子どもたちが話しやすい学生ボランティアを配置することができました。

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子どもたちが話しやすい学生ボランティアを配置することができました。

 

NPO法人みらぽて
理事長 宮永 麻紀

 

 

1.今年、寄付でできたこと

私たちは不登校の子どもたち向けに、ありのままの自分でいられる居場所づくりを、不登校経験者やその保護者をはじめ、地域の様々なボランティアさんと共に行っています。

毎週月曜日に活動しており、お金をまわそう基金の助成先となってからの2ヶ月間で、9回開催し、のべ20人の子どもたちを受け入れることができました。
9月、10月は地域のボランティアさんが講師となり、アート教室や工作教室、お菓子作りを実施しました。体験を通じて新しいことに興味を持つことができたとともに、地域の方々と関わる機会も増えたことで、子どもたちの笑顔を見ることができました。

また、ご寄付により、ボランティアの活動費を捻出する事ができるようになったため、活動日である月曜日に、学生ボランティアに常駐してもらうことができるようになりました。子どもたちは年齢の近い学生ボランティアがいることで、大人のボランティア講師だけだった時と比べて、緊張する事が減り、たくさん話すようになました。活動中も和やかな様子が見られています。

 

2.紹介したいエピソード

中学3年生のCさんの保護者の方から、こんな声をいただきました。
「みらぽてに来れば、年齢が近くて不登校の経験もある学生ボランティアのお姉さんがいつもいてくれる。家族や学校の友達以外で笑って話が出来る人がいる場所は貴重でありがたいと、親としてもいつも感謝しています。」

中学1年の頃からみらぽてに通っているCさんは、初めの頃は、自分の取り組みたい事だけを一日中している子でした。そんな彼女も、学生ボランティアさんがアシストしてくれることで、みらぽてに来る学年の違う子たちともスムーズに打ち解けることができました。

好きなキャラクターの話をしたり、ボードゲームを一緒にやろうよと誘ったりするのは、年齢の近い学生ボランティアさんだからこそできるアイスブレイク法だな、と感心しました。

趣味の話題で一緒に盛り上がって会話をすることで、子どもたちの表情も徐々に明るくなり、将来の話などにもつながっています。

 

 

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