- 支援総額
- 221,120円
- 目標金額
- 221,120円
- 支援者数
- 12人
- 募集のこり
- 0 日
目標額に達しました!
- 募集団体は 公益社団法人ON THE ROAD です。
- 本事業の寄付受付は終了しました。現在、募集中の事業は団体名をクリックしてください。
ごあいさつ
一般社団法人地域活性化いじめ撲滅実行委員会
代表理事 古場英樹
いじめを受けているのに誰にも相談できず苦しんでいる子どもたちのために、2015年の秋、「いじめ撲滅」をテーマに実行委員会を立ち上げました。
文部科学省の調査によると平成2年のいじめの認知件数は全国で約52万件。
活動開始から7年目を迎える現在は、市や教育委員会の協力も得られるようになり、地域の方々のご支援・ご協力もあって子どものSOSに迅速に対応できるようになりました。
一方で、今もひとりで悩みを抱える児童・生徒や、いじめを止める一歩を踏み出せずにいる子どもが大勢います。そのような子どもたちのために、いじめ相談ハガキを作成し佐賀県内すべての小中学校に配布しています。
このハガキを見て相談の電話をかけてくる子どもがいます。たとえ深夜でも私はすぐに子どものもとに駆け付けます。一分でも一秒でも早いいじめの解決と心のケアを届けるために、24時間365日即応できる体制を整えています。
私たちの活動は皆さまのご理解とご寄付で成り立っています。今後も一人でも多くの子どもに伴走できるようご支援をよろしくお願い申し上げます。
活動のきっかけ
2015年の秋に文部科学省から「児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果について」という資料が発表されました。
佐賀県でのいじめ認知件数が556件(当時)もあること、多数の子どもたちが苦しんでいることを知り、地域の仲間に声をかけて、いじめ撲滅を呼びかけるチャリティイベントを企画・開催したことが最初のきっかけです。
いじめ相談事業の概要と実績
深夜にかかってくる子どもからの電話は、思い詰めた内容や誰にも言えなかった悩みが多いです。つらい気持ちを打ち明けてもらった後は、すぐに子どものもとに駆け付けるケースがほとんどです。
24時間365日対応できる状態を作ることが、子どもたちの大切な拠り所になるのです。
相談内容によって解決の方法は異なりますが、本人の了解を得た上で、まず保護者との面談を行い、教育委員会、校長先生や教頭先生、そして担任の先生のもとに何度も足を運び、子どものために最も良い解決方法を検討、実践します。ケースによっては警察からも助言をもらいます。
相談は1回の電話で完結することはなく、個別に伴走支援まで実施するのが私たちの事業の特徴です。
毎年50件ほどの電話相談を受け、そのうち9割強が通学できるようになり、日常生活を取り戻しています。
ご支援のお願い
皆さまからのご寄付は、相談の電話をくれた子どものもとに駆けつける交通費や、いじめ相談ハガキの印刷費に充てさせていただきます。
多くの子どもたちが深夜に電話をかけてくるため、私たちの相談ダイヤルは24時間365日対応を徹底しています。
また、勉強の遅れが復学や進学の妨げとなるケースが非常に多いため、学習支援事業も開始し、全ての子どもたちが安心して暮らせる地域社会づくりに励んでいます。
私たちの活動にご理解をいただき、皆様のご支援とご協力をよろしくお願い致します。
寄付の目標金額は221,120円です。
この目標額を達成することができれば、
・深夜に勇気を振り絞って電話をくれた子どものもとに駆け付けるための交通費(ガソリン代)が捻出できます。
また、
・佐賀県内の全小中学校に配布する相談ハガキの印刷費 に充てさせていただくこともできます。
「すべては子どもたちのために」
ご支援をよろしくお願い申し上げます。
相談事例:小5男児の場合
ある小学5年生の男児は一部の児童からのいじめに悩んでいました。最初はちょっかいを出してくる程度でしたが、そのうち誰も見ていないところでランドセルの中の物をいたずらされたり、蹴られたりと、いじめは徐々にエスカレートしていきました。
誰にも相談できず苦しんでいたところ、いじめ相談ハガキでいじめ撲滅の活動を知り、勇気を振り絞って電話をかけてきました。話を聞き、すぐに男児のもとに駆け付けました。朝方まで話をして、本人の了解を得て親御さんに事情を説明する頃には、男児の表情はずいぶんと和らいでいました。
ある日、男児の希望で海に連れて行くと、意を決したように「学校へ戻る」と宣言してくれました。翌日は登校についてきてほしいと言われ、校舎に入っていく男児の背中を正門前で見送りました。
傷ついた子どもたちに必要なのは、本人の気持ちがもう一度前を向くまで伴走すること。それが相談支援の肝だと思っています。
相談事例:保護者の声
「学校の三階から飛び降りても、怪我するだけかな?電車に飛び込んでみようかなぁ…」
中学校三年生の息子が独り言のようにぼーっとした表情で言い始めました。
学校も休みがちな息子がぼそっと漏らしたその一言が気になり、いろいろな人に相談していました。
なかなか良い相談相手が見つからず困っていたところ、「いじめ撲滅委員会」を知人が教えてくれました。
息子の話を聞いてくださった古場さんは、教育委員会、校長や教頭、担任の先生のもとに何度も通ってくださいました。LINEでの嫌がらせには古場さんを通じて警察から色々な助言をいただきました。
古場さんは毎日のように息子を訪ねてきて「相手に対して『嫌だからやめて』と勇気を持って言おう。必ず俺と親と先生が君を守るから」と言ってくれました。
数日後に初めて「やめて」と言えた息子は、その日から本当に変わりました。
古場さんはじめ「いじめ撲滅委員会」の皆さまには大変お世話になりました。
本当にありがとうございました。
当プロジェクトの事業計画
事業名 | 子どもの心をいじめから守りたい。
ー子どものいじめ相談事業ー |
内 容 | いじめの発生には子供たちの様々な背景が絡み合っており、子どもたちだけでいじめ問題を解決することは不可能です。
また、子どもたちが大人に悩みを打ち明けるまでには1か月以上もの時間がかかることが多く、相談を受けたときにはいかに即応するかが重要となります。 この事業では相談ダイヤルハガキを作成・配布し、子どもたちが悩みを打ち明けやすい環境を提供。子どもたちからのSOSには24時間・365日即応し、いじめの解決に当たっています。 また、いじめが原因で不登校等に陥った子どもたちの復学までの道筋を強化するなど、いじめの解決だけにとどまらない支援を行っています。 |
事業期間 | 2022年4月から2023年3月まで |
総事業費 | 8,032,400円 |
当サイトでの 募集額 |
221,120円
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