- 支援総額
- 97,000円
- 目標金額
- 1,200,000円
- 支援者数
- 11人
- 募集のこり
- 0 日
- 募集団体は NPO法人森ノオト です。
- 本事業の寄付受付は終了しました。現在、募集中の事業は団体名をクリックしてください。
NPO法人森ノオトは、子育て世代の女性が中心となって、持続可能なまちづくりに取り組む地域団体です。
森ノオトのまちづくりの出発点は「ローカルメディア」です。市民ライターを養成講座で育成し、地域活動の取材をするなかで、地域の魅力や課題を知り、自分の言葉で伝えていきます。
等身大で伝えていく情報は、同じ地域に住む読者の共感を得て、「行ってみたい!」「やってみたい!」と行動をうながし、結果的にまちづくりへの関心を持つ人が増えていく……そんな循環を生み出しています。
取組む社会問題、課題
地域活動の担い手が減っている
ローカルメディア「森ノオト」は2009年11月に創刊しました。代表・北原まどかが、出産を機に「私たちの子ども世代に、豊かな地域と持続可能な地球を伝えていきたい」という思いを持って、地域に根ざした環境メディアとして立ち上げました。
これまで、地域活動は子育てをきっかけに女性たちが担ってきていましたが、産休・育休を経て職場復帰する女性が増え、地域と接点を持つ時間が圧倒的に短くなりました。少子高齢化が進み、高度に進んだ情報社会によって、地域でのつながりが分断され、孤独な育児や介護に悩む人が増えてきています。地域でのつながりや、助け合いがますます必要な時代に、「まちの担い手」が不足している状況です。
森ノオトはこれまでの10年間で、90名もの市民ライターを輩出してきました。取材をきっかけに地域との接点を持ち、ライターによっては地域のボランティア活動に参加したり、あるいは地域の企業や団体に就職して、仕事として地域活性化に取り組む、ライターとしてのキャリアを再就職に生かすなど、NPO法人での情報発信に関わることで「地域活動の担い手」として活躍するようになりました。
少子高齢化や格差拡大、空き家の増加など、課題多きこれからの「まちづくり」に、ローカルメディアの存在が欠かせないと、私たちは考えています。
目指す未来
本来のローカルメディアのスタイル
持続可能なローカルメディアは持続可能な「まちづくり」につながります。
「まちづくり」の要には、ローカルメディアの運営を持続可能にすることが必要です。森ノオトは過去10年間に及ぶローカルメディアの運営を横浜市青葉区で実施しています。
利便性を兼ね備えた都市部ながらも農地が近く豊かな自然環境をもつ横浜市青葉区の魅力を伝え、地域のファンをつくり、青葉区に転居した人、地域で働く場を見つけた人、自分の仕事をつくり出した人などが生まれています。「青葉台」のエリアイメージとして「エコロジー」、「オーガニック」が表出するようになるほど、森ノオトがつくってきた地域ブランドが定着しつつあります。
核家族化や高齢化が進む社会において、ローカルメディアが地域の横のつながりを生み出したり、地域活動団体と市民をつなげるうえで、中間支援的な役割を果たしています。
情報の洪水のなかで、「地域をよくする」ための情報を埋もれさせない
誰もがSNS等で容易に発信できる時代において、「SEO対策」のためだけのキーワードを散りばめる発信のあり方への疑問や、個人が好きなことを書き各自で投稿するブログ型メディアとは異なり、プロによる「編集」を施し社会性を有した情報を発信していくスタイルを維持していくために、森ノオトではローカルメディアの勉強会を通して様々な問題提起をしてきています。
SNSの隆盛により情報の質は玉石混交となり、フェイクニュースやキュレーション情報が増えている現在の課題を認識し、「メディアの編集方針を寄付で支える」読者の育成と拡大が、これからの時代のメディアのマネタイズという意味でも一つの挑戦になり得ると考えています。
地域との関わり
森ノオトが地域と住民をつなげる取組み
花と緑の風土づくり「フラワーダイアログあおば」
地域コミュニティを活用している方
山田麻子さんさん
森ノオトライター
清水朋子さん
森ノオトライター・まちの集会所「Glänta(グレンタ)」主宰
藤崎浩太郎さん
政治家
南部聡子さん
森ノオトライター・教師
高山えりかさん
グラフィックデザイナー
寄付のお願いと具体的な計画
寄付で運営するローカルメディアへ
森ノオトを指定した寄付金は「寄付で運営する持続可能なローカルメディア事業」に100%充てさせていただきます。
私たちは本事業を通して、「寄付集め」のための様々な取り組みを行い、そのノウハウをレポートとしてまとめて、同じように資金集めに苦労している地域活動団体に役立てていただきたいと考えます。
具体的には、寄付者拡大のためのキャンペーンを行い、複数のSNS発信パターンにより寄付拡大への差異があるかを検証したり、私たちが年間100回以上行うイベントを通して、寄付行為に関わる意識調査をしていきたいと考えています。
イベントで顔の見える関係性のなかで寄付拡大につながるかの検証や、どのようなキーワードが寄付者の心をつかむのかなど、「寄付者数」「寄付金額」の二つの成果指標で測定・評価していきます。
マスメディアの情報によって、社会が分断されがちな中、自らも暮らしながら、新たに社会をつなぎ、小さな声を拾い、地域の課題を解決しようという情報発信者が増えることは、持続可能な地域社会の創出につながると考えます。
同様の志を持つ市民団体を、支援者獲得のためのコミュニケーション支援という形でサポートしていくために、「お金をまわそう基金」の助成によってまとめたレポートを活用していきます。
事業名 | 寄付で運営する持続可能なローカルメディア事業 |
具体的な計画 |
法人の寄付メニュー、新規で取り組む寄付メニューを考案する。
創刊記念日と毎年200名以上参加する地産地消マルシェイベント主催が重なるため、メディアを大きくPRする。
横浜市中区の協力団体「ライフデザインラボ」の寄付月間イベントに参加し、「メディアでの寄付」による持続可能な社会づくりへの機会をつくる。
法人で受け付けられる寄付のコンテンツを再確認、認定NPO法人、休眠預金活用について確認。
情報発信をする市民団体の支援のため、寄付モデルで運営するローカルメディアのノウハウをまとめ、情報発信ツールとして提供する。 |
事業期間 | 2019年4月から2020年3月まで |
総事業費 | 2,703,360円 |
当サイトでの 募集額 |
1,200,000円
【内訳】
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※上記の金額は、2019年4月から2020年3月までにかかる費用となります。
代表者の想い
代表者:北原まどか
団体概要
団体名 | NPO法人森ノオト |
所在地 | 〒227-0033
神奈川県横浜市青葉区鴨志田町818-3 |
お問い合わせ | ホームページ |
当プロジェクトの事業計画
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