- 支援総額
- 2,841,880円
- 目標金額
- 2,841,880円
- 支援者数
- 45人
- 募集のこり
- 0 日
- 募集団体は NPO法人クリエイト です。
- 本事業の寄付受付は終了しました。現在、募集中の事業は団体名をクリックしてください。
現在寄付募集中のプロジェクトはこちら
すべての子どもが安心して選べる居場所を目指して
現在、不登校の小中学生は全国で約16万5千人(文部科学省調査、2018(平成30)年度)にのぼり、児童生徒数に対する割合は6年連続で上昇して、過去最大となっています。
2016(平成28)年には教育機会確保法が制定され、既存の学校教育への偏重から多様な教育機会を認める方向へと進んでいます。
私たちは地方の小さなフリースクールですが、どんな子どもも地域の宝物として、いきいきと成長できる場所があると信じて活動しています。
すべての子どもが安心して学ぶ場所を選べる国になるために、多様な教育機会確保の実現に今年もまた一歩、小さな歩みを進めていきます。
ユニークで創造的な人生を歩むための全人格的な教育
不登校は大きな社会の課題であると同時に、一人ひとりの大切な子どもとその家族の個別の悩みでもあります。
子どもたちがその後の人生において充実した日々を過ごしていくために、一人ひとりにあった良い経験を積み重ねることのできる学び舎が必要です。
私たち教師が関わることができる時間は限られていますが、子どもたちのベストな居場所として、いつも安心して選べる選択肢でありたい。活動を継続し、子ども達の明るい将来と地域社会の変革のために貢献したいと願っています。
クリエイトが任意団体として発足してから14年。
学校復帰だけでなく、進学や他の学びの可能性を探すなど、ここで関わった子ども達でひきこもりに進んでいった子はいません。
また学習面だけではなく、全人的に関わりを持って過ごす中で、「周囲を赦し愛せる」、「神に愛されている存在として自分を愛せる」、「人の幸せを思い」、「よく聞いて自分で考え」、「行動に責任を持てる」ように、子ども達の内に良い性質がゆっくり成長しています。
一歩勇気をもって進むことができれば、将来の選択肢は大きく広がります。
保護者の声
私達一家は海外で生活していたのですが、新型コロナウイルス流行の影響で、2020年6月に日本に一時帰国しました。
それで子ども達4人(中2女、小6男、小3男、小1女)をクリエイトに通わせることにしました。
私たちはホームスクールをしていたので、日本の学校で勉強についていけるか、友達とうまくやれるか、などと心配しました。
でもクリエイトの先生方が一人一人ていねいに愛をもって対応して下さるので、本当にありがたいです。
子ども達もクリエイトが大好きで、毎日楽しく通っています。勉強だけでなく、生活習慣や人間関係など、色々な面でも成長してきています。
クリエイトに入れさせていただいて、心から感謝しています!
卒業生の声
Q:クリエイトに通っていた時の印象は?
A:クリエイトの印象は、普通の学校にはない教育方針、つまり自分たちの個性を尊重し、成長の手助けをしてくれる学校でもあり、僕たちに本物の自由と主体的に生きる力を発揮させてくれた学校です。今はクリエイトから巣立って一般の学校に通っていますが、クリエイトで学んだことを生かして物事を進んでいきたいです。(Sさん:高校生)
Q:何をして過ごしていた?
A:とにかく自由に過ごさせてもらった!勉強も思う存分、好きなことも思う存分させてもらった!心がしんどい時は、授業そっちのけで先生とティーブレイクしてもらって、とにかく話を聞いてもらったのも良い思い出。(Nさん:大学生)
Q:勉強はどうだった?
A:クリエイトで過ごしていたときの印象は、先生方がすごく親身になって相談を聞いてくれたり、心配してくれたり、優しさと愛で私を包んでくれました。また受験の時には忙しいにも関わらず、いろんな先生が1対1で真剣に勉強を教えてくださり、無事行きたかった高校に入学することができました。感謝してもしきれません。(Aさん:保育士)
Q:大変だったこと、苦労したことは?
A:自分の意見を口に出して言うこと、自分で決めた目標をクリアすること。今は習慣になったけど、聖書通読を毎日したことも苦労した。でも卒業してから、間違っても、おかしくても、自分に自信を持って意見を言うことができるようになったのが活かされています。(Iさん:卒業生)
活動の実績
2020年3月(平成31年度)には中学3年生の生徒が1名卒業し、高校生になりました。入学早々コロナ禍で困難はありましたが、毎日前向きに高校生活を楽しんでいます。
4月に新規入学した3名は、それぞれのペースでクリエイトでの生活に慣れてきました。
また外国籍の児童生徒を受け入れており、学習面以外でも彼らが日本での生活に適応するために貢献しています。
2020(令和2)年11月末現在の通年利用児童生徒は5名、外国からの児童生徒は4名です。
また、体験授業や見学をした児童生徒が2名、コロナウイルスによる休業中の学習補助を受けた児童生徒が5名、放課後英会話利用児童生徒は20名います。
その他、子どもの教育に関する電話相談など、地域に根ざした活動を続けています。
地域社会でフリースクールを運営することは、児童生徒と家族、地域の人が様々な教育機会に目が開かれ、生涯を通した学習の継続と社会参加を推進する意義があります。
ご支援のお願い
みなさまからの寄付金は小中学校に通えていない児童生徒を受け入れ、多様な教育機会を提供するためのフリースクール運営費に充てさせていただきます。
私たちの活動は、利用する児童生徒がいてもいなくても、困ったときに相談できる窓口として常に門を開いている必要があります。
いただいた寄付金は、継続的な活動のため、また職員が子ども達と向き合うことに専念するための人件費として、さらに教育活動充実のための教材費として活用させていただきます。
みなさまのご支援をどうぞよろしくお願いします。
代表者からのメッセージ
特定非営利活動法人クリエイト 理事長 多田 美鈴 2006年、1人の不登校に陥った子に「何とか教育の機会を与えてあげたい」との切なる願いからフリースクールを開校しました。 開校から14年経ち、子ども達のニーズも少しずつ変わってきています。開校当時と同じように、心情的に地域の学校に通うことが困難な生徒もいますが、その他にも私たちの理念に賛同する家族、子ども自身の「持って生まれた生きにくさ」に対応するため、海外からの帰国子女、ホームスクールで学んできた子ども等、様々な状況の子ども達と出会いました。その度に、「多様な教育機会が地域に用意されている」ことの重要性を感じています。学校ではない場所で学ぶことが、良い選択である子どもがいます。 「あなたは高価で尊い存在だよ」 と言ってくれる大人を、子ども達は待っています。子どもは地域の宝です。学童期にどこで学んだとしても、社会を良くしていく存在として堂々と貢献することができると信じて、この思いの輪が地域に広がっていくよう働きを続けていきたいです。 |
当プロジェクトの事業計画
事業名 | フリースクール事業 |
内容 | 特定非営利活動法事クリエイトは、不登校児童生徒のためのフリースクールを運営し、多様な教育機会を提供するため、平日日中に小中学校へ行っていない児童生徒を受け入れています。 不登校は社会的に大きな問題ですが、学校へ行けない、行かない理由は、子どもによって様々です。フリースクール事業を通して一人一人に寄り添い、個別に生活や学習を助けます。また、将来の社会参加を見据えて進学サポートや、様々な人達との交流を行っています。毎日の生活の中で、「土台の回復」「個々の成長」「世界に貢献」を目標とし、子どもたちを愛し、関わっています。 |
事業期間 | 2021年1月から2021年12月まで |
総事業費 | 8,311,500円 |
当サイトでの 募集額 |
2,841,880円
|
コメントを残す
団体への応援メッセージなどお待ちしております。
※ いただいたコメントは事務局確認後に公開させていただきます。事務局が不適切と認めるコメントについては、公開いたしません。