- 募集団体は 特定非営利活動法人AYA です。
- 子ども支援分野への寄付でもこの団体を支援できます。
- 支援総額は2026年5月1日現在のものです。
ごあいさつ
私はこれまで医師として多くの患者さんと関わる中で、「病気と向き合う子どもたちや、障がいとともに生きる子どもたち、医療的ケアを必要とする子どもたちのために、自分にできることは何か」と考えるようになり、AYAを立ち上げました。
社会には、長期療養を続ける子や医療的サポートが欠かせない子が多くいますが、外出や体験の機会における支援はまだ十分とは言えません。
移動や設備面の課題に加え、周囲への配慮から外出を諦めるご家族も少なくありません。それでも多くの保護者が「一緒に外へ出て体験したい」と願っています。
AYAは、ご家族と企業・団体をつなぐ存在として活動しています。イベントでは医療従事者が同行し、参加者と受け入れ側の双方が安心できる環境を整えることで、これまで難しかった体験の実現を後押ししてきました。
「AYAインクルーシブ映画上映会」もその一つです。全国の子どもたちとご家族が安心して外の世界に触れられる機会を広げたい。その第一歩として映画館から変化を生み出し、社会へ広げていくことを目指しています。
2027年には全国47都道府県で同時に「AYAインクルーシブ映画上映会」を開催するため、関係者と協力しながら環境づくりに取り組んでいます。
この活動に共感いただけましたら、ご支援という形で力をお貸しいただけますと幸いです。
NPO法人AYA
代表理事 中川 悠樹
活動を始めたきっかけ
AYA設立の原点は、「あやこ」という私の幼馴染です。彼女は、未だ治療法のない亜急性硬化性全脳炎(SSPE)という麻疹(はしか)が原因で起こりうる病気に罹患し、長き闘病の末、亡くなりました。
彼女のお母さんが、「最後に娘が好きだったお笑いを見せに、車椅子で劇場へ連れて行ってあげればよかった」と話してくれた事が、当時の私の心に強く響きました。
私は医師になり、様々な経験を積んでいくうちに、本人やご家族に何の責任もなく、不可抗力で病気になってしまう患者を多く見てきました。
そういった方々、特に子どもやその家族をサポートしたいと思う気持ちから、AYAを設立しました。

日本には障がいのある子が約90万人、難病児は25万人、医療的ケア児は約2万人います。(※1)
病気や障がいのある子を連れての外出は大変なことも多いですが、それでも、96.8%のご家庭が「家族一緒に外出や旅行する」ことを望んでいます。しかし、その願いを叶えられているご家族は、わずか17.2%です。 (※2)
AYA映画上映会に参加されたご家族方へ実施したアンケートでも、初めて映画館に来たというご家族が多く、全体の7割でした。
病気や障がいのある子のいるご家族は、外出したいけれど外出できていないという状況を変え、どんな家族も安心して外出を楽しめるような社会へと変えていくべきだと思います。
※1内閣府「令和5年版 障害者白書 参考資料(障害者の状況)」
※2厚生労働省 医療的ケア児者とその家族の生活実態調査 報告書
AYAインクルーシブ映画鑑賞会の特徴

AYAインクルーシブ映画鑑賞会は、病気と向き合う子どもや障がいのある子ども、日常的に医療的ケアを必要とする子どもたちとそのご家族を主な対象とした、誰もが参加しやすい映画上映の場です。
こうしたご家庭では、上映中に医療機器の音が鳴ることや、お子さんが声を出したり席を離れたりする可能性から、「周囲に迷惑をかけてしまうのではないか」と感じ、映画館への外出を控えてしまうケースが少なくありません。
そのため私たちは、「どのご家族も気兼ねなく映画館へ足を運び、安心して映画を楽しめるようにしたい」という思いで、この上映会を開催しています。
会場となるシアターは、通常よりやや明るく、少しリラックスした雰囲気に設定されています。
上映中の出入りは自由で、静かに座り続けることを求められる空間ではありません。声を出したり、席を立ったり、医療機器の音やケアの動作があっても受け入れられる、「お互いさま」と思い合える空気が広がっています。
また、館内には医療職のスタッフも常駐しており、万が一の際にもすぐに対応できる体制を整えています。普段と同じ映画館のシアターを使用しながらも、参加者とボランティア、そして関わるすべての人で安心できる場をつくり上げていることが、この上映会の大きな特徴です。
インクルーシブ上映会を全国へ
私たちは、「病気や障がいのある子と一緒に外出したい」と願う全国のご家族にこの機会を届けるため、各地の皆さまと力を合わせながら活動を広げています。
その背景には、全国の映画館関係者の皆さまのご協力や、各地域でボランティアとして関わってくださる方々の存在があります。
2026年2月には、47都道府県全てで映画上映会の開催を実現し、これまでに102回の上映会を行ってきました。中には、複数回開催できた地域もあります。
今後は、2027年の全国同時開催を目標に、スタッフ自らが各地へ足を運びながら上映会を実施し、受け入れ体制の整備を進めていきます。

映画上映会から広がるインクルーシブな社会への一歩
「AYAインクルーシブ映画上映会」は、病気や障がいのある子どもたちが、同年代の子どもたちと同じように映画を楽しむことができる機会を届けています。
映画館という場所で作品を体験することは、誰にとっても特別な時間であり、その共有こそが「すべての人が共に生きる」社会への大切な一歩だと考えています。
私たちの取り組みは、地域や運営主体の垣根を越え、全国各地の映画館へと広がりつつあります。その中で、病気や障がいのある子どもたちとご家族の存在が、映画業界の中で少しずつ認識されてきていることを実感しています。
今後さらに多くの方々と連携し、この理解を深めていくことで、映画にとどまらずスポーツや文化など、さまざまな分野にも広げていきたいと考えています。
私たちは、どんな子どもも自分らしく挑戦でき、その姿を見守る周囲の人々の心も温かくなるような、誰もが共に生きる社会の実現を目指して活動しています。
「映画館での映画鑑賞」をひとりでも多くの子どもに届けるために
2023年、神奈川県川崎市で初めてのインクルーシブ映画上映会を開催しました。
以来、AYAの映画上映会は全国に拡大し、上映会場102か所、参加者数13,590人を数えるまでになりました。(2026年2月22日現在)
2026年度は全国で100回の映画上映会を計画しています。
参加されたご家族の声







「映画館での映画鑑賞」をひとりでも多くの子どもに届けるために
皆さまからお寄せいただいたご寄付は、「AYAインクルーシブ映画上映会」を全国に拡大し、ひとりでも多くの子どもとそのご家族に「映画館での映画鑑賞」を楽しんでもらうために、大切に活用させていただきます。
5,000円のご寄付で
全国の病気や障がいのある子やご家族のうち1~2人が映画館で映画を観るための環境をつくる事ができます。
50,000円のご寄付で
地方でのインクルーシブ映画上映会を1回開催できます。
賛同者の声
ご支援のお願い
「子どもには多様な体験を重ね、広い世界を自分の目で感じながら、豊かな人生を歩んでほしい」子どもに病気や障がいがあるかどうかに関わらず、そう願う保護者の方は少なくありません。
映画館での鑑賞は、子どもにとって特別なひとときです。物語の世界に触れるだけでなく、独特の空間や音響、大きなスクリーンが生み出す臨場感は、日常とは異なる感動をもたらします。
一方で、医療的ケアを必要とするお子さんや障がいのあるお子さんを育てるご家庭にとっては家族そろって外出すること自体が貴重であり、大きなチャレンジでもあります。
私たちは「AYAインクルーシブ映画上映会」を各地で実施し、こうした体験機会の差を少しでも縮めるとともに、誰もが安心して参加できる環境づくりを広げていきたいと考えています。
映画上映会の実現には、スタッフの移動費の工面が必要不可欠です。活動の趣旨に共感いただけましたら、ご寄付という形で応援していただけますと幸いです。
団体概要
当プロジェクトの事業計画
| 事業名 | AYAインクルーシブ 映画鑑賞会 in 全国 〜医療的ケア児や障がいのある子どもたちとその家族が映画館で映画鑑賞をできるように〜 |
| 内 容 | 「病気と闘っている・障がいと共に生きている・医療的ケアが必要である」子どもたちとその家族を中心に、インクルーシブな映画鑑賞会をシアター貸切にて開催します。
会場には医療者が帯同し、参加者と映画館関係者の双方に安心感を与えます。 全国でこの映画上映会を開催できるよう、当団体のフタッフが各地へ足を運び、各都道府県で体制を整えて参ります。 本事業により、子どもたちの世界観を広げ、映画へのアクセスの公平性を推進します。 |
| 事業期間 | 2026年4月から2027年3月まで |
| 総事業費 | 17,690,000円 |
| 当サイトでの 募集額 |
1,950,000円
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団体への応援メッセージなどお待ちしております。
私は京都で行われるAYAの活動に参加していますが、障害を持つ子どもたちに笑顔があふれ、ご両親が「子どもと一緒に映画やスポーツに出かけたのは初めてです」とうれしそうに話される姿に接すると、AYAの活動がかけがえのない素晴らしいものであることを実感しています。
※ いただいたコメントは事務局確認後に公開させていただきます。事務局が不適切と認めるコメントについては、公開いたしません。