いつも当基金の活動にご支援を賜り、まことにありがとうございます。
皆さまからの温かいご支援のおかげで、「特定非営利活動法人みらぽて」による、「学校に行きづらい子が安心して将来を考えられる居場所をつくりたい」への寄付が目標額を達成しました!
皆さまのお力添えに心より御礼申し上げます。本当にありがとうございました!
-----みらぽてからお礼のメッセージが届いています!-----
今年もたくさんの方々から温かいお気持ちとともにご寄付をいただき、おかげさまで 目標金額を達成することができました。
皆さまの応援が子どもたちとご家族に確かに届いていることを思うと、心強い限りです。
ご支援を賜り、心より御礼申し上げます。
いただいたご寄付は、不登校を経験してきた若者が子どもたちを支え、寄り添うスタッフとして活動している謝金や、昼食の材料費として大切に活用させていただきます。
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2020年8月に開設した、学校に行きづらい子どもたちの居場所「みらぽてLAB.」は現在6年目を迎えました。
少人数だからこそ落ち着ける空間の中で、安心して穏やかな時間を過ごしています。
年齢の近い集団や賑やかな場所が苦手な子、じっくりと大人に関わってほしい子にとって、ここは「なくてはならない場所」になっています。
皆さまのご支援のおかげで、同じ悩みを経験した若者ボランティアが常駐し、子どもたちにとって大きな安心につながっています。その結果、子どもたちの表情は以前より豊かになり、少しずつ感情表現を見せてくれるようになりました。
卒業していった子が安心を求めて遊びに来てくれる姿もあり、場所としての役割が深まっています。
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今年もご近所の助産院さんがキッチンダイニングを開放してくださり、みんなで昼食を囲む時間を過ごしています。
「調理ならできるよ」と地域の方がボランティアに来てくださることも増え、みらぽてが地域の方にとっても居場所になりつつあります。
メニューは、持ち寄りや寄付で集まった材料で決まる日もあれば、子どもたちの「食べたい」の声に合わせて一緒に買い出しに行く日もあります。
温かい食事を囲むと自然と笑顔がこぼれ、会話が増え、子ども同士やボランティアさんとの関係がゆっくり育っていきます。
好き嫌いがある子は、自分の気持ちを伝えて助けてもらうのか、挑戦してみるのか、残すのか、自分で考えて行動しています。
お弁当を持参してみんなと一緒に食べる子もいます。
こうした食卓の時間が、小さなコミュニケーションとして絆を育てています。
助産院は、子どもたちにとって「食堂」であり、同時に「保健室」のような安心できる場所にもなっています。
毎週一緒に食事をし、いつでも相談に乗ってくださる看護師さんの存在は、子どもたちにとって大きな支えです。
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このように、地域の皆さまのご協力のおかげで、みらぽては学校や家庭以外の「安心できる居場所」であり続けることができています。
子どもたちが「第二の家」と感じられる、そして大人も子どもも地域のさまざまな人が集い、同じ目線で笑い合える場所を、これからも守っていきたいと思います。
引き続き、学校へ行きづらい子や、さまざまな悩みを抱える子どもたちの居場所を守り、保護者の皆さまへのサポートも続けてまいります。
今後とも、みらぽてへの温かいご支援を賜りますようお願い申し上げます。
特定非営利活動法人みらぽて
理事長 宮永 麻紀
スタッフ一同
