- 支援総額
- 600,000円
- 目標金額
- 600,000円
- 支援者数
- 21人
- 募集のこり
- 0 日
目標額に達しました!
- 募集団体は 特定非営利活動法人ユースコミュニティー です。
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ごあいさつ
NPO法人 ユースコミュニティー
代表理事 濱住邦彦
皆さまと一緒に困難を抱える子ども達を支えたい。
私たちはすべての子ども達が安全・安心で心豊かに暮らせる地域づくりを実現したいという願いから、ユースコミュニティーを立ち上げました。
地域の皆様の応援を得て、生活困窮家庭の子どもたちに学習・居場所支援を行う「自由塾小学生クラス」を、大田区内に3拠点運営。現在約30名の子ども達が利用し、学生ボランティアも約40名が在籍しています。
子どもは一人ひとり多様な可能性を持っています。
しかし、複雑化した現代を生きる子ども達は慌ただしい生活や限られた人間関係の中で、可能性がのびのびと育ちにくい環境があり、さらには、いじめ、不登校、DV、経済的に困窮する家庭状況や、不安や困りごとなどを抱えているケースも少なくありません。
そうした子ども達を支えるべく、私たちは活動しており、この活動は日本で多く生まれてきている「寄付」という形で支援をされるあたたかい気持ちをもった方々によって支えられています。
私たちはそうした支えを受け、子ども達一人ひとりが望む「幸せ」につながることを願って、皆さまと一緒に歩んでいきたいと思っています。
皆様のご支援のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。
家庭環境の影響を受ける子ども達
(日本財団「家庭の経済格差と子どもの認知・非認知能力格差の関係分析(速報版)」より)
家庭の経済状況と学力格差の相関、さらには多様な活動に触れる機会の体験格差との関係について、子どもの問題に詳しい識者の多くから指摘されています。
また、既存の小学校のコミュニティーにうまく溶け込めない子ども達も多くいます。彼らには年相応の友達もいません。
生活困窮家庭では、親が子どもと関わる機会が少ないことも指摘されており、コミュニケーションを取る機会の少なさが周囲との関係構築に影響していることも考えられます。
小学生の子どもといえば、明るく誰もが楽しく過ごした時期のはずです。
なのに、そうした時期の子ども達が、友達もおらず、孤独に過ごしていると考えるだけで本当に切ない思いがこみ上げてきます。
そこで私たちは、生活困窮家庭の子どもたちの学習支援を行うことで、子ども達に学ぶ楽しさを実感してもらい、学習習慣を身に着けることを目指すとともに、家庭以外で地域の大人が関わり、一緒に過ごすことができる居場所づくりも併せて提供しています。
居場所のない子ども達が私たちの教室・居場所に来た際も、最初はなかなか心を開いてくれず、ボランティアスタッフが落ち込むことが何度もありました。
しかし、粘り強く続けた結果、今では子ども達同士でも、まわりのスタッフともすっかり打ち解け、子どもらしさを徐々に取り戻しています。
自由塾小学生クラスについて
2021年12月より、ひとり親家庭など生活困窮世帯の小学生を対象に、大田区内3か所で「自由塾小学生クラス」を運営。在籍している小学生は約30人。外国ルーツ、不登校、発達障害等、学校になじめず、居場所がない子ども達が多く利用しています。各拠点とも週1回程度、学習支援と居場所づくりに取り組んでいます。
具体的には、学習習慣を育むための宿題の時間や周りの友達・大人たちとふれあう交流時間(アクティビティー)、自分で目標を立てたことに取り組む時間(自分時間)などを決めて1日の過ごし方について工夫し、トライ&エラーを重ねながら進めています。
そのことによって、最初は不安で緊張している子、保護者の意向で連れてこられたため反抗的な子、わがままや危険行動などの試し行動をする子どもまで、地域の大人達や年の近い高校生と大学生に見守られながら、徐々に心を開いていき、わからないことは何でも聞いていいんだという、広い意味での学びの機会を得ています。さらに交流を通じて、ここは本当に楽しく落ち着く場所だと感じてもらえるような変化が生まれました。
また各拠点とも大学生が拠点リーダー(教室長)として従事。高校生~社会人ボランティアと協力して子ども達を見守っています。
子どもたちが地域の大人達や高校生・大学生と一緒に様々な活動を行っている様子は、ブログにて公開しています。
事業の独自性
「学力」と「非認知能力」(人と関わる力、自己肯定感)の両方の育成に取り組んでいるのが特徴です。
私たちは、子どもたちの将来のために「学び」というものを広くとらえた教室づくりを目指しています。
やらされ感で行動するのではなく、かといってまったく自由気ままに過ごすのでもなく、自分と他者を尊重しながら、同じ空間にいるみんなが有意義な時間を過ごせるよう試行錯誤しながら毎回工夫しています。
参加している子どもたちの声
寄付金の使い道
頂いたご寄付は、ボランティアの交通費、大学生ボランティアの謝礼、イベント会場費に活用させていただきます。
例えば…
5,000円のご寄付で
約13名の子どもたちへの学習・居場所支援を1回行えます。
困難に直面する子どもたちが、当たり前の幸せを感じられるように周囲の大人たちと一緒に支えていきます。
12,000円のご寄付で
3会場における合計約30名の子どもたちへの学習・居場所支援を1回行えます。
私たちが「自由塾小学生クラス」で支援している子どもたち全員に対して、1人1人に必要な支援を実施することができます。
20,000円のご寄付で
様々な季節イベントを行い、約30名の子どもたちが普段の活動とは違う特別な体験をすることができます。
3月には食育イベントを開催し、子ども達がつくったキャラおにぎりを支援者の方に振る舞いました。
ご支援のお願い
「自由塾小学生クラス」では子どもたちやご家庭からお金をいただいていません。
子どもたちが、家庭の経済的事情に関わらず、落ち着いて学習できる環境と安心して過ごせる居場所を持てるようにとの思いからです。
一度は有料化も検討しましたが、保護者からの「子どもは自由塾を気に入っているけれど、自由塾が有料になるなら他の習い事を辞めさせなければならない」との声を受けて無料のまま提供しています。
さらに、2022年度をもって民間の助成も終了し、今年度からは完全に皆様のご寄付で運営することになります。前年度までと同じ規模の運営を続けて子どもたちの居場所を守るためには、支援の輪を広げる必要があります。
学生ボランティアの交通費、ボランティアリーダーへの適正な謝礼、イベント会場費を捻出し、安定して子どもたちへの学習・居場所支援を継続できるよう、どうか皆様のお力をお貸しください。
当プロジェクトの事業計画
事業名 | 小学生の居場所づくり |
内 容 | 2021年12月より、ひとり親など生活困窮家庭の小学生約30名に、大田区内3か所で週1回の学習・居場所支援を提供。外国人ルーツ、不登校、発達障害等、小学校や学童になじめず、居場所がない子ども達が主に利用しています。そうした子ども達が地域の大人達や年の近い高校生・大学生に見守られながら、学びと遊びを通じ、健全に育っていく居場所づくりを目指しています。 |
事業期間 | 2023年4月から2024年3月まで |
総事業費 | 1,495,000円 |
当サイトでの 募集額 |
600,000円
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