NPO法人プロジェクトサンタ
代表理事 矢野 舞
今年、寄付でできたこと
私たちは、療養中の子ども達がワクワクする体験ができるように、病院にガチャガチャを設置する活動をしています。
設置場所は子ども達が入院する小児病棟の処置室や、通院の際によく行く採血室、突然行くことになる救命救急センターなどです。
今年度も皆さまからご寄付をいただき、病院に設置しているガチャガチャへの景品補充をすることができました。
さらに、新しい病院へのガチャガチャの設置も進めることができています。
ガチャガチャは笑顔の時間を増やすだけではありません。
採血やリハビリ、治療を嫌がる子でも「終わったらガチャガチャできるよ!」と声掛けすることで、「頑張る!」と治療に向き合うようになってくれます。
ガチャガチャの景品は現場の声を大切にしています。
その時の流行りや年齢層に応じた景品を揃える工夫をしているので、幼児からAYA世代までとても喜んでもらっています。
景品補充はだいたい半年に1回のペースで定期的に行っています。景品を補充して様々な子どもたちを笑顔にできるのも、皆様からのご寄付があってこそです。
いつも温かいご支援をいただき、本当にありがとうございます。
紹介したいエピソード
ご家族の方がお子さんの入院した時の様子を教えてくださいました。
2歳の娘が入院になった際、ガチャガチャをさせてもらいました。
入院中に相当ストレスを感じ、泣いてばかりの娘でしたが、ガチャガチャをしたときはとても大喜びで、子どもの笑顔を見ることができ親も嬉しかったです。ありがとうございました。
素敵な活動これからも応援しています。
という内容でした。
突然の入院で家から離れて病院で過ごすストレスはお子さんにとって相当なものなのだろうと想像します。
そんな中、お子さんがガチャガチャをとても喜んで笑顔になってくれた事がすごく嬉しいです。
そして私たちは闘病中のお子さんは勿論ですが、いつも寄り添っているご家族の笑顔にも繋がることを願っていますので本当に嬉しいお言葉でした。
頂いた言葉を励みに、今後もガチャガチャを病院で頑張る子どもたちに届けていきたいと思います。