを17件、合計153件実施し、延べ11,678人の皆さまに星空を届けることができました

年度当初に掲げた目標を大きく上回り、全国各地で多くの子どもたちやご家族と「一緒に星を見る」時間を共有できたのは、皆さまからの温かいご支援によって、人件費や備品費などの活動に必要な費用を確保することができたからです。

スタッフを確保できたことで、希望日程が重なった場合にも、できる限り多くの場所へプラネタリウムを届けることができました。また、投影機材に不具合が生じた際にも、機材を入れ替え、活動を継続することができました。

皆さまからいただいたご支援が、星空を見上げる子どもたちの歓声につながっています。

この活動を支えてくださった皆さまに、心より感謝申し上げます。
本当にありがとうございました。

医療の現場から

活動の現場では、病院のプレイルームや個室、在宅療養中の子どもたちの部屋に星空が広がり、家族や医療スタッフとともに「一緒に星を見る」時間を重ねました。

病院によって対応は異なるのですが、NICUやICUなどリスクが高い子どもさんの元にも星空を届けてほしいと依頼される機会が増えてきました。

たくさんの医療機器に囲まれた中で、遮光も十分にはできないけれど、なんとか星空を見せてあげたいと思うご家族や医療スタッフのみなさんの熱い想いを受け止めて、そのお子さんが生まれた日の星空を天井に映し、満天の星の下での時間を共有しました

この星つむぎの村らしい投影が行えたのは、皆さま方からの支援により人件費・備品費を確保でき、スタッフ体制を維持できたことも大きな要因です。

お陰様で、ご家族の心に、お子さんと過ごした大切な思い出として長く残っていくのだろうと感謝しています。

 

星空を体験した子どもたち

医療的ケア児や長期入院中の子どもたちが、病室や自宅で満天の星空を体験し、孤立感の軽減や希望の回復につながりました。

ライブでの語りと映像を組み合わせたプラネタリウムが、子どもたちの感情を豊かに引き出し、強い共感を生みました。

プラネタリウムを見た子どもからは、「とても心が軽くなるような、いやなことを忘れられる時間でした 」という言葉が聞かれました。

ご家族や医療スタッフからも「この体験が息子と私を成長させてくれた気がします 」「子どもたちの歓声は感動的ですらありました 」など、肯定的な感想が寄せられました。

 

きょうだい支援団体と

また、きょうだい支援団体と協力し、病気や障害のある子どものきょうだいを対象としたプラネタリウムイベントを山梨県で開催しました。

普段は我慢することの多いきょうだいたちが、家族とともに安心して星空を見上げ、笑顔で語り合う時間が生まれました。

星空は病気や障害のある本人だけでなく、その家族全体を支える力を持っていることを改めて実感しました

これからも「病院がプラネタリウム」を通して、一人ひとりが社会の大切な一員であることを実感できる時間を届けるとともに、病院から社会へ、インクルーシブな星空体験の輪を広げてまいります。

星空が包む子どもたちがひとりでも多くなりますように、引き続きのご支援をよろしくお願いいたします。

 

助成対象事業の詳細はこちら 

2026年度の活動につきましても、寄付の募集を行っております。
皆さまの温かいご支援を何卒よろしくお願いいたします。

みんなで一緒に星を見よう

~病児・障がい児に星空を届ける 「病院がプラネタリウム」