日本駆け込み寺セミナー開催『水商売・風俗業界の人々からの相談とその支援』 ~ 相談者の抱える悩みの本質とその背景 ~

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日本駆け込み寺セミナー開催『水商売・風俗業界の人々からの相談とその支援』 ~ 相談者の抱える悩みの本質とその背景 ~

『たった一人のあなたを救う』

『たった一人のあなたを救う』を信条に、新宿歌舞伎町で悩みを抱えた人々からの相談に年中無休でのっている公益社団法人日本駆け込み寺。年齢や性別、宗教、国籍を問わず、被害者だけでなく加害者からの相談も分け隔てなくきちんと受け止め、一般論で裁いたり否定したりすることはしない。その姿勢を頼りに全国から多くの相談者たちがその門を叩く。

これまでに受けた相談は2016年度だけでも2,752件。前身であるNPO法人日本ソーシャル・マイノリティ協会を設立した2002年からの合計は5万件以上にものぼる。受ける相談の内容は、依存など心の問題からDVや家庭内暴力を含む家庭問題、仕事、借金、恋愛、交友関係と幅広い。相談者の中には精神的に追い詰められ、自殺を口にする者も少なくない。最近では引きこもりや家庭内暴力の高齢化、女性から男性へのDV、LGBT同士のトラブル、ホスト依存や売春の低年齢化、いじめや虐待の密室化などの相談が増えている。

このような膨大で幅広い種類の相談を、本人やその家族、被害者側や加害者側といったあらゆる立場の人から受けることで、日本駆け込み寺の相談員たちは絡まりあった問題の構造を理解し根本的な問題を見抜く目が養われる。さらに相談者のサポートとして公的機関や弁護士などとも係わることで、各種制度や有効な解決方法などに精通していく。

そうして「たった一人のあなた」と向き合い続けてきた「日本駆け込み寺」は、今の日本社会に存在するさまざまな問題とその根源をどこよりも正確に捉えている。

 

歌舞伎町から見える社会

そんな日本駆け込み寺が設立当時から力を入れていることの一つが、歌舞伎町で水商売・風俗業界で働く人々からの相談だ。全国から人が集まる日本一の歓楽街 歌舞伎町は、子育てや貧困などさまざまな悩みや問題が凝縮される場所でもある。そんな歌舞伎町に前身のNPO法人設立時から16年に渡り事務所を構え、街の清掃活動や夜間パトロールでの声掛けを通して自分たちの活動を浸透させてきた。

今回のセミナーは、そうして寄せられた歌舞伎町で働く人々の相談を通して、今の日本社会の現状を再認識するための120分。
今、歌舞伎町で何が起こっているのか?人は追い詰められるとどんな思考になるのか?相談員はどのようなことを心掛けながら相談者と接していくのか?数々の相談事例を聞くことで見えてくる社会に広がる問題を知るとともに、その解決の為に私たちは何をするべきかを日本駆け込み寺代表であり5万人の相談に乗ってきた玄秀盛と、日夜現場で相談に乗り続ける2代目所長の中島一茂と共に考える貴重な機会。
是非ご参加ください。

 

開催概要

タイトル 『水商売・風俗業界の人々からの相談とその支援』
~ 相談者の抱える悩みの本質とその背景 ~
日  時 2018年11月28日(水)19:00~21:00(18:30受付開始)
場  所 さわかみ投信株式会社2F大会議室
〒102-0082 東京都千代田区一番町29番地2
東京メトロ半蔵門線 半蔵門駅下車 「4番出口」より徒歩5分
主  催 公益財団法人お金をまわそう基金
公益社団法人日本駆け込み寺
お問合わせ 公益財団法人お金をまわそう基金 事務局
03-6380-9864 (平日10時~17時)