山本能楽堂セミナー開催『つなぐ~日本の伝統芸能「能」を世界へ~』

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山本能楽堂セミナー開催『つなぐ~日本の伝統芸能「能」を世界へ~』
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能の歩み

「能楽」は、社会状況により変化を繰り返しながらも現代に生きる演劇としてその歩みを続けています。日本を代表する伝統芸能として室町時代から約650年にわたって口伝で繰り返し教え、今日まで伝承されてきました。室町時代に観阿弥・世阿弥親子によって大成され、足利義満の庇護を受け、戦国時代に武将たちに愛されましたが、特に豊臣秀吉は能を自ら舞うなど能に熱中し、秀吉によって能は大きく発展しました。その後、江戸時代には幕府の式楽(公式行事に演じられる芸能)として洗練された高度な芸として、現在の能のかたちが完成します。その後、明治維新により、一時は崩壊の危機を迎えますが、貴族や華族、財閥が能を支援したことで再興し、現在まで途切れることなく能の魅力は伝えられ続けています。

伝統芸能を守りつつ、その信念と情熱を世界へ発信する活動

「能は敷居が高いもの、難解な物」と思われがちですが、能は想像を楽しむ芸能です。山本能楽堂では「敷居が高く初心者がたのしむにはハードルが高い・・・」というイメージを刷新するため、「開かれた能楽堂」というコンセプトで活動を続けています。その活動は難解だと思われがちな能楽を、現代に生きる人々とつなぐため、あらゆる方法に挑戦し、海外でも積極的に活動を展開しています。「能」という伝統芸能を通して多くのアーティスト、国内外の人たちとのつながり、文化を通じた国際相互理解を深めるための活動についてお話しいただきます。また能の謡(うたい)を体験していただき「本物の日本文化」のもつ魅力や底力を体感していただこうと思います。

シビウ国際演劇祭25周年記念 能楽特別公演

ルーマニアの中央に位置するシビウは、中世の街並みがそのまま残る大変美しいまちです。1994年にスタートしたシビウ国際演劇祭 は、イギリスのエディンバラ、フランスのアヴィニヨンとともに、ヨーロッパ三大演劇祭として知られています。毎年世界70ヶ国から約500の団体が参加し、10日間にわたり演劇・ダンス・ストリートパフォーマンス等、クオリティーの高いパフォーマンスが街全体で繰り広げられ、世界から約70万人の人々が訪れます。日本からもこれまでに故・中村勘三郎氏、野田秀樹 氏、野村萬斎 氏などが招かれ、日本の舞台芸術をヨーロッパの人々に披露してきました。
山本能楽堂は、2016年に能として初めて招かれ大喝采を浴びました。昨年も招聘され、能の公演のみならず、ワークショップやストリートライブ能をおこない、シンポジウムにも参加するなど、能の魅力を多角的に発信しました。
3年目となる本年は、総監督のキリアック氏から、戦没者の慰霊碑が内部に残るチスナディオラ要塞教会で魂の鎮魂のための公演とおこなってほしいと要請を受け、能「敦盛」を上演します。また、演劇祭の中心となるラドゥ・スタンカ劇場側に新たに作られた野外劇場で、薪能形式で能「土蜘蛛」を上演し、日本の伝統芸能の美意識や静謐さを伝えます。さらに、首都ブカレストでは、チャウシェスクも愛した国立ブカレスト劇場で能「小鍛冶」の公演をおこない、歴史的に親日家の多いルーマニアの人々に「本物の日本文化の魅力」を体感していただき、国際相互理解を深め、日本文化の素晴らしさを伝えます。

 

開催概要

タイトル つなぐ~日本の伝統芸能「能」を世界へ~
日  時 2018年5月29日(火)19:00~21:00(18:30受付開始)
場  所 株式会社さわかみホールディングス4Fフロア
〒102-0082 東京都千代田区一番町29番地2
東京メトロ半蔵門線 半蔵門駅下車 4番出口より徒歩5分
お問合わせ 公益財団法人お金をまわそう基金 事務局
03-6380-9864 (平日10時~17時)