医療的ケア児や障害を持つ子とその家族に大切な時間を届けられました!

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医療的ケア児や障害を持つ子とその家族に大切な時間を届けられました!

NPO法人Lino
代表理事 後藤 ゆかり

 

 今年、寄付でできたこと 

私たちは、外出の難しい医療的ケア児や障害を持つ子とその家族が安心して旅行できるように、医療従事者が付き添って様々なサポートをする「Linoツアー」を行なっています。
今年は、皆様からのご寄付により9月7日〜9日に2泊3日で沖縄での海洋リハビリ体験ツアーを実施することができました。ご支援いただき、本当にありがとうございました。
ツアーに参加されたご家族は全部で5組14名、医療従事者含めスタッフは全部で9名、合わせて23名のツアーとなりました。

1家族は沖縄で合流、4家族とは羽田空港で待ち合わせし、搭乗手続きや機内座席への移乗を含むフライトと那覇空港からホテルまでの移動のサポートを実施しました。
ホテル到着後は隣接の温浴施設のプールで遊泳を実施。夜はアメリカンビレッジ内の飲食店で島唄ライブを聴きながら懇親会を行いました。
2日目はツアーのメインである海洋リハビリをホテル前ビーチで実施しました。
最終日の3日目は【チームラボ学ぶ!未来の遊園地 沖縄】で障害の有無や程度に関わらず体験できるデジタルコンテンツを楽しみました。

Linoは、今後も活動を通して今、ここでしか体験できない思い出を、ご家族の皆様に提供して参ります。

 

 紹介したいエピソード

Linoツアーでは、参加されるお子様はもちろん、普段介護を担っているご家族の方にもご自身を大切にしてもらう時間を提供しています。

今回、ご参加いただいたご家族からのアンケートで、

「私も子どもが生まれてから毎年海には行っていてもビーチで荷物番とカメラマンで海には入っていなかったことを沖縄の海に浮かんだ時に思い出しました〜とても気持ちよかった〜一生忘れません」

との言葉に素敵な時間を過ごせたことが想像でき、大変嬉しい気持ちになりました。
ご両親が安心してお子様を託せる環境があるからこそ、Linoツアーは自分自身の大切な時間を創ることが出来るのだと感じた瞬間でした。

また、今回アンケートでは、他家族との出会いや交流を喜ぶ声が多く聞かれました。
初参加のご家族が旅行という濃密な時間を一緒に過ごすことにより、親近感が生まれ普段とは違う形でご家族同士が関わり合えるのもLinoツアーの醍醐味の一つです。

私たちも、たくさんのご家族の素敵な笑顔を見させて頂き、活動の支えとさせていただいています。

 

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