- 募集団体は 特定非営利活動法人ハーベスト です。
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キャリア教育の観点から、私たちハーベストは様々な大人の生き方・働き方を知り、自身の将来を考えるきっかけの場を学校現場に提供してきました。
さまざまな大人の生き方やあり方に触れることで「自分はどう生きていきたいのか?」という問いが子どもたちの中に立ち上がります。
世の中は、以前に比べて遥かに多くの情報に触れることができ、多様な価値観が認められるようになりました。
しかし、学校の中は、依然として分別を求められ、自分を押し殺し、学力という物差しで比べられるかつてのスタイルから脱却できていません。
おおよそ対話的ではない世界を、多くの子どもたちが歩んでいます。毎年のように不登校の生徒数や子ども自殺者数が更新されていくのはその証左でもあるのでしょう。
自分の持ち味を知り、「自分」をリアルに生きている活きた社会人との対話を通じて「あなたはあなたのままで大丈夫」というメッセージを受け取り、そこで湧き上がる気持ちを言葉として声に出す。そんな、子どもたちが自分らしく力強く生きていけるきっかけとなる対話の機会を学校や地域に溢れさせたいと考えています。
その実現に向けて、みなさまのご理解とご支援をよろしくお願い致します。
認定特定非営利活動法人ハーベスト
代表理事 山﨑 賢治
子どもにとっての学校とは、、、
2020年に自殺した中学生・高校生の数は過去最多の486人に上りました。
その動機として最も多かったのは「学校問題」。
「学業の不振」や「進路に関する悩み」、「いじめ・学友との不和」などが挙げられています。
ICTの進歩によって、子どもたちが得られる情報は格段に増えていますが、学校という場で生きていく上で最も大切な「生き方」がしっかり扱えていない現状が垣間見えます。
私たちの事業
私たちは、設立以来、ボランティア市民講師と子どもたちとの対話の場を、宮城県の中学校・高等学校に提供しています。
多くの子どもたちが直面する「学校問題」の核心は、生き方やあり方の問題です。
現在の学校の中にはそれらに効果的に対処できる仕組みが存在していません。
子どもたちは、学校生活の中で、成長に必要な他者との出会いや対話の機会に恵まれず、コロナ禍がそれを加速しました。
生活の大半を占める学校の中で、生き方やあり方の多様な文脈やメッセージを持つ人へのアクセスが確保されない限り、子どもたちは将来に希望を持つことが難しいでしょう。
私たちの活動は、そのアクセスを担保するものです。
学校でのキャリア教育プログラムの様子や、代表の山崎へのインタビューについて、以下の記事にまとめていただいています。
私たちが提供するキャリア教育プログラムでは、子どもたちは、自分の興味のある講師を選んで講話やレクチャーを聞きます。講師が問いを投げかけ、生徒から自分自身の言葉で今の気持ちを引き出す対話の構築にも取り組んでいます。
2007年の設立からこれまでの16年間で、私たちのプログラムに講師として参加した社会人は2,000名以上、参加した中高生は10万人以上にのぼります。
多様な生き方の可能性を実証している様々な人との対話によって、どんな自分であっても確実に存在価値があるという実感や自己効力感を、生徒たちに提供できると考えます。
参加した子どもたちの声
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自分の将来が楽しみになると共に、やりたいことを本気でやれる職業につきたいと思いました。
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社会人と対話することで社会人になってからのコミュニケーションや人間関係に自信がつくような気がした。
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急いで将来を決めても楽しくないし、たくさん経験をしてたくさん考えることが大切だと分かりました。
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普段接しない社会人の方々と交流を通して、自分の人生への考えを改めて認識することが出来た。
寄付の使いみち
皆さまからのご寄付は、キャリアプログラムに参加する講師と生徒たちとのコーディネートや対話プログラムの実施に当たるスタッフの人件費に充当させていただきます。
2023年度は、宮城県内の中学校・高等学校14校でキャリアプログラムを実施する予定です。
ボランティア市民講師からの声
私たちハーベストは、子どもたちに起きる様々な問題の多くは、「対話」が絶対的に足りないことが原因で生じていると考えています。
多くの生徒たちが、様々な人との「対話」の機会を持つことで、自分自身が持っている本来のチカラに気づき、一人ひとりにとって生きやすい活力あふれる世界を創っていくことが出来るのです。
ハーベストでは、学校や地域の中に、多彩な「対話」の場を創ることを目指しています。
一人でも多くの生徒がしっかりと自分の土台を踏みしめ、自身の持つ伸びしろを存分に伸ばせる機会を創るために、ご支援のほどよろしくお願い申し上げます。
当プロジェクトの事業計画
事業名 |
宮城の中学校・高等学校に地域の社会人との対話を届けたい
ー中学・高校における社会人との対話促進事業ー
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内 容 | 現在の学校教育においては,子どもたちの成長に必要な他者との出会いや対話の機会に恵まれず,学びからの逃走のような状況を産み,コロナ禍がそれを加速しました。NPO法人ハーベストは発足時より多数のボランティア市民講師を組織化し,一人ひとりの個性のある多彩な生き方や働き方などの話を呼び水とした対話の場を中高生を中心とした学校に提供し続けてきました。感染対策の見直しを契機として,より身近に多くの子どもたちに大人との自由な対話ができるように学校現場に様々なスタイルで大人との対話の場を提供していくものです。 |
事業期間 | 2022年5月から2023年4月まで |
総事業費 | 2,929,800円 |
当サイトでの 募集額 |
800,000円
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