困難を抱える小学生を、高校生・大学生が支えています

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困難を抱える小学生を、高校生・大学生が支えています

NPO法人ユースコミュニティー

 代表理事 濱住邦彦

 

1.今年、寄付でできたこと

無料の小学生教室&居場所を東京大田区内に3か所運営しています。毎週ほぼ1回のペースで開催し、小学2年生~6年生の子ども達が25人在籍しています。また子どもを支えるボランティアスタッフも約20名が参加。高校生のボランティアも多く活躍しています。

皆様のご寄付で支えていただき、活動にかかるボランティアの交通費が捻出できています。高校生にとって交通費を自己負担することは大変なので、皆様のお気持ちが非常に助かっています。また教室拠点のボランティアリーダーは大学生のスタッフが担い、安定した教室運営をしています。

参加している子どもの多くは、ひとり親家庭、軽度の障碍、外国ルーツ、そして最近では不登校を抱える小学生が多く参加しています。こうした子ども達は、自分の殻に閉じこもりがちで、なかなか心を開いてくれず、ボランティアが落ち込むことも多々ありました。しかし寄付で支援をしてくださる皆様のお気持ちに支えられ、粘り強く寄り添いつづけた結果、今では子ども同士やまわりのスタッフともすっかり打ち解け、子どもらしさを徐々に取り戻しています。

 

2.紹介したいエピソード

教室では学習に加え、子どもの社会性と非認知能力を高めるためのアクティビティーの時間を設けています。

藤井八冠の活躍で、小学生の間では現在将棋がひそかなブームになっています。そこでアクティビティーには将棋を取り入れ、子どもだけではなく、スタッフにも研修を実施しています。

そんな中、8月には将棋のワークショップを開催。女流棋士の藤本さん監修のもと、トーナメント大会を実施。ワークショップには地域の小学生も招待しました。生徒たちは普段の練習の成果を発揮したいところでしたが、地域から強い6年生が参加し、結果は準優勝。悔しくて涙ぐむ子どももちらほら。次回はもっといい将棋が指せるよう皆で頑張ります!

 

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