いつも当基金の活動にご支援を賜り、まことにありがとうございます。
皆さまからの温かいご支援のおかげで、「特定非営利活動法人ユースコミュニティー」による、生活困窮を抱え、不登校等で居場所のない小学生の学びを地域の力で支える事業へのご寄付が目標額を達成しました!
皆さまのお力添えに心より御礼申し上げます。本当にありがとうございました!
-----ユースコミュニティーからお礼のメッセージが届いています!-----
ユースコミュニティーの活動にご支援いただき誠にありがとうございます。
ユースコミュニティーでは、ひとり親家庭など、何らかの福祉支援を受けている家庭の小学生を対象に、大田区内3か所で学習支援と居場所づくりに取り組んでいます。
昨年度と同様に、3か所の教室はそれぞれの特色を生かしながら運営しています。
今年度は、これまで教室を引っ張ってくれていた6年生が卒業し、1年生と2年生の新たな入会が多かったことから、教室の雰囲気がより「居場所」に近いものになりました。
ボランティアスタッフ全員が協力し、学習時間とアクティビティーの時間にしっかりとメリハリをつけることを大切にしています。
入会当初は緊張していた子どもたちが、次第に笑顔を見せるようになり、自分から友だちやボランティアスタッフに話しかける姿も見られるようになっています。
ボランティアスタッフの成長
各教室を担当している大学生ボランティアリーダー3名は、それぞれ大学3年生、4年生となりました。いずれも高校生の頃から関わっているスタッフで、経験も豊富です。
時には難しい場面もありますが、他のボランティアスタッフと相談しながら、教室運営を支えています。
地域・行政とのつながり
活動を続けてきたことで、行政や地域の方々からの信頼も少しずつ深まってきました。今年度は、教育委員会のSSW(スクールソーシャルワーカー)や民生委員の方からのご相談をきっかけに、新たに参加する子どもも増えています。
中には特性の強い子どももおり、ボランティアだけでの対応に難しさを感じることもありますが、紹介先との連携や保護者の協力、そして教室に通っている子どもたち自身が「受け入れよう」「仲良くなろう」と支えてくれています。
広がる地域の支援
また、地域で活動を応援してくださる方々も増えてきました。今年度からは民間のカフェに活動場所をご提供いただき、子ども食堂や社会福祉協議会の協力により、お菓子や日用品の配布も行っています。
さらに昨年に引き続き、地域の音楽団体のご協力のもとクリスマスコンサートを開催し、弦楽器による演奏や、音大生による楽器体験のワークショップを行いました。
皆様への感謝と今後に向けて
皆さまの支えにより、ユースコミュニティーが子どもたちにとって大切な居場所になっていることを、スタッフ一同あらためて実感しています。
いただいたご寄付は、活動場所の会場費やボランティアの交通費、各拠点の大学生ボランティアリーダーへの謝金などに、大切に使わせていただきます。
皆さまの温かいお気持ちに感謝しつつ、これからも子どもたちの支援に力を注いでまいります。
今後とも、変わらぬご支援とあたたかい見守りを、どうぞよろしくお願いいたします。
特定非営利活動法人ユースコミュニティー
代表理事 濱住 邦彦
ボランティアスタッフ一同
