NPO法人秋川流域生活支援ネットワーク
放課後等デイサービスわいわいくらぶ
庄子豪朗
1.今年、寄付でできたこと
「わいわいくらぶ」は重症心身障害児を受け入れる放課後等デイサービスを運営しています。
生活において、ほぼすべてに「全介助」を必要とする子どもたち。日常生活の中でも最も介助を必要とするのが「入浴」だといわれています。
わいわいくらぶでは保護者からのニーズが高い入浴支援を行っており、そのために支援員を一人多く配置しています。
放課後等デーサービスにおいては、入浴が加算できるサービスに含まれていないため、利用者負担を超える分については国・自治体からの給付がありません。
お金をまわそう基金の助成金は、この給付の対象にならない「入浴サービスに係る人件費」に充てさせていただいています。
助成金を頂くようになって今年で5年目になりますが、皆さまのご寄付のおかげで安全に入浴支援を継続することができています。子どもたちの健康と保護者の負担軽減に寄与できることに心から感謝しております。
2.紹介したいエピソード
夏休みにいろいろなことをして楽しみました!
◎警察署見学に行きました
猛暑にもかかわらずピーポ君が外で出迎えてくれ、写真撮影をしたり白バイの乗車体験をさせてくれたりと、とても歓迎して下さいました。
暑いので日陰に移ろうとすると「ななななっ!!(白バイから離れたくない!!)」と必死でアピールする子もいました。やっぱり白バイはすごいです。
◎施設内で夏祭りを開催しました
輪投げや的当て、魚釣りを回り楽しんだ後は、同施設内の就労継続B型事業「やまぐちや」で缶バッチを手作りしました。
自分の顔写真を缶バッチの部品に重ねて機械でガッチャンとするだけでオリジナル缶バッチが出来上がりました。みんな車いすに付けてくれています。
楽しい夏休みの思い出になりました。