医療的ケア児とその家族に”諦めない”勇気を届ける旅行を

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医療的ケア児とその家族に”諦めない”勇気を届ける旅行を
支援総額
469,712
44.73%
目標金額
1,050,000
支援者数
7
募集のこり
305

私の娘は2歳半の時、病気の為障害児となりました。

救急車で搬送され、娘の命を救ってもらった病院で、

「同じ様に病気や障害を抱えながら頑張っている子どもたちやご家族のサポートがしたい」

という思いで看護師になり、三次救急病院で約9年間NICUと小児科で働いておりました。
そこで出会った重い障害や医療的ケアが必要な子どもたちやそのご家族の中には、地域で暮らしていく中で、他の人が当たり前に過ごす環境に困難を感じ、様々な体験をあきらめる事を“当たり前“と感じている方々が多くいらっしゃることに気がつきました。

私たちNPO法人Linoは、そんな医療的ケア児や障害児とその家族の日常を少しでも変え、家族での思い出を皆と同じように作っていくことが出来る環境を創り、希望と前に進む勇気を持てる社会を目指して活動しています。

障害があってもなくても、兄弟・家族・友達と今しかできない経験をその時その時に体験していくことは心身の成長を促します。
また、サポートを受けながら安全に安心して様々な経験を積むことで、家族は絆を強め、他者との信頼関係や社会の中で生きていくための基盤を作ることもできます。
子どもたちとご家族がサポートによって、初めの一歩を踏み出す勇気が持てれば、家族だけでも一緒に出掛けたり、旅行を楽しんだりすることができるようになります。

誰もが「あきらめない日常」を過ごせる社会を目指す私たちの活動を応援頂けましたら幸いです。

NPO法人Lino
代表理事 杉本 ゆかり

医療的ケア児とその家族が旅行を「あきらめる」社会

生きていくうえで医療機器を使ったケアを日常的に必要とする医療的ケア児(以下、医ケア児)は国内で増加傾向にあり、2006年に約1万人ほどであった医ケア児は2021年には推計で2万人を越えました。(※)
医ケア児が15年間で約2倍になった背景としては、新生児医療技術の向上が考えられます。以前は疾患や障害を持った赤ちゃんが命を落とすことが多くありましたが、現在では医ケア児として助かることが多くなりました。

医ケア児の日常のケアは家族が担っており、ケアの必要性から慢性的な睡眠不足に悩まされる家族も多くいます。
こうした家族が外出する際には、交通機関・利用施設との事前の打ち合わせや緊急時の対応など、考えるべきことがさらに多くなり、特に遠方への旅行は困難を極めます。

こうした状況を変えるべく、NPO法人Linoでは、一般的な家庭が当たり前に行っていることを、医ケア児とその家族も当たり前に体験できるようにサポートする活動を実施してきました。
その一つが「Linoツアー」という名前で行う旅行の支援です。医ケア児を含む重度の障害を持つ子に対して、交通機関の乗り降りや体験・入浴等をする際の介助などを、医療従事経験のあるスタッフが中心となって行います。

※厚生労働省「医療的ケア児について」より

「できる」自信が芽生えるLinoツアー

Linoツアーでは、医療従事経験のあるスタッフが中心となってサポートすることで、医ケア児を含む重度の障害を持つ子とその家族が普段困難に感じる旅行を、子どもへのケアの負担が少ない形で安心して実施できるようにします。

今年度は沖縄での海洋リハビリ体験ツアーを計画しており、国内で唯一海洋リハビリテーションを教える学校のある沖縄で、そこで学んだ専門スタッフの方々と協力してツアーを実施します。
医療器具の関係で家族だけでは困難な海での体験を、専門スタッフとともに細心の注意を払って実施し、医ケア児とその家族に様々なことが「できた」という自信をつけてもらうことが沖縄海洋リハビリ体験ツアーの大きな目的です。

 

Linoツアーでの経験を広め、周囲の意識を変える情報発信

Linoツアーでは、参加された方に自信をつけてもらうだけでなく、その後にも、旅行にまだ踏み出せない方々に対して、そこで得た経験をもとに旅行やお出かけの際に役立つ情報を提供しています。
こうした情報は一般の方々に向けても発信し、多くの方に医ケア児とその家族の存在や、必要とするサポートについて理解を深めてもらえるように努めています。

これまでのお出かけ情報はこちら ⇒ MANAみんなのバリアフリー旅行記

以前の沖縄海洋リハビリ体験ツアーに参加されたご家族の声

初めてづくしの沖縄ツアー、楽しかったのですが、それよりも「無事に行けた〜」というのが私の素直な感想です。

娘も疲れたとは思いますが、きっと色々な人達に自慢すると思います!貴重な体験を本当にありがとうございました!!

これまでの実績

2017年に法人を設立してから、これまで沖縄・ディズニーランド・ユニバーサルスタジオジャパンなどを目的地としたツアーを開催。参加されたご家族の人数は延べ200人です。

前年度のLinoツアー実施後のアンケートでは、80%以上のご家族に家族での旅行にまた行きたいという肯定的な認識を持っていただけています。

  

海洋リハビリ専門スタッフ(連携団体)の声

Linoによる沖縄海洋リハビリ体験ツアーでは、海での体験を「チャレンジド オーシャン」と協力して行っています。
「チャレンジド オーシャン」は障害のある方とその家族の海での体験を支える活動を行っており、看護師やリハビリに関わる専門家が所属している団体です。

【チャレンジド オーシャン 中村 由以】

海洋リハビリテーションで、医療ケアの必要な方たちと一緒にマリンプログラムを行うと、通常の生活の中では見られない生き生きとした表情や反応が見られたとご家族から感想をいただきます。
マリンプログラムにチャレンジできたという達成感から、
「また次も新たな事に挑戦してみたい!」とその後の生活の質の向上にも繋がったり、
「来年も沖縄の海に来たい!」という未来の楽しみにもなっているようです。

また、障がいがある方の保護者やご兄弟にも、一緒に楽しんでもらうことを大切にしています。
ご家族にとっても、日常の介護から離れ、家族みんなで楽しむという経験は人生の中で大切な思い出のひと時となります。
私たち医療専門スタッフも、海洋リハビリテーションで障がいがある方と関わる中で、新たな可能性を見出すことができ、自分たちの仕事のやりがいにも繋がっています。

寄付金の使い道

皆様から頂いたご寄付は、医ケア児とその家族をLinoツアー中に搭乗手続き・体験・入浴・緊急時の対応など様々な場面でサポートするスタッフの旅費および海洋リハビリ実施にかかる費用に活用させていただきます。

ご支援のお願い

以前Linoツアーに参加されたご家族からは、

「(医ケア児がツアー後に)訓練に意欲的に取り組むようになった」

「諦めかけた夢も、家族だけでは難しくても、人の力で叶えられると感じました!」

などといった声を聞くことができました。

一方で、社会には医療的ケアが必要ということが理由で様々なことを諦め、自信を失ってしまう医ケア児と家族がまだ多くいます。
私たちは、Linoツアーによって、できなかったことが「できる」ようになる経験をする医ケア児と家族が増え、日常をより前向きに過ごして欲しいと考えています。
また、旅行を通じて関わる周囲の人たちにも、医ケア児とその家族への理解を深め、支えてもらえるように努めています。

Linoツアーを通じて、医ケア児を含む重度の障害を持つ子と家族の日常生活や社会の理解をよりよく変えていくために、皆様からのご支援を何卒よろしくお願いいたします。

団体概要

団体名 NPO法人Lino
所在地 東京都新宿区
お問い合わせ ホームページ:https://lino.or.jp/

Instagram:https://www.instagram.com/npo.lino/

Facebook:https://www.facebook.com/linoincle/

実績  これまでのプロジェクト  

当プロジェクトの事業計画

事業名 医療的ケア児を含む重症心身障害児者と家族の生活の充実と地域生活を支える為の事業
事業実行団体 NPO法人Lino
事業内容 Linoツアー事業:医療的ケア児を含む重度の障害をお持ちの方とその家族だけでは実施困難な旅行に対して、医師や看護師等医療従事者や海洋リハビリ専門スタッフを含むサポーターが付き添うことで旅行に対するハードルを下げ、気軽に体験可能とする。
また、上記の体験を含むお出かけに関する情報の発信をしていくことで、旅行のみならず近場も含めた気軽なお出かけを家族やサポーターとともに体験するきっかけをつくり、当事者の意欲と生活の質の向上に繋げる。
事業期間 2024年1月1日から2024年12月31日
総事業費 1,503,440円
当サイトでの募集金額 1,050,000円

【助成交付内容】

・サポートスタッフの旅費交通費:924,000円

・海洋リハビリ実施にかかる費用一式:126,000円

 

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