重症心身障がいの子どものための放課後等デイサービス

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重症心身障がいの子どものための放課後等デイサービス
支援総額
344,689
23.52%
目標金額
1,465,310
支援者数
13
募集のこり
0

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地域で生きる夢と幸せをともに実現する

NPO法人秋川流域支援ネットワークは、障害福祉の大きな転換となる支援費制度の施行から秋川流域の親の会、障害福祉従事者、社会福祉協議会、ボランティア団体などが集まり結成されました。施策が、施設入所中心から地域生活中心へと変わってきましたが、まだまだそれを受け入れる社会資源がこの地域には乏しいことが課題となっています。

知的障がい者を中心にニーズを調査した結果、ライフステージに応じた一貫した支援体制の構築が必要であると考え、今日まで障害福祉事業、就労支援事業、共同生活・自立支援事業、発達支援・放課後等デイサービス事業などを10事業所で提供しています。
その中で、『児童発達支援・放課後等デイサービス』を行っている事業所「わいわいくらぶ」につきまして、現状を知っていただきたいと思います。

 

平成24年度に放課後等デイサービスが制度化され、障がいを抱える子どもと家族にとって大きな支えとなっています。

ニーズの多さもありその数は速いペースで毎年増え続けていますが、それでも全ての子どもに支援が行き届いたわけではありません。

一言で障がいといってもその様相は多種多様であり、とりわけ重症心身障がい児といわれる子どもを受け入れる事業所の数は全体の増加ペースに比例していません。

「なぜ、増加していかないのか?」に関しては、後述させていただきますが、十分なケアを目指すと事業が成り立たちにくい現状があるためです。

「わいわいくらぶ」とは

わいわいくらぶは、小学校から高校生の重症心身障害の子どもを対象とした障害児の放課後等デイサービスを展開しています。

わいわいくらぶでは生活する地域にある居心地の良い場所であることもてる力を維持し・更に引き出す関わりをもつことを目的に活動しています。

 

【具体的に取り組む活動】

医療ケア 看護師が常駐し、経管栄養や吸引など必要な対応を行っています。
入浴サービス リフトなどの設備やスタッフ2名体制を整えた環境で、安全に入浴をしていただけます。
リハビリ 理学療法士(PT)の指導のもと、マッサージや運動などを行います。
個別活動 学校の宿題・外出・音楽鑑賞など、それぞれの好みにあった活動を取り入れ、楽しい時間を提供しています。家や学校とは違った他人との関わりの場であることを意識して過ごすことができます。
イベント 学校長期休業期間などに、外出やお楽しみ会などを企画したり、季節を感じられる行事を行っています。
支援計画 半年に一回子どもの成長を振り返りながら、支援計画の見直しを行います。

重症心身障がいの子どもを対象とした放課後等デーサービスの中で、入浴サービスも行っており、ご利用いただくご家族にも非常に喜ばれています。

わいわいくらぶが所在する地域ではまだ福祉サービスが充足しておらず、子ども達の生活は家族の負担によって成り立っている現状があります。

放課後等デイサービスが入浴サービスをすることに賛否の意見があることは承知しておりますが、地域における使命や少しでも家族の方のために役立ちたいと考えており、今後も続けていきたいです。

 

事業を継続するために

平成27年度に重症心身障がい児を対象とした放課後等デイサービス『わいわいくらぶ』を立ち上げましたが、市内にある特別支援学校の学区域6市町村において、同様の事業所はありません。

わいわいくらぶは開設以来、赤字が続いていますが、地域に必要な資源は赤字でも事業を継続するという想いで、何とか今まで継続してきました。

子どもや家族にとって希望となる事業所であり続けたい

子ども達にとっては放課後の余暇時間を楽しく過ごし、障がいは重くても個々にもてる手段を活用したコミュニケーションをとることで子どもの成長に多く関わることができます。

ご家族にとっては支援員・医療職(看護・理学療法士)等のスタッフがそれぞれ専門性を活かしながら、安心と安全を第一に活動しています。

そのためご家族の方にとっては精神的・肉体的に軽減することができます。また仕事をあきらめることなく社会へ活動することができ、安定的な収入を得ることにもつながります。

ご支援をお願いする内容

重症心身障がいの子どもを対象とした事業は、制度化されたとはいえ事業として採算がとりづらく、主収入である給付費収入と利用者負担収入金では安定した運営が難しく、新規の参入も事業者も増えない現状があります。

赤字となる理由としては、重症心身障害の子どもは体調の変化が著しく、放課後等デイサービスを利用しようとしていてもキャンセルとなることが少なくありません。

一方で、事業所としては、利用予定者の人数にあわせてスタッフ等を勤務させています。収入は実際に利用した人数となるため、その差分だけ赤字になってしまっています。

そのため寄付金は、福祉サービスの要である人(人件費1名分)に充てます。

支援力の向上により利用者にもより良い環境で充実した時間を過ごしてもらうことと、能力がある職員が事業所に多くいることで受け入れるご家族にも安心を与えることができます。今後もわいわいくらぶが地域のニーズに応えられるよう、ご賛同いただければ幸いです。

【一日に配置する人数と役割】

支援利用者の定員5名に対して

役割 人数 支援内容
児童発達支援管理責任者 1名 支援計画作成
支援員(保育士、介護福祉士など) 4名 余暇活動、生活支援
看護師 1~2名 体調管理、医療的ケア
理学療法士 適時 リハビリ

【具体的な計画】

事業名 放課後等デーサービス(重症心身障がい)
内容 重症心身障がいの子どものための放課後等デイサービス
事業期間 2019年4月から2020年3月まで
総事業費 23,583,102円
当サイトでの
募集額
1,465,310円

  • サービス提供者人件費:1,465,310円

団体代表者の活動への想い

「やりたいことを好きなだけやりたい!」だれでもそう思っています。子どものそんな思いを引き出して実現させるのが私たちの役割です。やりたいことにチャレンジして、それができたときの喜びと感動は、子どもをどんどん成長させてくれます。子ども達にはそんな体験をたくさんしてほしい。子どもが笑顔を見せてくれたとき、それが私たちにとっての一番の評価だと思っています。たくさんの子どもの笑顔が見られるように、ご協力くださいますようお願い致します。

理事長 藤間 英之

団体概要

団体名 特定非営利活動法人秋川流域支援ネットワーク
理事長 藤間 英之
主な事業
  • 障害者生活支援のための情報提供事業
  • 障害者総合支援法に基づく障害福祉サービス事業
  • 障害者総合支援法に基づく地域生活支援事業
  • 障害者総合支援法に基づく特定相談支援事業
  • 障害者総合支援法に基づく一般相談支援事業
  • 児童福祉法に基づく障害児通所支援事業(申請事業)
  • 児童福祉法に基づく障害児相談支援事業
  • 児童福祉法に基づく地域型保有事業
  • 障害者就労支援事業
  • 障害者移動援助事業
  • 障害者権利擁護事業
  • 障害者学習支援事業
  • ホームヘルパー等福祉人材養成研修事業
  • 障害者就労・生活支援センターの運営
  • 介護保険法に基づく指定居宅介護支援事業
  • 介護保険法に基づく居宅サービス事業
  • 介護保険法に基づく介護予防サービス事業
主な事業所
  • 法人本部
  • おむすびネット
  • やまぐちや
  • わいわいくらぶ(申請事業所)
  • グループホームひかり・そらあかり
  • ひばりの家
  • めたせこいあ
  • ひばり
  • どんぐり
  • あきる野市障がい者就労・生活支援センターあすく
  • 日の出町障がい者就労・生活支援センターあるって

 

当プロジェクトの事業計画

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団体への応援メッセージなどお待ちしております。

上瀧 大

2019/06/10
利用者のお子様とご家族に一つでも多くの笑顔が増えるといいですね❗

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