入院中の子どもたちにワクワクを伝えることができました

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入院中の子どもたちにワクワクを伝えることができました

 

NPO法人 プロジェクトサンタ
代表理事 矢野 舞

 

 

1.今年、寄付でできたこと

私たちは病院で療養中の子どもたちがワクワクする体験ができるように、病院へのガチャガチャの設置を行っています。景品は各病院の看護士さんや保育士さんから希望をお伺いし、入院患者さんや設置場所の状況に応じて対応させていただいています。

ガチャガチャは幼児さんからAYA世代まで楽しんでいただけます。そして、ガチャガチャは日々の治療やリハビリに向き合う力を与えてくれています。ベッドから降りることができなかったお子さんも「ガチャガチャできるよ」という言葉がけでベッドから降りられるようになっていったというお話もお聞きしました。私たちが思っている以上に、現場ではガチャガチャが子どもたちの力となり励みとなっています。

景品は定期的な補充が必要です。ガチャガチャを設置すると半年に1回程度の頻度で景品補充が必要になってきます。

皆さまからいただいた寄付は、病院へのガチャガチャの設置と、景品の補充に大切に使わせていただきます。

2.紹介したいエピソード

投薬で半年毎に入院が必要な3歳児さんのご家族から嬉しいご報告がありました。

「今回の入院では「ガチャガチャしたいから頑張る!」とガチャガチャを励みに検査や治療を頑張ることができました。出てきた景品のおもちゃを嬉しそうに家族や先生に見せて回っていました。」という内容でした。

ガチャガチャをとても楽しみにしていただけている事が嬉しいです。

今期はガチャガチャを設置している京都府立医科大学附属病院のテラスで入院中の子どもたちを対象にしゃぼん玉で遊ぶイベントを開催しました。

手作りのしゃぼん玉飛ばしなどを何種類か準備して、飛ばす体験をしてもらったり、しゃぼん玉自動発生機から沢山のしゃぼん玉を飛ばしたりしてしゃぼん玉まみれの体験をしていただきました。子どもたちもご家族もとっても笑顔になり、楽しそうな声も沢山聞こえてきました。

外に出られない患児さんは窓越しにしゃぼん玉を沢山飛ばして楽しんでいただきました。

ガチャガチャとはまた違った形でワクワクする体験をお届けする事ができました。

 

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