- 支援総額
- 429,600円
- 目標金額
- 429,600円
- 支援者数
- 18人
- 募集のこり
- 0 日
- 募集団体は NPO法人福岡教育サポート です。
- 本事業の寄付受付は終了しました。現在、募集中の事業は団体名をクリックしてください。
すべての子どもたちに教育と進路の機会均等を目指して
NPO法人福岡教育サポートは今まさに窮地に立たされている目の前の子どもたちを何とかしなければならない、お金がないという理由で自分の夢や勉強をあきらめることがあってはならないと考え、現役の教師やOB、大学生がボランティアで勉強を教える貧困世帯の子どもたちを対象とした塾を開講することに至りました。
家庭が貧しいから進学や勉強をあきらめるのではなく、貧しくても進学や勉強をあきらめず、夢を叶えるという社会になることが大切です。
経済格差≠教育格差
子どもの貧困率は13.9%(平成28年国民生活基礎調査の概況:厚生労働省)で約7人に1人が貧困となっています。
高校や大学に進学するためには塾に通わせなければいけないのが当たり前の社会となり、塾代を支払えない家庭は不利になってしまいます。
一年間で塾に通う費用は公立中学校で約20万円2千円、私立中学校で約14万4千円、公立高等学校では約10万7千円、私立高等学校は約17万1千円(厚生労働省:平成28年度子供の学習調査)となっています。生活保護家庭を含め、経済的に困っている家庭は子どもを塾に通わせることすら困難です。
また生活保護家庭の子どもを大学に進学させるには現在の生活保護制度では子どもが高校卒業後に働くことを前提としているため、生活保護を受給しながら大学に進学することは認められていません。そのため生活保護家庭の子どもが大学進学するには、その子どもを生活保護費の支給対象から外す「世帯分離」が必要となります。一時的に給付金を支給されますが、大学進学にかかる費用から考えるとごくわずかであり、入学してもアルバイトに追われ大学を中退するケースも少なくはありません。また大学を卒業しても奨学金の返済を抱え込むことになり生活は苦しいままとなるのが現状です。
ご支援をお願いする内容
学習塾事業
貧困家庭で最も影響を受ける子どもたちへの入学準備金
生活保護家庭や世帯収入が低い家庭の子どもたちにとって、自分ではどうにもできない部分が進学にかかる費用です。現在、奨学金で進学するする子どもが増えてきましたが、入学時に必要な費用までは対応できていません。そのため必要な費用を賄うことができずにせっかく合格した学校への進学を断念する子どもも少なくはありません。国による給付型の奨学金を支給することが決まりましたが、軌道に乗るまでにはもう少し時間が掛かるでしょう。そのため一般生徒からの塾代を基に経済的な理由で進学を断念する子どもたちに入学準備金として給付することも検討しています。
目の前の一人を救う学習塾
子どもたちは自分の家庭の経済状態について中学生ぐらいから理解し始めるため、周りの友達と比べて「どうして自分だけ」と悩んだり、親や自分の境遇を恨んだりと心に少しずつ傷を負っていきます。そういう経験が次第に自分に自信が 持てなくなり将来の希望や夢を持つことすらできずにいます。経済的な理由から希望していた学校への進学を諦めなければならなかったり、学校を卒業したら働かなければならないから、どうせ勉強してもしょうがないからと自暴自棄になる例もあります。
そのため学習支援に必要な教室の利用料、講師の交通費、教材のプリント作成費、広告のチラシ作成費についてご支援をお願いいたします。
これまでの実績
学校の先生方に感謝でいっぱい
私も娘が在学中に勤めている会社が倒産してしまい,経済的に困っているときに先生方に助けていただきました。
親の貧困や保護者の経済的な問題で子どもたちが自分の希望する学校へ進学できないのは非常に残念なことだと思います。
奨学金を受けても社会人になっての返済が大変で困っている人が多いと聞いています。
お金に困らない子どもたちだけが進学でき,そうでない子どもたちは進学できないという状況は子どもたちが平等なスタートラインに立てないことだと思います。
子どもたちがお金の心配をしないで進学できる環境作りは大事なことで、せめて子どもたちが安心して勉強できる社会になってほしいと思います。
ボランティア講師より活動の想い
AOさん また教育は地域全体で取り組むものだと考えています。私が受験勉強の際に評論文で学んだことですが、教育は保護者の方や学校の教員だけではなく、地域全体で取り組んで、初めて子どもにとって完全な環境に近づけるというものでした。この事業は現役の教師だけではなく、教え子や大学生などがボランティアとして講師をしており、ただの塾講師としてアルバイトするよりも、地域全体で教育に取り組む姿勢が強いところが一番の魅力でやりがいを感じています。 |
RMさん 私の中でどこか他人ごとのように思っていたボランティアでした。今回講師としての話をもらい、塾講師のアルバイトではなく、この事業の一員として参加することは子どもたちへの思いが強い大人たちのつながりを感じることができるのではないか。自分自身も成長できると思い参加しています。 |
AKさん 私は現在高校生ですが、将来小学校教師を目指しているため、この事業に関わっています。自分の勉強に加え、生徒に勉強を教えることは非常に難しく大変ではありますが、それ以上に大きなやりがいを感じています。このような貴重な機会を大切にし、濃い経験を積んでいきたいです。 |
代表より活動への想い
これまで教員として多くの卒業生を送り出してきましたが、様々な理由から希望の進路を断念してきた生徒は一人や二人ではありません。
その最も多い理由が経済的事情でした。
子どもたちの責任でないことで進路を諦めなければならないのか、納得ができない日々でした。
このように同じ思いをした教師は決して少なくないでしょう。
しかし一担任ではできることが限られており、希望の進路を断念していく生徒に対して何の助けもできない自分の無力と、何の責任もない子どもが夢をあきらめていく理不尽さに憤りを感じました。
そこで一人では何もできないが、少しでも多くの人の力を集めて、一人でも多くの子どもがこの状況から救えるのではないかと思い活動をしております。
特定非営利活動法人福岡教育サポート
代表理事 森 茂男
貧困世帯の子どもたちに学力と進路を保障するための学習支援
学力向上と希望の進路のため学習の場を提供
寄付金は経済的な理由のために、塾へ通えない子どもたちが夢をあきらめることなく、希望の進路へ進むために学習会を開き学力と進路を保障する。受入れた子どもを少しでも学力の向上とともに進学相談など幅広くサポートしながら国公立大学(公立高校)の合格へと導いていくことを目標としています。
総額 | 937,600円 |
募集額 | 429,600円 |
内訳 |
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代表理事 | 森 茂男 |
所在地 | 〒816-0863福岡県春日市須玖南8丁目54番2-202 |
お問い合わせ | (ホームページ)http://fukusapo.wixsite.com/fukusapo/about
(TEL・FAX)092-582-3630 (E-mail)fukusapo@otomet.jp |
特定非営利活動法人福岡教育サポート 代表理事 森 茂男
- NPO法人福岡教育サポート代表理事。福岡市立中学校教諭を経て現在は私立高等学校教諭(数学科・情報科)。教職経験34年。福岡県母子寡婦福祉連合会のひとり親家庭支援学習会にボランティア講師として参加。現在の世帯収入が上級学校への進学率に比例するかのような現状に疑問を感じ,貧困世帯の子どもたちを支援すべく本団体を設立(2016年)し運営にあたる。
当プロジェクトの事業計画
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団体への応援メッセージなどお待ちしております。
阿部
2019/05/01寄付者
2019/03/21寄付者
2019/03/21寄付者
2019/03/21寄付者
2019/03/21※ いただいたコメントは事務局確認後に公開させていただきます。事務局が不適切と認めるコメントについては、公開いたしません。