- 支援総額
- 664,640円
- 目標金額
- 664,640円
- 支援者数
- 38人
- 募集のこり
- 0 日
目標額に達しました!
- 募集団体は 特定非営利活動法人ならはらの森なかの学舎 です。
- 本事業の寄付受付は終了しました。現在、募集中の事業は団体名をクリックしてください。
ごあいさつ
―子どもが生き生きと生活する―
これは、私が45年間園長として携わってきた八王子中村学園なかの幼稚園の基本理念です。
八王子の西部、楢原町にある「ならはらの森なかの学舎」も同じ思いで、学校に行けなくて困っている子どもたちが、生き生きとありのままで過ごせる場所作りを目指しています。
学校が苦手な子も、学校に行っている子も、この学舎の森で、仲間と出会い自分の思いを実現していって欲しい。また、お母さん、お父さん同士の出会いの場にもなっていけたら、とたくさんの願いを持ってスタートしました。
地域や教育機関などとも連携し、理解をいただきながら、子どもたちの居場所作りをすすめているところです。
昨年度は、お金をまわそう基金様を通じて、大勢の方の御支援を頂戴し、子どもたちのための環境を整えることができました。
今年度も子どもたちと共に育っていく地域の伴走者として、がんばって参ります。皆様のご支援をよろしくお願い致します。
特定非営利活動法人ならはらの森なかの学舎
代表理事 髙橋 惠子
東京都八王子市の、広々とした緑豊かな林の中に、私たちの学び舎は建っています。
活動場所には手作りのハンモックやターザンロープ、畑もあります。めったにお目にかかれない貴重な植物が自生していたり、野鳥や昆虫をはじめ多様な生き物の姿を見ることもできます。近くに川遊びのスポットもあり、夏の暑い時期は最高の遊び場になっています。
子どもたちに直接関わるスタッフは、教職経験者、児童福祉関係者、不登校経験者等によって構成されています。
毎日の昼食は、子どもたちとスタッフが力を合わせて作ります。味噌汁には自分たちで仕込んだ味噌を使い、みんなで耕した畑で収穫された野菜が食卓に並びます。
子どもたちの興味・関心を広げるために、英語、音楽、ヨガ、体操、ダンス、科学実験、木工、郷土の歴史めぐり、子ども哲学など、魅力ある講師の方々をお招きし、多様なプログラムも提供しています。
みんなで企画する遠足、バーベキュー、宿泊行事といったイベントでは、よりよい人間関係を築く力も養われています。
子どもたちに必要な居場所
学校に居場所を見出しにくい子どもたちは毎年増え続けています。小・中・高等学校等における不登校児童生徒数は過去最多の24万2940人と言われています。
わが町八王子市では、令和3年度は1489人の小中学生が学校に行けていません。その理由は様々ですが、居場所を求めている子どもたちがたくさんいるのは確かです。
「不登校児童生徒の多様な教育機会の確保を」と言われるようになってきましたが、子どもたちの居場所は、まだまだ足りていないのが現状です。すべての子どもの権利が守られる社会を構築するための具体的なステップとして、居場所作りの取組は急務です。
私たちは、次の3つのことを大切にしながら、どの子にとっても安心して、ありのままの自分でいることができる居場所づくりをしています。
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これまでの活動
子ども5人からのスタート
長年幼稚園教育に携わっている代表の髙橋は、卒園生の保護者から「うちの子、学校に行ってなくて…」という相談を多数受けるようになり、子どもたちの居場所作りを考え始めました。
その思いに賛同した仲間が集まり、みんなの思いが詰まった、ならはらの森なかの学舎が生まれました。
2021年5月に子ども5人、スタッフ2人でスタートしました。2023年5月現在、子ども42人、スタッフ・ボランティア13名となっています。
あなたは、あなたのままがいい
学校に居場所を見出しにくい子どもたちの中には、自分の素直な気持ち、感じ方や考え方を否定され、自信を失ってしまっている子どもたちがいます。
なかの学舎に通い始めたばかりのお子さんの中にも、そのような様子が見られることがあります。
しかし、「あなたは、あなたのままがいい。」とその存在そのものを肯定してくれる大人と出会い、その時々の自分の意思を尊重してもらいながら、豊かな自然に囲まれて一緒に生活をつくっていくうちに、少しずつ変化が表れてきます。大きな声を出して笑うようになり、目に見えて表情が明るく、柔和になっていく子どもたちの姿をこれまでもたくさん見てきました。
大きく変化・成長していくわが子の様子を目の当たりにする喜びを報告してくださる親御さんも少なくありません。
また、見学に訪れた人の中には「ここに通う子どもたちの生き生きとして元気な姿に感動しました。」と感想を残していかれる方もいらっしゃいます。
保護者の方の声
ご寄付の使いみち
私たちの思いが詰まった、ならはらの森なかの学舎ですが、民間のフリースクールを運営していくことはとても大変です。公私立学校とは違い、公的支援はありません。その結果、決して安くはない利用料を家庭に負担していただかざるを得ない状況です。
皆様からのご支援は、子どもたちの居場所を継続・発展させるための人件費の一部に使わせていただきます。
ご支援のお願い
昨年4月、資金ゼロからNPO法人として立ち上げ、地域をはじめ皆様から真心のご支援をいただきまして、なんとか1年間事業を続けてくることができました。
この間、問い合わせ、見学・体験の申込は途切れることなく、居場所に対するニーズの多さ、強さを実感していますが、施設への公的な補助などは一切なく、まだまだ経営を維持していくことは難しい状況です。
今年度は、子どもたちの安心・安全な居場所を継続・発展させるためにどうしても必要な人件費の一部として、計66万4640円を目標金額にさせていただきました。
居場所を必要としている子どもたちに、「いつでもおいで。」と声をかけてあげられるよう、多くの皆様からの御支援、どうぞよろしくお願いいたします。
賛同者の声
当プロジェクトの事業計画
事業名 | 不登校の子どもたちが生き生きと過ごせる居場所を守りたい
-誰もが安心して過ごし、学び、遊べる場所を開設し、運営する事業- |
内 容 | 学校の中に居場所を見出しにくい子どもを対象に、一人ひとりが安心して過ごせる居場所をつくります。
子ども一人ひとりの特性を活かしながら人間関係を育む環境の中で、学校外の多様な学びや育ち・生き方を支援します。 また、未就学児の親子にも安全な環境で安心して遊べる機会と場所を提供します。 |
事業期間 | 2023年4月から2024年3月まで |
総事業費 | 7,600,280円 |
当サイトでの 募集額 |
■人件費664,640円 内訳 (パート) 1,072円×5h×12回×5か月=321,600円 (アルバイト) 1,072円×8h×8回×5ヶ月=343,040円 |
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団体への応援メッセージなどお待ちしております。
なかの学舎
2023/07/25きっぺいの母
2023/07/19※ いただいたコメントは事務局確認後に公開させていただきます。事務局が不適切と認めるコメントについては、公開いたしません。