- 支援総額
- 192,919円
- 目標金額
- 193,000円
- 支援者数
- 2人
- 募集のこり
- 0 日
- 募集団体は 特定非営利活動法人SoELa です。
- 本事業の寄付受付は終了しました。現在、募集中の事業は団体名をクリックしてください。
ごあいさつ
地球環境問題は解決しなければならない喫緊の課題です。しかし、自分から遠く感じるために”自分ごと”にならず、自ら行動を起こせない大人が多くいます。ましてや子どもにとっては遠く、難解です。
私たちは地球の未来を担う子ども達に、地球環境問題を正しく理解してもらい、将来行動に移す若者を輩出するために、対戦型トレーディングカードゲームを活用した独自の取り組みを行っています。
地球環境について遊びながら学ぶことのできるカードゲーム「マイアース」の制作・活用です。
カードゲームを子どもたちのメディアと捉え、そこに学習用のコンテンツを搭載することで「マイアース」は誕生しました。
遊びに夢中になる程に地球環境に詳しくなり、実際の行動につながります。
この度、北杜市などと連携し、地域の生態系を反映した「マイアース」カードを作成します。このカードで遊ぶことで、身近な生き物や環境について子どもたちはより深い理解を得ることができます。子どもたちに地球環境について主体的に学んでもらうためにも、 応援よろしくお願いいたします。
特定非営利活動法人SoELa
代表理事 岡部 佳文
「マイアース」とは
地球環境をテーマに、遊びながら学ぶことのできる対戦型トレーディングカードゲームです。
2008年に慶應大学SFCの学生が考案し、その後代表の岡部と開発者の学生2名で事業展開しました。現在は、弊法人が引き継いでいます。
子どもが遊ぶトレーディングカードゲームを環境教育の教材に活用するのは世界初の試み(※)です。
遊びから入る教材も新しく、子どもや、社会問題に無関心な層にとって有益であると、日本環境教育学会でも注目されました。
「マイアース」の対象は小学校3年生以上の子ども達。ワクワクしながら継続して遊べる教材に触れることで、子どもたちは難解な地球環境の知識を自然に獲得し、主体的な行動を自然に起こすことができます。
※NPO法人SoELa調べ
マイアースのカードは、図やカード名で地球温暖化などの環境問題について取り上げているだけでなく、子どもたちにもわかりやすい文章で、その問題が「なぜ」起きて、「どのような」結果をもたらすのかといった内容が記載されています。
そのため、ただ単語を憶えるだけでなく、問題の背景や影響についても理解することができます。
地域の生態系に焦点を当てた各地域版「マイアース」もあり、活用することで、地元に興味を抱くきっかけにもなります。
活動を始めたきっかけ
大型化する台風、大気の川による線状降水帯などの被害は各地に大きな爪痕を残し多大な被害を及ぼしています。
年々増加するこれらの災害は地球温暖化などの環境問題が解決すべき喫緊の問題であることを示しています。
しかし、多くの人にとって環境問題は遠いものとして、”自分ごと”にならないため、行動に移せないという問題を抱えています。特に子どもにとってはスケールが大きく、難解で理解できません。
そのような環境問題において、電車などで見かける「地球は泣いている」「地球を救え」などのメッセージは誰の心に届いているのだろうか?空虚な啓発活動に疑問を持っていました。
そこで、子どもや、社会問題に無関心な人々の心を揺さぶる仕組みとして、エンタテインメントを活用する事業を実践してまいりました。
北杜市の地域の人々と共に作り、活用する「マイアース」
今回、山梨県北杜市の生態系を地域の方と協力して「マイアース」カードゲーム化します。
完成後のカードは、地域の子どもたちに身近な自然をテーマに環境問題について学んでもらうことや、自然を自由に体験することが難しい難病の子どもたちに地域の生態系を少しでも感じてもらうことを目的として活用します。
・自然豊かな北杜市
北杜市は、山梨県の北西部に位置し、北は八ヶ岳、南西には南アルプスといった雄大な山々に囲まれた自然豊かな土地です。
広大な森と山々が織り成す景観や水源から豊富に湧き出た水は、清里のリゾート地やサントリーの白州工場などで人々に親しまれています。
市内に住む動植物も多種多様で、天然記念物に指定されている国蝶オオムラサキをはじめとした貴重な生態系が広がっています。
北杜市版「マイアース」では、北杜市の生態系を取り上げ、その重要性について子どもたちにもわかりやすく解説していきます。
・制作から活用まで地域の方々と連携
自然豊かな北杜市では、地域の方の環境への関心も高く、プロジェクトを関係する方に説明する中で、地域の多くの方に参加してもらえることになりました。
制作の段階では、地元の山梨県立北杜高等学校の高校生たちがカードとして取り上げる題材や写真の選定、説明文の内容を考えます。
カードの制作に高校生が携わることで、高校生自身の学びになるとともに、大人にはない視点でカードを作ることができます。
カードの内容は、子どもたちに地域の環境問題を正しく理解してもらえるように、地元で環境教育に取り組む公益財団法人キープ協会が専門家の目線から監修を行います。
完成した北杜市版「マイアース」は、地域の子どもたちの環境学習や、レスパイト施設あおぞら共和国での親子のレクリエーションに活用されます。
北杜市版「マイアース」で遊ぶことで、地域の子どもたちは、身近な自然環境を題材としたカードゲームを通して、環境問題を”自分ごと”としてとらえることができます。
あおぞら共和国は難病や障がいのある子どもと家族が滞在でき、家族は日常の子どもの介助から離れて休息を取ることができるレスパイト施設です。
自然豊かな環境を活かし、あおぞら共和国は難病や障がいのある子どもたちに様々な体験を提供しています。
北杜市版「マイアース」を活用することで、難病や障がいのある子が屋内にいる時でも北杜市の生態系を身近なものとして感じることができます。
体験者の声
・楽しかった。「サンゴの白化」が怖いカードだった
・生態系の食物連鎖が楽しかった
・家庭で父親にテレビのつけっぱなしは地球温暖化になるよ、と注意しています(保護者の方より)
寄付金について
北杜市の生態系をカードにした「マイアース」制作に向けた関係者との打ち合わせ、カード内容の検討に必要な費用に使わせていただきます。
支援のお願い
「マイアース」は、子どもが遊ぶ対戦型トレカを活用した世界初のコンテンツです。
今回の試みがうまくいけば、「マイアース」北杜市パッケージの英語版や入れ替え用カードを制作し、より多くの子どもたちに楽しく身近に地球環境に触れて欲しいと考えています。
そのためにも、本プロジェクトで北杜市の豊かな生態系を題材にした「マイアース」北杜市パッケージを制作し、地球環境の問題を身近な問題として子どもたちに関心を持ってもらいたいと思います。
子どもたちの遊びへの熱量が環境問題へも向けられることで未来は変わると信じています。
どうぞ応援よろしくお願いします。
賛同者の声
2020年から2030年の10年間は地球温暖化対策や生物多様性の保全にとって「決定的な10年」と言われています。My Earthは地球と地域を考えるきっかけになるゲームです。皆さんのご支援を期待しています。
桜美林大学リベラルアーツ学群 藤倉まなみ教授
活動実績
2021年より相模原市環境まつり、東京湾大感謝祭環境省ブース出展など年間10回程度体験会を実施。
2020年度より箱根の生態系カードを箱根町と制作。相模湾の生態系カードを小田原市、小田原蒲鉾協同組合、大日本印刷などと制作、体験会など実施。
当プロジェクトの事業計画
事業名 |
カードゲームマイアース地域版による子ども向け環境教育事業
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内 容 | 地球の未来を託す子供達に正確な地球環境の知識を獲得させ、将来主体的に行動を起こし地球環境を自ら保全する若者を多く輩出します。今回、山梨県北杜市の生態系をマイアースカード化し地域の地球環境教材を作成し、北杜市の子ども(小学校3年生以上)およびNPO法人難病ネットワークと連携して白州の難病家族宿泊施設「あおぞら共和国」にて体験会などを開催し親子のコミュニケーションツールとしても活用します。 |
事業期間 | 2022年4月から2023年3月まで |
総事業費 | 1,056,750円 |
当サイトでの 募集額 |
193,000円
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