特定非営利活動法人しぶたね
しぶたねの活動の原点は、心臓病の弟の入院中に見た、病院の廊下で泣いていた小さなきょうだいたちの姿でした。
保護者の方が入院中のお子さんに面会する間、毎日何時間も廊下で過ごす子どもたちがいることに中学生の私は大きなショックを受けました。
この子たちが笑顔になれる場を作りたいと思った気持ちが今の活動につながっています。
きょうだい支援の活動は全国的にまだ数少なく、きょうだいだけでなく、保護者の方もきょうだいのことを心配しながら、治療やケアに追われて一緒に過ごせない自責感を抱えておられたり、病院等できょうだいと関わっている方々も「何をしてあげられるだろう」と、悩んでいるのが現状です。
「自分は価値のない方の子どもだから誰にも見てもらえないんだ」と話してくれるきょうだいさんがいます。
『障害のある人のきょうだいへの調査報告書』(2008年ナイスハート基金)によれば、424名の大人のきょうだいの回答のうち、小学生の頃のきょうだいの悩みは「社会の人の発言や行動への困惑」が23.3%で第1位でした。
きょうだいさんたちのつらさや可愛さを知る人が1人増えれば、きょうだいにとって世界が1つ優しくなります。
たくさんの大人の応援の気持ちを子どもたちに届けるために、お力を貸してください。
よろしくお願いいたします。
特定非営利活動法人しぶたね 理事長 清田悠代
団体名 | 特定非営利活動法人しぶたね |
所在地 | 大阪府大東市 |
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