- 募集団体は 特定非営利活動法人ユースコミュニティー です。
- 子ども支援分野への寄付でもこの団体を支援できます。
- 支援総額は2024年11月11日現在のものです。
ごあいさつ
NPO法人 ユースコミュニティー
代表理事 濱住邦彦
支えてくださる皆さまと共に歩んでいきたい。
私たちは、すべての子ども達が安全・安心で心豊かに暮らせる地域づくりを実現したいという願いから、ユースコミュニティーを立ち上げました。
生活困窮家庭の子どもたちに学習・居場所支援を行う「自由塾小学生クラス」を、大田区内に3拠点運営。現在約30名の子ども達が利用し、学生ボランティアも約40名が在籍しています。
子どもは一人ひとり多様な可能性を持っています。
しかし、経済的に困窮する家庭の子どもたちは、一般家庭の子どもたちより可能性がのびのびと育ちにくい環境にいることが多いだけでなく、いじめ、不登校、DV、そのほか不安や困りごとなどを抱えているケースも少なくありません。
一方で、そうした子ども達を支えるべく、「寄付」という形で支援をしてくださるあたたかい気持ちをもった人達が地域で多く生まれてきています。
そうした支えを受けて私たちは活動することができており、子ども達一人ひとりが望む「幸せ」につながることを願って、皆さまと一緒に歩んでいきたいと思っています。
経済的に困窮する家庭の子どもたちが、希望する未来へ進んで行けるように、皆様のご支援を何卒よろしくお願いいたします。
家庭の経済状況に様々な影響を受ける子どもたち
家庭の経済状況と「学力格差」、さらには多様な活動に触れる機会の「体験格差」の問題が、多くの識者から指摘されています。
私たちは、経済的に困窮する家庭の子ども達にも他の子と同じように学ぶ楽しさを実感し、学習習慣を身に着けてもらうことで、「学力格差」の是正を目指しています。
また、生活困窮家庭では、親や地域の大人が子どもと関わる機会が少ないことが指摘されています。
私たちの活動は、家庭以外で地域の大人が関わり、一緒に過ごすことができる居場所づくりも兼ねており、地域の文化団体などとも協力しながら、大人に見守られる中で子ども達がいろんな体験活動を行えるように、様々なことに積極的に取り組んでいます。
生活困窮家庭の小学生を支える「自由塾 小学生クラス」
私たちは、生活保護等、福祉を受給している家庭の小学生を対象に、大田区内3か所で「自由塾 小学生クラス」を運営し、各拠点とも週1回程度、学習支援と居場所づくりに取り組んでいます。
およそ2時間半の開設時間をそれぞれ①学習時間、②アクティビティー、③自分時間に分けており、
①学習時間では、宿題やドリル等への取り組みにボランティアが寄り添い、
②アクティビティーでは、非認知能力を育成するためのメニューを実施し、
③自分時間では、子ども達自身に過ごし方を決めてもらう
という構成にしています。
各拠点とも大学生が拠点リーダー(教室長)として活躍しており、高校生~社会人のボランティアたちと協力しながら子ども達を見守っています。
活動を通じ、地域の若者が子どもを支えていくまちづくり・地域コミュニティーの実現を目指しています。
学力テストでは測れない「非認知能力」の重要性
私たちは「学び」というものを広くとらえ、算数や国語といった学力だけではなく、「非認知能力」(やり抜く力、人や社会と関わる力)も育つ教室づくりを目指しています。
具体的には、学習以外にアクティビティーの時間を設け、子ども達の育成にプログラミングや将棋を取り入れています。
やらされ感で行動するのではなく、かといって全く自由気ままに過ごすのでもなく、自分と他者を尊重しながら、同じ空間にいるみんなが有意義な時間を過ごし、さらに自分自身の成長が実感できるように、常に試行錯誤しながら実施内容を工夫しています。
参加している子どもたちの声
賛同者の声
ご寄付の使い道
いただいたご寄付は、ボランティアの交通費、会場使用料、大学生ボランティアリーダーへの謝礼に活用させていただきます。
5,000円のご寄付で
高校生ボランティアが1ヶ月間、子ども達のために活動することができます。
具体的には、ボランティアに公共交通機関の交通費を支給することができます。
10,000円のご寄付で
大学生のボランティアリーダーが1ヶ月間活動できます。
リーダーは毎回の教室の開設に責任を持ち、子どもたちからも他のボランティアからも信頼される、教室に欠かせない存在です。
30,000円のご寄付で
居場所に欠かせない会場費のおよそ1か月分の借料を賄うことができます。
今年度からは子ども達がより安心して過ごしやすい空間を確保するため、民間のカフェを借りて教室・居場所づくりに取り組んでいます。
ご支援のお願い
私たちの「自由塾 小学生クラス」では保護者から1円もお金をいただいていません。いわゆる無料塾です。
それは、子ども達が家庭の経済的事情に関わらず、落ち着いて学習できる環境と安心して過ごせる居場所を持てるようにとの思いからです。
過去には、どう切りつめてもかかってしまう運営経費を賄うため、多少の自己負担をお願いすることも検討しましたが、保護者から「子どもは自由塾を気に入っているけれども、自由塾が有料になるなら、習い事を辞めさせなければならない」との声を受けたこともあり、設立から現在までずっと無料で活動しています。
また昨年度は、お金をまわそう基金様を通じて皆様からのご支援をいただき、3教室ともに無事に1年間教室を開設することができました。ご支援誠にありがとうございました。
会場費、高校生ボランティアの交通費、ボランティアリーダーへの適正な謝礼を捻出し、安定して子どもたちへの学習・居場所支援を継続できますよう、どうか皆様のお力をお貸しください。
当プロジェクトの事業計画
事業名 | 小学生の居場所づくり |
内 容 | 公的福祉を受けている世帯等、生活困窮家庭の小学生約30名に、学習支援教室を大田区内3か所に開催。 生活困窮に加え、外国人ルーツ、不登校、発達障害等、学校や学童になじめづらい子ども達が多く在籍しています。こうした子ども達を地域の大学生や高校生が中心となって支えていく小学生の居場所づくりを目指しています。 さらに教室では、基礎学力の定着を目的とした学習支援だけではなく、将棋やプログラミングのアクティビティーを取り入れ、非認知能力の育成にも取り組んでいます。 |
事業期間 | 2024年4月から2025年3月まで |
総事業費 | 1,642,000円 |
当サイトでの 募集額 |
600,000円
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