- 募集団体は 特定非営利活動法人ハーベスト です。
- 子ども支援分野への寄付でもこの団体を支援できます。
- 支援総額は2024年9月9日現在のものです。
代表者からのごあいさつ
私たちハーベストは、キャリア教育の観点からさまざまな大人の生き方・働き方を知り自身の将来を考えるきっかけの場を学校現場に提供してきました。
「自分」をリアルに生きている社会人との「活きた対話」を通じて、「あなたはあなたのままで大丈夫」というメッセージを受け取り、自身の持ち味を知り、そこで湧き上がる気持ちを言葉として声に出す。それが、私たちが学校現場で行っている対話促進事業「キャリアセミナー」と「トークフォークダンス」です。
世の中は以前に比べて遥かに多くの情報に触れることができ、多様な価値観が認められるようになったものの、学校の中では依然として分別を求められ、自分を押し殺し、学力という物差しで比べられるかつてのスタイルから脱却できているとは言い難く、おおよそ対話的ではない世界を多くの子どもたちが歩んでいます。
毎年のように不登校の生徒数や子どもの自殺者数が更新されていくのはその証左でもあるのでしょう。
キャリアセミナーやトークフォークダンスの場で、多彩な大人のあり方に触れることで「自分はどう生きていきたいのか?」という問いが子どもたちの中に立ち上がります。子どもたちが自分らしく力強く生きていけるきっかけとなる、そんな対話の機会を学校や地域に溢れさせたいと考えています。
その実現に向けて、みなさまのご理解とご支援をよろしくお願い致します。
NPO法人ハーベスト
代表理事 山﨑 賢治
なぜキャリア教育が必要なのでしょう
令和5年に自殺した中高校の児童・生徒は過去最多を更新した令和4年から更に3名の増加で500人となっています。
警察庁と厚労省のまとめによると、中高生の自殺の理由は「学校問題」が最も多くなっており、その内訳は、「学業不振」が64件、「進路に関する悩み(入試以外)」が53件、「学友との不和(いじめ以外)」が48件でした。
多くの子どもたちが直面する「生き方」や「人としての在り方」という最も大切な問題が、学校ではしっかりと扱われていません。多様な価値観や相互理解など、深い学びに必要な体制づくりが進んでいないという現状があるのです。
さまざまな大人から生き方や在り方のメッセージを受け取ることで、子どもたちは多様な価値観を学び、どんな自分であっても確実に存在価値があるという実感を持ちます。自己効力感が高まり、将来に希望を見出す子どもも少なくありません。
ハーベストの対話促進事業はまさに多様な生き方を示してくれる大人とのアクセスを担保する事業であり、子どもたちにとって必要不可欠なものだと考えます。授業の一環として行うことで、すべての子どもにアクセスの機会を提供することができます。
ハーベストの対話促進事業とは
かつての地域社会では、親戚やご近所さんなどがお互いに深く関わり合い、いい意味でも悪い意味でも多くの生き方のお手本が子どもたちを取り巻いていました。
しかし、現代においてはその関係性は希薄となり、中高生の日常生活において、大人との会話はほぼ「家族」と「先生」に限られるようになりました。
実体験に基づくリアルな「生き方」を知る機会が非常に少なくなっているのです。
ハーベストでは、多数の社会人講師の、個性ある多彩な生き方や働き方などを呼び水とした対話の場を、宮城県の高校や中学校に提供し続けています。
一人の講師に少人数の生徒が車座で話を聴く通常の「キャリアセミナー」と、生徒と同数の社会人講師が相手を変えながら1分間ずつ同じテーマの話をする「トークフォークダンス」があり、社会人講師による体験談やレクチャーに加え中高生自身の言葉を引き出す対話の場を創り出しています。
任意団体として活動を開始した2007年から2023年までの17年間に、プログラムに参加した中高生はおよそ10万人に上ります。また、これまで講師として参加したボランティアは2,000人を超えています。
生徒の声
ご寄付の使いみち
いただいたご寄付は、多彩かつ多数の講師と、キャリアセミナーを実施する14校※の生徒たちを効果的にマッチングするコーディネート作業や、対話プログラムの実施に当たるスタッフの人件費の一部に充当させていただきます。 ※2024年5月現在の予定
ご支援のお願い
私たちは、学校生活において子どもたちに起きる問題の多くは、「対話」が絶対的に足りないことが原因だと考えています。
多くの生徒たちが「対話」を通じて自分自身が持っている本来のチカラに気づいたら、一人ひとりにとって生きやすい活力あふれる世界を創ることが出来るはずです。
そのためにも、学校に多彩な「対話」の場を創ることを目指しています。
しっかりと自分の土台を踏みしめ自身の伸びしろを存分に伸ばせる機会を、生徒たちに提供するために、みなさまのご支援をよろしくお願い申し上げます。
賛同者からのメッセージ
団体概要
団体名 | 特定非営利活動法人ハーベスト |
所在地 | 宮城県仙台市青葉区 |
お問い合わせ | 電話番号:022-395-4311 |
当プロジェクトの事業計画
事業名 | 中学・高校における社会人との対話促進事業 |
事業実行団体 | 特定非営利活動法人ハーベスト |
事業内容 | 中学校・高等学校を中心とした学校に、ボランティア市民講師の一人ひとりの個性ある多彩な生き方や働き方などの話を呼び水とした対話の場を提供する。
コロナ禍における事業の見直しを契機として、学校や社会教育の現場へ、より多くの子どもたちが身近な大人と自由な対話ができる場を提供していく。 |
事業期間 | 2024年5月1日から2025年4月30日 |
総事業費 | 2,930,000円 |
当サイトでの募集金額 | 800,000円
【助成交付内容】 ・人件費 (事業費):800,000円 ※中学校・高等学校におけるキャリアセミナーに係るスタッフの人件費の一部 |
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