- 募集団体は NPO法人クリエイト です。
- 子ども支援分野への寄付でもこの団体を支援できます。
- 支援総額は2024年12月16日現在のものです。
代表者からのごあいさつ
いつもフリースクールクリエイトをご支援してくださり、ありがとうございます。
クリエイトは、NPO法人格になって、8年が経ちました。みなさまからのご支援も6年目となり、子どもたちのための教材、図書、運動用具、授業内容などが大変充実してまいりました。心より感謝しております。
2024年9月より小学生2名が出席認定されました。みなさまの日頃からの応援があったからこそです。本当にありがとうございます。
クリエイトでは子どもたちがたくさんの選択肢から望む進路を選び、自分らしい人生を歩んでいってほしいと願っています。そのために、通常の学科の授業だけでなく、レクリエーションや社会貢献、地域の方や外国の方との交流など、幅広い体験ができるようカリキュラムを組んでいます。
2024年5月にオープンした「子ども食堂」は、さぬき市社会福祉協議会や地域の方たちのご協力のもと、クリエイトの子どもたちとスタッフが中心となって毎月1回開催しています。こういった取り組みは子どもたちにさまざまな世間知と考える力を授けてくれます。
2025年度もクリエイトは子どもたちを精一杯育ててまいります。どうか引き続きのご支援をよろしくお願いいたします。
NPO法人クリエイト
理事長 石田美幸
私たちがフリースクールを始めたきっかけ
2006年、一人の子どもが学校へ行けなくなりました。
当時、香川県には公立小中学校の他に子どもが学ぶ場の選択肢がなかったため、有志の4人のボランティアが学習や生活の手助けを始めたのです。クリエイトの活動はここからスタートしました。
私たちの地域には子どもが少ないため、どうしても小中学校の人間関係は閉塞的になってしまい、辛いことが起こった時に逃げる場がなくなってしまう状況でした。学年が変わってもクラスは変わりません。人間関係に変化がないため、辛い気持ちを持っている子どもはそのままで過ごさざるを得ませんでした。
そのような背景があり、「子どもや保護者には教育を選ぶ権利があるべきだ」という思いからフリースクールを開設したのです。
2024年10月31日に文部科学省が発表した調査結果によると、不登校の児童・生徒の数は約34万6000人になりました。
公立の小中学校の多くの先生方は誠実に取り組まれていますが、教育現場のシステム上難しいことも少なからずあるようで、多様な学びに対応できないもどかしさがあるとも聞いています。
私たちのフリースクール
近年、多様な教育機会の必要性が認識されてきましたが、香川県には公立学校と公立のフリースクール以外に教育を受ける場はほとんどありません。
クリエイトは香川県さぬき市では初めてのフリースクールであり、18年間、一貫して子どもの教育(勉強や生活)に関わってきました。そのため、香川県の教育関係機関には良く知られている存在です。
クリエイトでは、小・中・高校生を対象に、平日8時30分から夕方まで教科の勉強をはじめとした、さまざまなカリキュラムを提供しています。
勉強に関しては、文部科学省の学習指導要領に沿うようにそれぞれの学年に合う学びを進めています。
不登校のために勉強が遅れている子どもであっても、小学6年生や中学3年生の頃には追いつくように指導しています。
子どもたちが学ぶことに楽しさとやりがいを感じられるよう、時間割を独自に作成し、主要5教科以外にも副教科などを取り入れています。
クリエイトはキリスト教の教会でフリースクールを行っていますが、他県にも同じようなフリースクールがあり、親しく交流しています。また、海外のクリスチャンとの交流もあり、グローバルな関係もできています。
また、子どもが主体的に準備から運営まで行う体験活動や交流活動などに、たくさんの時間を使っています。18年間続けてきた地域との交流活動により、地域全体で子どもたちを見守り、教育を応援する文化が浸透しています。
勉強を勉強だけで終わらせるのではなく、学びを活かし、社会性を養い、心の回復と個別の成長を促しながら、「自分らしさ」を見つけられる子どもを育てていきたいと考えています。
子どもや保護者の声
Aさん(高校1年生)
Bさん(小学3年生)
Bさんの保護者(母)
Cさん(小学2年生)
Cさんの保護者(祖母)
ご寄付のつかいみち
皆さまからのご寄付は、子ども達が毎日使う教材や教具、校外活動時の引率費用、講師の技術向上のための研修や学習費用、講師の人件費(図工、音楽などの特別講師を含む)などに大切に使わせていただきます。
フリースクールが既存の学校と違う点は、
・学年の枠にとらわれず自分のペースで学習できるところ
・発達のでこぼこも国籍の違いも、みんなが持っている同じ個性として受け入れられるところ
・個別の時間の過ごし方の中で、自分の心を自分の方法で表現できるところ
だと考えています。
言葉にならない思いを抱えている子どもたちに寄り添う場所、そしていつでも質の高い学習を子どもたちに提供できる場所を、ここで継続していけるよう、皆さまのご支援をよろしくお願いいたします。
例えば、
◎1,000円の寄付でドリルが1冊買えます
◎3,000円の寄付で1人の子どもに1日の学習支援を行えます
など、皆さまからのご支援を子どもたちの学びに使わせていただくことができます。
ご支援のお願い
活動を始めて18年が経ちました。これまでたくさんのご支援をいただき、心より感謝申し上げます。
私たちの活動を知っていただくために、パネル展などの啓発活動もしているのですが、フリースクールを知らない方も多く、知っていても暗いイメージを持っておられる方がおられます。「フリースクール」というものがまだまだ社会に浸透していないのが現状です。
フリースクールは、子どもたちの傷ついた心を回復させ、将来に希望を持ち前向きに人生を進めようとする場なので、本当はすごく明るい場なのです。
子どもにとって公立の学校ももちろん良いのですが、フリースクールならではの長所もあります。クリエイトでは教師だけでなく様々な活動を通して地域の大人やお年寄り、普段出会わないような人と同じ時間を過ごすことで、新しい自分を発見することができます。
是非、子どもが安心して学び輝ける場を一緒に作っていただけたらと思います。
皆さまのご支援ご協力をよろしくお願い致します。
賛同者の声
【図工・美術担当 富永淳一】
図工、美術の授業は、異学年での交流学習です。みんながほぼ同じ題材で取り組みますが、目標は異なり評価規準が違います。
学年が下の生徒は、お兄さん・お姉さんらの様々な工夫を感じながら、楽しく取り組みます。マーブリングがきれいにできた!液体粘土の感触を味わうことができた!など、造形体験を増やし、自分の表現にだんだんと自信が出てきます。
学年が上の生徒は、意識はあまりないですが、妹・弟らの良いお手本になれるように思考します。これまで蓄積してきた自分の造形の引き出しの中から、その日の題材に適した技法を見つけて試します。明暗、濃淡、陰影、構図の工夫など、表現してみることで、実生活の中での「ものの見方」などが変わって来ることを願っています。
クリエイトでともに作品をつくったことは、これからも個々の人生の様々な場所で生きて来ると思います。
上手い作品をつくることが目的ではありません。作品づくりを通して、その子が、自身の未来に向かう生き方のヒントが見つかるよう支援ができればと願い祈ります。
団体概要
当プロジェクトの事業計画
事業名 |
地域と共に育てるフリースクール事業
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事業実施団体 | 特定非営利活動法人クリエイト |
事業内容 | 【不登校児童生徒のためのフリースクール運営】 当法人は多様な教育機会を提供するためフリースクールを運営し、平日日中に小中学校へ行っていない児童生徒を受け入れる。不登校は社会的に大きな問題だが学校へ行けない、行かない理由は様々なため、事業を通して一人一人に寄り添い、個別に生活や学習を助けている。また将来の社会参加を見据えて進学サポートや様々な人達との交流を行っている。「土台の回復」「個々の成長」「世界に貢献」を目標とし、毎日の活動で子供達を愛して関わる。また、地域との連携強化を目指してイベント等を活発に行う。 |
事業実施期間 | 2025年1月1日から2025年12月31日 |
総事業費 | 9,829,320円 |
当サイトでの 募集額 |
【募集額】
992,581円 【内 訳】 ・備品費(教育教材費):404,686円 ・人件費 (事業費):587,895円 |
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