日本パラアイスホッケー協会セミナー開催『メダリストから聞く 氷上の格闘技パラアイスホッケーの魅力』

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日本パラアイスホッケー協会セミナー開催『メダリストから聞く 氷上の格闘技パラアイスホッケーの魅力』

今回のセミナーでは日本パラアイスホッケー協会と共催で、パラアイスホッケー元日本代表でバンクーバーオリンピック銀メダリストの安中幹雄選手にお話しを伺います。

パラアイスホッケーをご存知ですか?
パラアイスホッケーは、一言で言うならばソリに乗っておこなうアイスホッケーで、以前はアイススレッジホッケーと呼ばれていました。下肢に障がいを持つ人のためにアイスホッケーのルールや道具を一部変更していますが、使うリンクや激しいボディチェックはアイスホッケーと変わりません。また、冬季パラリンピック競技で唯一のゴール型スポーツでもあり、とても注目度の高いスポーツです。

日本のパラアイスホッケー

日本では1998年の長野パラリンピックに向けて1993年から競技の普及が始まり、初出場となった長野パラリンピックから3大会連続で5位を獲得。そして2010年のバンクーバーパラリンピックでは世界の強豪を押しのけ2位に入り悲願のメダルを獲得、『バンクーバーの奇跡』と讃えられました。

しかし、つづく2014年ソチパラリンピックでは予選敗退。2大会ぶりの出場となった2018年ピョンチャンパラリンピックでは勝利を上げることができませんでした。

低迷の原因は選手層の薄さです。アイスホッケーが盛んな北米などと比べると、日本ではまだまだ競技の知名度が低く、練習環境や時間の制約が厳しいこともあり、新たな選手の加入が進んでいません。そのため、世代交代がうまくいかず、ピョンチャンパラリンピック出場時の日本代表チームの平均年齢は40歳を超えていました。

 

パラアイスホッケーの楽しさを知ってもらいたい!

そんな状況を打破すべく、日本パラアイスホッケー協会では、2022年北京パラリンピックにむけて新人選手の発掘とファンの拡大の為に、全国でパラアイスホッケーの体験会を開催しています。最近では、10代の選手の加入や、西日本では初となるパラアイスホッケーのクラブチーム「ロスパーダ関西」が発足するなど明るいきざしが見えてきました。

今回のセミナーでは安中選手のお話しの後に、実際に競技で使われるソリ(スレッジ)へ試乗していただける時間も設けています。また、今後も世界選手権の観戦会(中継)や体験会も計画しています。ぜひ、一緒にパラアイスホッケーを盛り上げていきましょう!

 

開催概要

タイトル 『メダリストから聞く 氷上の格闘技パラアイスホッケーの魅力』
日  時 2019年 2月26日(火)19:00~21:00(18:30受付開始)
場  所 さわかみ投信株式会社2F大会議室
〒102-0082 東京都千代田区一番町29番地2
東京メトロ半蔵門線 半蔵門駅下車 「4番出口」より徒歩5分
主  催 公益財団法人お金をまわそう基金
一般社団法人日本パラアイスホッケー協会
お問合わせ 公益財団法人お金をまわそう基金 事務局
03-6380-9864 (平日10時~17時)