- 募集団体は NPO法人タイガーマスク基金 です。
- 子ども支援分野への寄付でもこの団体を支援できます。
- 支援総額は2025年12月1日現在のものです。
代表者のごあいさつ
タイガーマスク基金は、児童養護施設などの社会的養護の下で育ち・巣立つ子どもたちを支援するNPOです。
特に、施設の子どもたちの大学進学率の低さに着目し、働きながら大学に通う学生たちに、返済不要の支援金を届けることを中心に活動しています。
2012年の設立以来、支援を届けた学生はのべ1,526名、支援総額は1億2,050万円となりました。たくさんの方々のご協力に心より感謝申し上げます。
子どもたちは、生まれる家庭や育つ環境を選ぶことができません。しかし、今の日本は「生い立ち」によって人生が左右されてしまうのが現実です。
進学は、自分の将来を自分で選ぶ機会となります。どこに生まれても、どこで育っても、子どもたち一人一人が尊重され、将来の夢を描いていかれるよう、皆さまのお力添えをお願い申し上げます。
特定非営利活動法人タイガーマスク基金
代表理事 高祖 常子
活動のきっかけ
2010年12月、漫画「タイガーマスク」の主人公「伊達直人」の名前で、群馬県の児童相談所にランドセルのクリスマスプレゼントが届いたニュースがきっかけで、日本中の施設に贈り物が届く、善意の輪が広がりました。
「タイガーマスク運動」と呼ばれたこの社会現象を、ブームで終わらせてはならないと、「タイガーマスク」の原作者である「故・梶原一騎先生」の奥様である「高森篤子さん」が私財を投じて設立したのがタイガーマスク基金の始まりです。
漫画家の「故・辻なおき先生」のご家族や「講談社」様の協力を得て、伊達直人とタイガーマスクの顔をロゴマークとして使用できる唯一の団体として、児童養護施設等で暮らす子どもたちの「育ち」と「巣立ち」を応援しています。
私たちの活動
タイガーマスク基金では、さまざまな事情
で家族と離れ、児童養護施設や自立援助ホームなどの社会的養護の施設で育ち、働きながら大学に進学した学生たちに、寄付を集め、返済不要の支援金を届けています。
2018年に公的な給付型奨学金が設立され、施設の子どもたちの進学環境も少しずつ整ってきていますが、家族に頼ることができない子どもたちにとって「進学」は、今でもハードルが高い選択肢です。
タイガー進学支援金は、金額は4年間で30万円と多くはありませんが、返済不要、成績・年齢も不問、保証人不要です。年齢制限や成績が条件となる奨学金も多い中、制度の狭間で対象外となってしまう学生をなるべく出さないよう設計しています。
使途を学費に限定していないため、パソコンやスマホの購入、資格取得の受験費用、就職活動のためのスーツ購入や交通費など、他の奨学金ではカバーできない部分も補えるよう配慮しています。
なぜ私たちの活動が必要なのでしょうか
乳児院や児童養護施設、自立援助ホーム、里親家庭といった「社会的養護」の下で暮らす子どもたちの数は約4万2千人。少子化が急速に進む日本において、施設で暮らす子どもたちの数に大きな減少は見られません。
高校卒業と同時にその多くが施設や里親家庭を離れますが、10代後半から20代の若者が、たった一人で社会に巣立つことは極めて困難で、生活苦に陥るケースが後を絶ちません。
厚生労働省が2020年度に初めて、児童養護施設の退所者2万690人を対象に実施した調査によると、5人に1人は、施設を出た後、収入より支出が多い「赤字」の生活をしていることが判明。「現在困っていることや不安なこと」を複数回答で尋ねたところ、「生活費や学費」が33.6%で最も多く、「将来のこと」「仕事のこと」が続き、薄氷を踏むような生活実態が明らかになりました。

「こども家庭庁」が2024年4月に公開した資料によると、全高卒者の57%が大学等に進学している現在、児童養護施設の子どもたちの進学率は20.9%にすぎません。
学費を用意してくれる家族もいないため、学力があっても経済的事情で進学を断念している子どもたちが多くいます。
タイガーマスク基金では、返済不要の支援金を届けることで、学生の負担を軽減し、大卒資格を取得できるようサポートしています。

子どもたちの将来のために
大卒か高卒かで、生涯賃金は約5千万円違ってくると言われています。
経済的な後ろ盾がない子どもたちだからこそ、「大卒資格」を取得することは、安定した仕事に就ける近道となります。
過去は変えられなくても、未来は自分で決めることができるー。
「生まれ」や「育ち」を選ぶことができなかった子どもたちに、将来を「選択」する機会を届けることは、貧困の連鎖を断ち切るだけでなく、人生を主体的に生きていくことができる自信をもたらすことにもつながります。
自分の可能性を追求できる活力あふれる社会をつくることは、少子高齢化が急速に進む日本の未来も変えることができる希望の灯にもなるに違いありません。
これまでの実績
2012年からこれまでに、のべ1,526名の学生たちに、総額1億2,050万円の支援金を届けることができています。皆さまのご支援に改めて感謝申し上げます。

奨学生たちの声
ご支援のお願い
大学入学当初は高校時代の貯金やアルバイトで、学費や生活費を賄うことができても、実習や就職活動で多忙となる大学後半は、経済的に苦しいという声が多く寄せられています。
皆さまからのご支援は、児童養護施設や自立援助ホームなどの社会的養護の施設出身の大学3年生および4年生、47名に一人当たり10万円の支援金として届けさせていただきます。

『大学に進学して、「自分は勉強することが好きなんだ」と気が付きました。』
支援を届けた学生がアンケートに書いてくれた言葉です。
様々な事情で家族と離れ、施設で育った子どもたちは、「生き延びること」がやっとだったというケースも少なくありません。食べること、安心して眠ることすら難しく、勉強ができる環境ではなかった子どもも多いのです。
生まれて初めて、自分で自分の進路を決めて、学問に出会い、学生たちは「学べる喜び」を感じて、日々頑張っています。しかし、10代後半から20代前半の若者たちが、仕送りがない中で、働きながら大学に通うということは、私たちが想像する以上に困難なことです。
どの瞳も輝くために生まれてきました。皆さまのあたたかい応援は、学生たちによって、何よりのエールとなります。学生たちが、安心して学び、生き生きと未来への夢を語ることができるよう、ご一緒に支えてくださいますようお願い申し上げます。

団体概要
当プロジェクトの事業計画
| 事業名 |
社会的養護施設出身者の大学進学支援事業 |
| 事業実施団体 | 特定非営利活動法人タイガーマスク基金 |
| 事業の目的 | 児童養護施設などの退所者や社会的養護が必要な子ども・若者に、生活自立、学業、就労、家族形成、社会参画などの支援を総合的に行い、社会で活躍する人材を育成するとともに、広く一般にこの問題を提起し、児童養護施設や自立援助ホームなどが抱える課題、係る法律・政策の改善、ひいては児童虐待予防の啓発事業などを展開し、この問題の根本解決を図ることを目的としています。 |
| 事業内容 | 児童養護施設や自立援助ホームなどの社会的養護の施設から四年制以上の大学に進学する経済的困窮を抱える学生に返済不要の奨学金を届けて、その学びを支援する。 |
| 事業実施期間 | 2025年12月1日から2026年11月30日 |
| 総事業費 | 13,173,890円 |
| 当サイトでの 募集額 |
【募集額】4,700,000円
【内 訳】 ※タイガー進学支援金は、働きながら大学に通う児童養護施設出身の学生に4年間で30万円の返済不要の奨学金を給付しています。高校生の頃からアルバイトを重ねている学生たちに、月に1日でも安心して休める予備日をつくって欲しいと、その金額は学生アルバイトの平均時給相場700円~800円(1日6,250円の支援✕12ヶ月✕4年間)から算出しています。 |
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