アスリートが「いのち」をつなぐ~ATHLETE SAVE JAPANの活動について~

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アスリートが「いのち」をつなぐ~ATHLETE SAVE JAPANの活動について~

社会課題を解決しながらアスリートの活躍の場を提供する

一般社団法人ATHLETE SAVE JAPAN(以下、ASJといいます。)は、アスリートが講師となって行う「いのちの教室」などの講習・講義・教室を通じて「安心・安全な環境づくり」を発信している団体です。

「いのちの教室」を通じて、AEDが有効活用されていないという社会課題の解決とともに、アスリートのセカンドキャリア支援の一環として、アスリートに活躍の場を提供しています。

今回のセミナーでは、ASJの代表 飯沼誠司さんから、ASJの設立のきっかけと活動内容、活動に込めた思いなどを、じっくり語っていただきます。

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AEDと「いのちの教室」

AEDとは、心臓が痙攣し血液を流すポンプ機能を失った状態(心室細動)になった心臓に対して、電気ショックを与え、正常なリズムに戻すための医療機器です。

2004年7月より医療従事者ではない一般市民でも使用できるようになり、病院や診療所、救急車はもちろんのこと、空港、駅、スポーツクラブ、学校、公共施設、企業等、人が多く集まるところを中心に設置されています。

日本では、年間で8万人弱の人が心停止になっています。救命には、迅速な心肺蘇生と電気ショックが必要です。電気ショックが1分遅れるごとに救命率は10%ずつ低下するといわれています。119番通報をしてから救急車が到着するまでの平均8.9分間、その場に居合わせた人によるAEDの使用と心臓マッサージが、いのちをつなぐのです。

現在、AEDは国内に50万台以上設置されています。

しかしAEDの使用率は4.7%。せっかくのAEDが「有効活用されていない」という社会課題を抱えています。

ASJは、この社会的課題を解決するために、「いのちの教室」を通じてAEDに関心を持ち、正しく使える人を増やすことで、つなぐ「いのち」を増やす活動をしています。

 

アスリートのセカンドキャリア支援

アスリートの平均引退年齢は、20代後半と言われています。
引退後、多くのアスリートは大好きなスポーツを辞めたり、まったく別の仕事を始めたりといった厳しい現実に直面します。

飯沼さん自身も、大学卒業後、日本人ライフセ-バーとしては初めてのプロ契約を果たし、10 年には世界選手権エジプト大会で日本代表キャプテンとして出場するなど、国内外で輝かしい成績を収めるアスリートです。

ASJでは、アスリートが講師として行う「いのちの教室」や専門競技の体験や講演を実施することで、アスリートのセカンドキャリア支援にも繋げています。

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登壇者

一般社団法人ATHLETE SAVE JAPAN
代表理事 飯沼 誠司 氏

1974 年生まれ、早稲田大学大学院卒。
日本人初のワールドシリーズとプロ契約を成し遂げたライフセーバー、ウォーターマン。
国内、外におけるライフセーバーの知名度・地位向上や次世代ライフセーバーの育成指導を行う傍ら、現在も現役のライフセーバーとして活動している。
2015 年にアスリートセーブジャパンを設立し、東京オリンピック・パラリンピック関連事業及び社会課題解決活動の一環として全国の各小中学校を回り、「スポーツ中の突然死ゼロ」を目標に掲げ、AED の使用方法や心肺蘇生を授業に導入した「いのちの教室」の活動に邁進している。

◆主な競技歴と経歴
2006 年「館山サーフクラブ」を設立
1997~2001 年ライフセービング全日本選手権5連覇
2010 年ライフセービング世界大会準優勝 同年ライフセーバーオブザイヤー受賞
2012/2014 年 ライフセービングユース日本代表監督
2014/2016 年 ライフセービング日本代表監督
2015 年~ 一般社団法人ATHLETE SAVE JAPAN(アスリートセーブジャパン)設立(代表理事)
2016 年~ 公益財団法人日本AED財団スポーツ担当理事
2017 年~ 国立大学法人鹿屋体育大学オリンピック・パラリンピック戦略アドバイザー就任
2018 年 アスリートの社会貢献活動を表彰する「HEROs AWARD2018」を受賞
2020 年~ 国際人権団体ヒューマンライツウォッチとともに、スポーツの暴力根絶のための活動を開始
千葉県館山市スポーツ親善大使
妻はタレントの中山エミリ

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開催概要

タイトル
アスリートが「いのち」をつなぐ~ATHLETE SAVE JAPANの活動について~
日 時
2022年4月27日(水)19:00~20:00(18:30開場)
場 所
さわかみ投信株式会社2F大会議室
〒102-0082 東京都千代田区一番町29番地2
東京メトロ半蔵門線 半蔵門駅下車 「4番出口」より徒歩3分
参加費
無料
定 員
40名
主  催
公益財団法人お金をまわそう基金
お問合わせ
公益財団法人お金をまわそう基金 事務局
03-6380-9864 (平日10時~17時)
「新型コロナウイルス感染防止対策のお知らせ」
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