『あなたの居場所はここにある』子どもの未来をささえるフリースクール

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地域の子どもたちに多様な教育機会を

現在、不登校の小中学生は全国で約14万4千人(文部科学省調査、平成29年度)にのぼり、児童生徒数に対する割合は5年連続で上昇して、過去最大となっています。

平成28年には教育機会確保法が制定され、既存の学校教育への偏重から多様な教育機会を認める方向へと進んでいます。私たちは田舎の小さなフリースクールですが、どんな子どもも地域の宝物として、生き生き成長できる場所があると信じて活動しています。すべての子どもが安心して学ぶ場所を選べる国になるために、多様な教育機会確保の実現に今年もまた一歩、小さな歩みを進めていきます。

本当の自分を見つけ歩みだすきっかけを

不登校は大きな社会の課題であると同時に、一人ひとりの大切な子どもとその家族の個別の悩みでもあります。子どもたちがその後の人生において充実した日々を過ごしていくために、一人ひとりにあった良い経験を積み重ねることのできる学び舎が必要です。

私たち教師が関わることができる時間は限られていますが、子どもたちのベストな居場所として、いつも安心して選べる選択肢でありたい。活動を継続し、子ども達の明るい将来と地域社会の変革のために貢献したいと願っています。

クリエイトが任意団体として発足してから13年。学校復帰だけでなく、進学や他の学びの可能性を探すなど、ここで関わった子ども達でひきこもりに進んでいった子はいません。また学習面だけではなく、全人的に関わりを持って過ごす中で、「周囲を赦し愛せる」、「神に愛されている存在として自分を愛せる」、「人の幸せを思い」、「よく聞いて自分で考え」、「行動に責任を持てる」ように、子ども達の内に良い性質がゆっくり成長しています。一歩勇気をもって進むことができれば、将来の選択肢は大きく広がります。

卒業生たちからの声

Q:クリエイトに通っていた時の印象は?

A:クリエイトの印象は、普通の学校にはない教育方針、つまり自分たちの個性を尊重し、成長の手助けをしてくれる学校でもあり、僕たちに本物の自由と主体的に生きる力を発揮させてくれた学校です。今はクリエイトから巣立って一般の学校に通っていますが、クリエイトで学んだことを生かして物事を進んでいきたいです。(Sさん:高校生)

 

Q:何をして過ごしていた?

A:とにかく自由に過ごさせてもらった!勉強も思う存分、好きなことも思う存分させてもらった!心がしんどい時は、授業そっちのけで先生とティーブレイクしてもらって、とにかく話を聞いてもらったのも良い思い出。(Nさん:大学生)

 

Q:勉強はどうだった?

A:クリエイトで過ごしていたときの印象は、先生方がすごく親身になって相談を聞いてくれたり、心配してくれたり、優しさと愛で私を包んでくれました。また受験の時には忙しいにも関わらず、いろんな先生が1対1で真剣に勉強を教えてくださり、無事行きたかった高校に入学することができました。感謝してもしきれません。(Aさん:保育士)

 

Q:大変だったこと、苦労したことは?

A:自分の意見を口に出して言うこと、自分で決めた目標をクリアすること。今は習慣になったけど、聖書通読を毎日したことも苦労した。でも卒業してから、間違っても、おかしくても、自分に自信を持って意見を言うことができるようになったのが活かされています。(Iさん:卒業生)

活動の実績

平成30年度には、中学3年生の生徒が二人卒業しました。二人ともさまざまな困難や受験を乗り越えて、前向きに高校生活を楽しんでいます。また毎年短期滞在の外国籍児童生徒を受け入れており、彼らが日本での生活に適応するためにも貢献しています。
平成31年度(3月〜11月)通年利用児童生徒3名、短期外国籍児童生徒9名、体験授業や見学をした児童生徒5名、放課後英会話利用児童生徒27名

ご支援をお願いする内容

寄付金は小中学校に通えていない児童生徒を受け入れ、多様な教育機会を提供するためのフリースクール運営費に充てさせていただきます。

私たちの活動は、利用する児童生徒が居てもいなくても、困ったときに相談できる窓口として門を開いている必要があります。いただいた寄付金は、継続的な活動のため、また職員が子ども達と向き合うことに専念するための人件費として、さらに教育活動充実のための教材費として活用させていただきます。

事業名 フリースクール事業
内容 一人ひとりの子どもに寄り添い、それぞれの生活や学習を助けています。また、将来の社会参加を見据えてさまざまな背景、年代の人達との交流を行っています。毎日の生活の中で「土台の回復」「個々の成長」「世界に貢献」を目標にかかげ、子どもたちが愛されている一人の人間としてのアイデンティティーを回復し、他を愛する自信をつけることを目指しています。
事業期間 2020年1月から2020年12月まで
総事業費 7,309,000円
当サイトでの
募集額
2,740,000円

  • 人件費(事業費):2,360,000円
  • 備品費:350,000円
  • 印刷製本費:60,000円
  • 通信運搬費:20,000円

 

 

団体代表者の活動への想い

2006年、1人の不登校に陥った子に「何とか教育の機会を与えてあげたい」との切なる願いからフリースクールを開校しました。
自分らしくいること、そして自分に与えられた使命を求め、そのためにふさわしく成長していくことを選べるようになったことは、子ども達とその家族にとって大きな救いであったのではないかと振り返ります。

開校から12年経ち、子ども達のニーズも少しずつ変わってきています。開校当時と同じように、心情的に地域の学校に通うことが困難な生徒もいますが、その他にも私たちの理念に賛同する家族、子ども自身の「持って生まれた生きにくさ」に対応するため、海外からの帰国子女、ホームスクールで学んできた子ども等、様々な状況の子ども達と出会いました。その度に、「多様な教育機会が地域に用意されている」ことの重要性を感じています。学校ではない場所で学ぶことが、良い選択である子どもがいます。

「あなたは高価で尊い存在だよ」

と言ってくれる大人を、子ども達は待っています。子どもは地域の宝です。学童期にどこで学んだとしても、社会を良くしていく存在として堂々と貢献することができると信じて、この思いの輪が地域に広がっていくよう働きを続けていきたいです。

理事長 多田 美鈴