- 支援総額
- 415,192円
- 目標金額
- 800,000円
- 支援者数
- 12人
- 募集のこり
- 0 日
- 募集団体は 特定非営利活動法人アスリード です。
- 本事業の寄付受付は終了しました。現在、募集中の事業は団体名をクリックしてください。
代表挨拶
「将来やりたいことが見つからない…」
「社会に出てやっていけるか不安…」
私たちが10代の若者たちの支援活動を行うなかで、よく耳にする言葉です。
振り返ると私たちもまた、学生の頃は「親や先生に勧められたから」「みんなが知っている会社だから」と就職先を選び、“本当にやりたいこと”に出会うまでに多くの挫折を経験してきました。もっと早くから、自分の将来を真剣に考える機会を持つことができていたら…。そんな反省と後悔が、アスリードの原点にあります。
現在中学校や高校などの教育現場で行われる「キャリア教育」は、若者たちが自分の“在り方”や“生き方”を考え、未来を生き抜く力を育んでいくための重要な取り組み。アスリードが取り組む『みらいteacher』はさらに一歩踏み込み、人生の紆余曲折や自分が大切にしている価値観などを可視化し、大人たちとともに“生きる・働く”について対話していくプログラムです。
10代のうちからたくさんの“ロールモデル”と出逢い、「自分はどう生きるか」を考えるきっかけを提供することで、将来の“選択肢”と“可能性”を広げていきます。
次の時代を担う若者には、自分らしく生きていける未来が待っていてほしい。皆様のご寄付が、次の時代の日本を創る若者の「生き抜く力」に変わります。一人でも多くの若者にこの活動を届けられるよう、アスリードの活動を応援してください。
共同代表理事 武政 祐 ・ 杉野 瞳
助成対象事業の概要
『みらいteacher』は、中学校や高校の「総合的な学習(探究)の時間」のなかで行われます。各校、担当の先生から希望の授業内容をヒアリングしたうえで、会員企業5~10社ほどをコーディネート。生徒向けの準備講座(授業前)や、振り返り講座(授業後)まで幅広くサポートし、それぞれの学校が生徒たちに育みたい“力”に合わせて、オーダーメイドで授業の企画から運営までを支援します。また、『みらいteacher』として登壇する地域企業(大人)にも、ガイダンスを実施し、授業の目的や生徒との関わり方についての情報共有を行っています。
1.来校型
会社や仕事の話だけでなく、業務に欠かせない重機や3Dプリンターといった設備を学校に運び込み、その仕事に肌でふれることのできる体験型のプログラムも実施しています。
2.インタビュー型
人生の紆余曲折を可視化したライフラインチャートを事前に生徒へ提供。質問したい内容を考えたうえでインタビュー形式の授業を展開します。
3.対話型
仕事や人生のなかで大切にしたい価値観などを「キャリアの軸」としてまとめ、その内容をテーマに、生徒と大人が同じ目線で“生きる・働く”について語り合います。
4.オンライン型
教室と会社をオンラインでつなぎ、仕事の様子を見学。リアルタイムで普段立ち入ることのできない工場や建築現場などにふれたり質問することが可能で、コロナ過でのキャリア教育プログラムとしても注目されています。
【成果目標】
期間:2022年4月~2023年3月
実施校総数:35校
参加生徒総数:5,250名(1校あたり、5組×30名=150名)
※受講前、受講後のアンケート(定量的な測定および評価)を実施し、心境の変化を測定する。
未来を肯定的に捉える若者を全体の80%以上にする。
活動を始めたきっかけ・自分の将来を悲観する若者たち
少子高齢化がすすみ、10代の若者が50代になるころには、高齢者1人を現役世代1.3人で支える時代になると予測され、一人ひとりの活躍が求められています。しかし2019年に内閣府が発表した「我が国と諸外国の若者の意識に関する調査」によると、「自分は役に立たないと強く感じる」と回答した割合が51.8%と、若者の自己肯定感の低さが明らかになりました。
また厚生労働省と警察庁が発表した2020年の小中高生の自殺者は415人と、統計を取り始めて以来過去最多を記録。数多くの“日本の宝”が自らの意思で失われてしまう現状は、今取り組まなければならないこの国の重要課題であるといえます。
アスリードは前身の活動として、地域企業で働く大人たちの仕事とそのやりがいを伝えるキャリア教育支援誌を発行し、県内の中学・高校に無料配布していました。その活動のなかで教育現場から「キャリア教育プログラムを支援してほしい」という声を数多くいただくようになり、当時のメンバー3名と、この活動を応援してくださっていた地域企業とともに新たにNPO法人を設立(2019年)。現在35名の地域の大人(正会員)、113社の地域企業(賛助会員)の協力のもと、『みらいteacher』等のプログラムを展開しています。
若者の未来は、“日本の未来”。若者たちをこれ以上“絶望”させないために、私たち大人ができることは、未来に向かうためのキャリア教育を家庭や学校だけでなく、地域一丸となって、社会全体で取り組むこと。大人の働く・生きる姿を若者へ伝えながら、若者の将来への希望と「生き抜く力」を育んでいこうと、活動を続けています。
受益者に何をもたらすか
若者たちが自分の将来の選択肢・可能性を広げ、未来に向けたアクションを促すことができます。
また、大人とふれあい対話するなかで、勉強する意味を知ったり「自分にもできるかも」という期待を持つことで、今の自分に自信を持つことができます。
この事業の独自性
それぞれの学校で、学年による授業の目的や生徒の状況に合わせてプログラムをカスタマイズでき、113社の地域企業のなかから要望に応じた業種・職種・属性の『みらいteacher』をコーディネートできるオーダーメイドのプログラムづくりが可能です。
生徒が自分のキャリア(人生)について深く向き合えるよう、専門家(キャリアコンサルタント・ファシリテーター)をボランティアサポーターとして養成するなど、従来の講演型の職業講話とは一線を画す深い対話を促し、生徒の学びを有意義なものにするよう努めます。
アスリードのキャリア教育は、若者も大人もともに学び、ともに成長する『キャリア“共育”』。
『みらいteacher』として登壇する地域企業(大人)にも、この活動が自己のキャリアの棚卸しの機会となるよう研修を実施し、新たな気づきを得たり、自分が大切にしたい価値観をアップデートするきっかけを提供していきます。
これまでの実績
【2021年度】
学校開催:10校 / 企業訪問・見学:2校 / オンライン開催:14校
※横浜市・川崎市・相模原市・横須賀市・藤沢市の他、茨城県・兵庫県・沖縄県でも実施。
【2022年度】※2022年5月~12月現在
学校開催:13校
相模原市立上溝南中学校、藤沢市立第一中学校、横浜市立並木中学校、相模原市立田名中学校、徳心学園横浜中学校、
藤沢市立御所見中学校、藤沢市立長後中学校、藤沢市立六会中学校、つくば市立谷田部中学校、横浜市立都田中学校、
横浜市立田奈中学校、横浜市立高田中学校、横浜市立六浦中学校
受益者の声
・基礎が大事というお言葉にとても感動し、その重要性を知りました。たくさん挑戦し、たくさん挫折して、そしてたくさんの喜びを味わいたいと思います。
・今までの人生の話など、とても面白いし勉強になりました。きっかけがあれば人生変われるということが分かりました。○○さんがとても楽しそうで、社会人は忙しくてつまらないのかと思ったけれど、みんなで盛り上がったり、知らなかった社会人の姿を見られたと思います。
・私は高校やその先の進路に悩んでいて、何を目指せばいいなどあまりありませんでした。話を聞き、もちろん大変なこともたくさんあるけれど、楽しさも働いているうちに感じる、重く考えず、まず自分のやりたいことを探して、どうすればいいか少しずつでも考えていこうと思います。
・今まで、仕事と言うのは楽しんだりできず、厳しいものなのかなと思っていたのですが、お話されている姿を見てとても楽しそうにしていらっしゃったので、私も将来そのように楽しめる仕事につきたいなと思いました。
・○○さんが独立しようとしたとき、不安があったとしても、もう一度立ち上がってあきらめないことが、本当にすごいと思いました。誰かに感謝されることは、とても幸せなことだと、改めて感じました。
寄付で実現したいこと
皆様からのご寄付はすべて、若者の生き抜く力を育む 『みらいteacher』事業に充て、10代の若者の自己肯定感を醸成し、将来への“希望”を育てます。
総額 4,131,683円
募集額 800,000円
内訳
旅費交通費(学校との打ち合わせ、当日運営等):296,352円
消耗品費(テキスト印刷費等): 56,700円
通信運搬費(オンライン対応用Wi-Fi等): 68,948円
謝礼金(ボランティア交通費):378,000円
※5,000円のご寄付で、6名の若者の将来への希望と自信、生き抜く力を育むことができます。
ご支援のお願い
最後までお読みくださり、ありがとうございます。
「キャリア教育は学校の取り組みなのだから、学校が経費のすべてを賄うべきでは」と思われる方もいらっしゃるかと思います。文部科学省でもキャリア教育を推進していますが、現場の学校予算は非常に少なく、登壇する企業のコーディネートは、先生や保護者の方々の個人的なネットワークを頼りに、ボランティア的に行われていることがほとんどです。
教員の月平均残業時間は120時間。キャリア教育の準備に充分な時間を割く事が難しい状況のなか、よりよい教育の機会を創り、多種多様な仕事や価値観にふれるために、“地域の力”が必要とされています。この取り組みが地域に根付いていくことは、若者たちに最大限の“学び”を提供できるだけでなく、最前線で日々奔走する先生方の負担軽減にもつなげることができると考えます。
しかし同時に、若者たちへの支援が広がるほど、関わる大人の人数と持ち出しも増え、活動の継続が苦しくなるのも実情です。日々刻々と過ぎていくなか行政の予算化を待つだけでは、若者たちの“未来づくり”が手遅れになりかねません。
大人である私たち一人ひとりの“未来への投資”が、今の日本には必要です。
どうか若者のため、日本の明るい未来のために、この活動を一緒に応援してください。
団体概要
団体名 | 特定非営利活動法人アスリード |
所在地 | リモートオフィス 〒224-0023 神奈川県横浜市都筑区東山田4-40-23 Café&Factory DEN内 |
お問い合わせ | 電話:045-325-8801(平日:9:00~18:00) |
当プロジェクトの事業計画
事業名 | 若者の生き抜く力を育む みらいteacher |
事業実行団体 | 特定非営利活動法人アスリード |
事業内容 | 地元企業でイキイキと働き、今を力強く自分らしく生きる大人たちが、神奈川県内を中心に各学校や各エリアで開催されるキャリア教育プログラムを通じて、これまでの道のり(キャリア)や働く“リアル”を伝え、若者たちと語り合う場を提供する。
社会に出ていくまでに一人でも多くの「みらいteacher」と出会うことで、若者たちの将来に対する視野や選択肢、可能性を広げていく。 |
事業期間 | 2022年4月1日~2023年3月31日 |
総事業費 | 4,131,683円 |
当サイトでの募集金額 | 800,000円
内訳 旅費交通費(学校との打ち合わせ、当日運営等):296,352円 消耗品費(テキスト印刷費等): 56,700円 通信運搬費(オンライン対応用Wi-Fi等): 68,948円 謝礼金(ボランティア交通費):378,000円 |
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