目標額達成のお知らせ(ならはらの森なかの学舎)

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目標額達成のお知らせ(ならはらの森なかの学舎)

いつも当基金の活動にご支援を賜り、まことにありがとうございます。

皆さまからの温かいご支援のおかげで、「NPO法人ならはらの森なかの学舎」による”あなたはあなたのままがいい!みんなと今を生きる場所を守るために”への寄付が目標額を達成しました

皆さまのお力添えに心より御礼申し上げます。本当にありがとうございました!

-----ならはらの森なかの学舎からお礼のメッセージが届いています!-----

皆様、いつもならはらの森なかの学舎をご支援いただきありがとうございます。お陰様で当学舎も4年目を迎えております。

現在、学舎には小学1年生から中学3年生までの62名の子どもが登録しています。平均すると毎日16名ほどの子どもたちが、自分の居場所として通って来ています。

毎日のお昼ご飯は子どもたちとスタッフが力を合わせて手作りをしています。経験を通して、自分たちの手で喜びを創り出すことを学んでいます。近くの小学校の体育館を月に6回ほどお借りし、跳び箱やマット、バスケットボールやバドミントン等、運動にも取り組めるようになりました。

また、地域にお住まいの元小学校の校長先生が、子どもたちが植物や生き物に興味を持つような魅力的な働きかけをしてくださいます。6月には蛍、8月にはペルセウス座流星群、12月にはふたご座流星群の鑑賞会が催されました。そのほか、元東京高専の先生による月1回の科学実験、助産師さんによる性教育、お手玉の会の方の月1回の来訪、高尾山とんとんむかし語り部の会の方による八王子歴史巡りの遠足等々…地域の方々のご協力のおかげで子どもたちの学びに厚みが出ています。
さらに、若手のスタッフが中心になり、勉強したいと思う子どもへの学習支援も始めました。子どもたちが学舎で過ごす時間を有意義なものにするために、色々と試行錯誤しています。

学舎ではフリースクールのほかに、「遊び場」と「子ども食堂」を展開しています。
地域の方のご協力をいただき、週3回学舎の森を開放しており、近隣の子どもたちの「遊び場」として定着してきています。 森を開放することで、学舎の活動を地域のみなさまにより理解していただくことができています。

3年目に入った子ども食堂は、毎月第3土曜日に開催しています。けん玉のおじさん、絵本のボランティア、野鳥の会の方々の参加もあり、食事後も楽しい時間を過ごしている様子が見受けられます。
これらの活動は、学校に行きにくさを感じている子どもたちに、学校以外の居場所を提供するきっかけにもなっています。

このように、充実した活動ができているのも、設立当初からフリースクールの運営に財政的なご支援をしてくださっている皆さまのおかげです。スタッフ一同、有り難く感謝しております。

2023年度から東京都ではフリースクールに通う子どもの家庭に補助金が出るようになりました。更にフリースクールにも人件費などが一部助成されるようになり、不登校に対する理解や支援が広がりつつあります。ならはらの森なかの学舎でも更なる活動の充実に繋げていきたいと思っております。

今後ともご支援の程よろしくお願い致します。

特定非営利活動法人ならはらの森なかの学舎
代表理事  髙橋 惠子
スタッフ一同

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