- 支援総額
- 210,000円
- 目標金額
- 210,000円
- 支援者数
- 2人
- 募集のこり
- 0 日
目標額に達しました!
- 募集団体は 特定非営利活動法人スヌーズレンを普及する会 です。
- 本事業の寄付受付は終了しました。現在、募集中の事業は団体名をクリックしてください。
ごあいさつ
特定非営利活動法人「スヌーズレンを普及する会」理事長の山根文夫です。
私は前職で世界初のフルカラー蛍光トナーの開発に携わりました。
その蛍光トナーを社会に役立てたいと考え、NPO法人を立ち上げて障がい児・者が楽しめるように光るパネルやグッズを作成して無料で貸し出しています。
また、楽しんでもらうと同時に、大学と協力して体験者の脳波の測定を行うなど、この体験の可能性について研究を続けています。
光るパネルの体験をはじめとした五感を使ってのびのびと過ごす活動は「スヌーズレン」と呼ばれており、私たちはより多くの障がい児・者にスヌーズレンを体験してもらえるように活動しています。障がいを持った子どもたちにも楽しい時間を届けられるように、皆様の温かいご支援をお願いいたします。
特定非営利活動法人スヌーズレンを普及する会
理事長 山根文夫
スヌーズレンとは
スヌーズレン(snoezelen)とは、障がいのある人とその支援者が共に活動するときの理念とその実践法を指す言葉です。オランダ語の単語を組み合わせてできており、「探索」と「リラクゼーション」の両方の意味を兼ね備えています。
スヌーズレンにもいくつか種類がありますが、私たちが普及を進めているのは、ブラックライトで光るパネルやグッズを使って部屋を装飾した「ブラックライトルーム」です。
▲スヌーズレン「ブラックライトルーム」(左)と「ブラックライトパネルシアター」(右)
開発した蛍光トナーを活用し、子どもたちに人気のある絵本を光るパネルで再現した「ブラックライトパネルシアター」やスヌーズレン用品を作成して無料で重度障がい児の施設に貸し出しています。
ブラックライトルームは、特に発達障害、教育障害、自閉症スペクトラム症候群等の子ども達にとって「癒しの空間」「レクリエーションの空間」「自分だけの空間」「心を開く空間」となる、新しい空間を提供するものです。この空間の中では集中力が高まることが分かっています。
急速に増加する発達障害児や障害児
発達障害の児童が増加しており、特別支援学校で学ぶ子どもが14.4万人と過去最多になっています。また小学校の特別支援学級で学ぶ子どもも同様に増加しています。更に学校の授業が終わった後に通う放課後等ディサービスの事業所も急速に増加しています。
これらの特別支援学校や特別支援学級、放課後等デイケアサービスにおいて障がい児が楽しめる環境を充実させ、QOLを高める施策が必要です。
特に重度障がい者・児は一般の子どものように自由に外で遊んだり、色々なレクリエーションを楽しむ機会が非常に少ないです。障害を持つ子どもたちにも楽しみを提供するには、ブラックライトパネルシアターやスヌーズレンの普及活動は大切な事業と考えております。
文部科学省「特別支援教育行政の現状及び令和3年度事業について」より
活動を始めたきっかけ
私は、前職でコピー機やプリンターで使用されるトナー(インク)の開発製造を行っていました。特殊なトナーも開発しており、ブラックライトライトで光るフルカラー蛍光トナーを世界で初めて開発しました。
しかし、この蛍光トナーの用途はなかなか見つかりませんでした。
色々と調べて行くうちに、スヌーズレンルームの中にブラックライトルームが有る事を知り、早速二度ほどヨーロッパ視察をしました。
しかし、確かにブラックライトルームは少し有りましたが、ブラックライトで光る蛍光グッズ等はほとんどありませんでした。
開発した蛍光トナーを利用すれば簡単に早く安価に蛍光グッズが製作可能で、スヌーズレンを通して社会貢献出来るのではないかと思い、NPO法人の設立に至りました。
活動を進めるために
「スヌーズレン」という言葉は、国や県、市町村の福祉関係の部署でも、まだほとんど知られていません。
1か所でも多くの障害者支援事業所等にスヌーズレンの素晴らしさを知っていただきたいと考えていますが、スヌーズレンの効果が実証されている論文もまだ少なく、個人情報等の関係で施設への出入りもなかなか困難です。
NPOを立ち上げるときに、障害児・者がスヌーズレンブラックライトルームをどのように感じるのか、自分の目で確かめたいと思い「スヌーズレンブラックライトルーム」のショールームを立ち上げ、無料開放しました。
これまで3,000人を超す障害児が体験しています。このショールームで楽しく遊ぶ障害児を見て、是非普及活動を進めたいと思いました。
これからより多くの福祉関連機関に働きかける為にも「室内の公園」となる「スヌーズレン」の普及活動に務めています。時間はかかりますが地道な活動を継続してゆきます。
利用者からの声
スヌーズレン体験やブラックライトパネルシアター体験の施設や事業所から感想文を頂いております。
どの感想文もとても楽しかったという共通の言葉が届いており、もっと普及しなければという思いで一杯です。
暗闇の中での劇にみんなの気持ちがワクワクし、しっかりと目を開けて鑑賞している人、笑顔で見ている人、心地よくて寝てしまう人もいました。
長く利用されている方で、どんな活動が好きか、いまだにわからない方が、どんな活動が好きかいまだにわからない方が、この「はらぺこあおむし」を見て、とてもニコニコしていたのが印象的でした
障がい福祉事業所 スタッフの方より
この度は、とてもすてきなブラックライトシアターを貸してくださりありがとうございました。
コロナ禍の中、いろいろな制限が増え、イベントらしいイベントや特別感のあるプログラムができずにいました。
卒園が近づいた頃に送っていただいたパンフレットを目にして、問い合わせをしたところ、丁寧な説明と迅速に対応していただき、回数は少ないながらもお子さんたちにブラックライトシアターの魅惑的な世界を見せてあげることができました。
地域療育センター スタッフの方より
ご支援をお願いします
2020年頃からブラックライトパネルシアターやスヌーズレンの体験活動を実施しています。これまでにパネルシアター貸出体験は54事業所、スヌーズレン体験は13事業所、パネルシアター出張上演は7回です。コロナ禍の収束とともにニーズはさらに増えていくものと考えています。
スヌーズレンやブラックライトパネルシアターの体験活動のうち、蛍光グッズやパネルシアター作品の貸出は無料で行っています。
ただし、それらの送付にかかる費用は体験する施設や事業所の負担となっています。また、障害児のためにスヌーズレンやパネルシアターの貸出を希望する施設や事業所は多いのですが、送料着払い処理ができないところも多くあります。
当法人は会費、寄付金、助成金によって活動を行っております。事業収益はありません。
ブラックライトで光る「スヌーズレンブラックライトルーム」を障害児・者のために広く普及させていきたいという一心で活動を行っております。
みなさまからのご寄付は、全額をスヌーズレンやブラックライトパネルシアター貸出のための送料に充てさせていただきます。
送料の負担が無くなることで施設や事業所からの貸出希望が増え、多くの障害児にスヌーズレン体験をしてもらえるものと考えています。
是非、みなさまからのご支援をよろしくお願い申し上げます。
団体概要
団体名 | 特定非営利活動法人 スヌーズレンを普及する会 |
所在地 | 山口県防府市 |
お問い合わせ他 | TEL:080-6248-6598
Email:info@snoeze.chips.jp |
当プロジェクトの事業計画
事業名 | 重度障がい者支援事業所向けブラックライトパネルシアタ-無料貸出及びスヌーズレン体験事業 |
内 容 | 重度障がい者・児は身体や脳の病気のために、一般の子供のように自由に外で遊んだり、色々なレクリエ-ションを楽しむ機会が非常に少ないです。重度障がい児・者は自ら遊ぶ事は出来ません。しかし障がい児・者も一般の子供と同じように色々な遊びで楽しみたいものです。
部屋を暗くして上演されるブラックライトパネルシアタ-はパネルの絵が非常にきれいに発光する為、集中出来ます。この遊びの時間を提供することは、障がい児に対しても新しい一つの遊びの場の提供と考えております。 また、スヌーズレン体験は部屋自体が幻想的な空間となり、五感の中で特に視覚に反応し非常に楽しいひと時を過ごすことが出来ます。 障がいの子供たちにも少しでも多くの楽しみを提供したく、ブラックライトパネルシアタ-の無料貸出及びスヌーズレン体験事業を行います。 |
事業期間 | 2022年4月から2023年3月まで |
総事業費 | 597,346円 |
当サイトでの 募集額 |
210,000円
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