- 支援総額
- 87,217円
- 目標金額
- 600,000円
- 支援者数
- 4人
- 募集のこり
- 0 日
- 募集団体は 特定非営利活動法人ぴくにっく です。
- 本事業の寄付受付は終了しました。現在、募集中の事業は団体名をクリックしてください。
ごあいさつ
特定非営利活動法人 ぴくにっくの代表、前島るみ子です。
皆さんは《誤嚥性肺炎》という言葉を聞いたことがありますか?高齢者がかかりやすく、死に至る場合もある病気です。
私が誤嚥性肺炎の予防について勉強を始めたのは80代の母がきっかけです。勉強するうちに、歌を歌うことが一番の予防法だと知りました。歌を歌うことで、飲み込む際に必要なのどの筋肉が鍛えられ、誤嚥性肺炎の予防につながるのです。その結果、いつまでもおいしく食事をすることができます。
誤嚥性肺炎を予防するために始めた歌ですが、一緒に歌を歌い出してから、母はますます元気になりました。
そうして「私、歌でなら、ボランティアが出来る。」と思い、歌を通じたボランティア活動を開始。
現在は今日から始めるフレイル予防として、懐かしい歌を歌う《健康づくり講座》で歌の講師をしています。
好きなことを通じて社会貢献できる生き方は私の自慢です。
富士山のおひざ元、富士宮を中心として講座を開催しています。地域の高齢者とそのご家族が歌を通じて笑顔になる街を目指しますので、ご寄付というお力添えを心よりお願い致します。
特定非営利活動法人ぴくにっく
理事長 前島 るみ子
活動を始めたきっかけ
コロナ禍の中、何かできることはないかと模索していた時、地域の高齢者の外出自粛による体力の低下問題、誤嚥性肺炎のリスク、孤独問題を耳にしました。
このままではだめだと思い、地域のお寺の本堂で一緒に歌を歌うことと身体を動かすことに力を入れた《健康づくり講座》 を開催しました。歌に合わせた体操なども取り入れています。
その様子が地域の新聞に掲載されたことがきっかけで参加希望者が増え、現在に至ります。
誤嚥性肺炎の予防に加え、コロナ禍における外出機会の減少に伴う体力低下や寂しさ・不安など、高齢者の健康問題、孤独問題を少しでも解決し役に立ちたいと考えたのが活動を始めたきっかけです。
コロナ以前は、地域の高齢者施設へ歌の訪問活動として、懐かしい歌を一緒に歌う活動を行っていました。178回の実績があります。
地域に必要な《健康づくり講座》
超高齢社会と言われる現在、活動の中心である富士宮市の65歳以上の高齢者は全人口の約3割を占めます。
そして、高齢者がかかりやすい病気として誤嚥性肺炎があり、日本の死因の第6位(※)に位置しています。
誤嚥性肺炎の予防に有効なのが「歌」です。歌を歌うことで食べ物を飲み込む際に使う筋肉も一緒に鍛えられ、誤嚥を防ぎます。
(※)厚生労働省「令和3年(2021) 人口動態統計月報年計(概数)の概況」より
高齢化の進む地域のためにも健康寿命を上げることは必要不可欠です。
当団体が開催するフレイル予防の講座は身体、脳、心のすべてが健康である状態の維持を目的としています。
そのために継続した講座の開催を基本とし、多くの方に自身の健康寿命を上げるフレイル予防の方法を知ってもらうことが必要だと考えています。
健康づくり講座は、孤独を感じている方の居場所作りの場でもあり、友達づくりの場でもあります。
歌を歌うことがメインの講座は、自身の健康について意識を持っている人や歌好きな人の参加が多く、カレンダーに〇をつける楽しみや生きがいを与えられることも、この事業が必要だと考える理由の一つです。
超高齢社会における介護の準備
ある日突然、親の介護を余儀なくされたとしたら、何から、どうしていいのかわからない現実と向き合うことになります。
高齢者が介護の予防をするだけでなく、《介護をすることになる側》にも、現実を受け止める心の準備の期間として、フレイル予防についての知識や心構えを当団体の活動を通じて感じ、知って欲しいと願います。
知ることでわかることや感じることがあります。例えば、誤嚥性肺炎のリスク回避は、毎日の食事の中でも出来ます。
《健康づくり講座》では、毎月さまざまなテーマで、お勉強の時間があります。その内容を、1度きりのモノではなく、SNS等でも発信して行きます。
超高齢社会における、その時その時に必要な知恵を発信していきたいと考えています。
今回の助成事業について
地域の高齢者を対象とし、フレイル予防を目的とした《健康づくり講座》を開催します。
健康づくりを一番の目的とし、懐かしい歌を歌い、軽い体操も行います。
フレイル予防は、身体、心、脳のすべてが健康で初めて行えるものです。そのため、講座の際は交通安全や特殊サギ犯罪の被害防止の為の啓発活動も併せて行います。
また運転免許証の自主返納に向けた呼びかけという、そっと背中を押す活動も行っています。健康づくりと交通安全の呼びかけを融合させた事業です。
独自の取り組み
《健康づくり講座》は、90分間という時間の中で、最初の30分を毎回テーマに添ったお勉強の時間としています。
その後の60分で懐かしい歌を歌い、体操なども行います。体操は、フラダンス、フォークダンス、盆踊りなど、さまざまです。
参加者に人気の曲は、♪瀬戸の花嫁、♪ここに幸あり、♪東京の花売り娘などです。
また、講座開催について、企画・運営、参加者の募集、会場の設営、及び歌・体操の講師をすべて当団体スタッフで担当しています。
参加者には名札を付けてもらっており、そのため参加者同士でも呼び合いが生まれます。
それだけではなく、名札の中には当団体考案の《緊急連絡カード》が入っており、万が一の時は家族と連絡が取れる仕組みになっています。
寄付金について
皆様からいただいたご寄付は、《健康づくり講座》12回分の費用として使用させていただきます。12回の開催で720名の健康づくりのお手伝いができます。
目標金額 600,000円
講座を開催するにあたり、会場費、会場設営費、テキスト代、広告費、地域の高校生のボランティアさんのボランティア保険、交通費に使用致します。
支援のお願い
コロナ禍の今、一人暮らしの高齢者は特に、孤独、不安、さみしさを感じています。
講座を通じて出会った多くの方に、「講座の開催回数を増やして欲しい」とお願いされます。
また、現在開催している会場では、富士宮市のガイドラインのもと、定員の半数しか入れないため1開催60名が限界です。
そこで、講座の開催回数と新規の参加者を増やしたいと考えています。
多くの方に健康づくりを心掛けて頂くとともに、交通事故や詐欺犯罪からも守りたいと思います。ご支援いただき、地域の多くの高齢者を元気にし、地域全体を元気にしたいです。
そして何よりご高齢のご両親がいらっしゃる方々に、私たちの活動を知って頂き、「フレイル予防を知って頂くとともに、介護への心構えと不安をなくしてもらいたい」と願います。
いつか自身も老いと向き合う日が来ます。その時の為に恩送りというご支援をお願いします。高齢者の笑顔の為に力を貸してください。
活動状況・実績
《高齢者健康づくり講座》 21回開催 参加者のべ660名歌を通じた訪問音楽活動 178回 参加者のべ 5,613名脳トレ講座、塗り絵講座、リース作り講座など 定期開催高齢者【平均年齢76歳】恩送りの塗り絵展示会 3回開催運転免許証の自主返納の呼びかけをきっかけに返納した人の数 30名以上 |
コロナ禍で気持ち伝える 【恩送りの塗り絵】
2021年夏、コロナ禍で発令された緊急事態宣言により、《高齢者健康づくり講座》が開催できなくなりました。
そこで、当団体は過去に講座にご参加頂いたすべての方に脳トレのプリントや塗り絵、色鉛筆セットを無料で提供させて頂きました。
そこには宣言解除後にまた元気に講座にご参加頂きたいという願いと、一人暮らしで孤独や不安を感じられる方に、お家時間を少しでも楽しい時間にして頂きたいと願う気持ちを込めています。
恩送りの塗り絵はそこから始まりました。
その後、塗り絵を趣味として行われるようになった方も多く、その作品を展示する【恩送りの塗り絵 展示会】を今まで3回開催致しました。
その中でも、各自担当し仕上げた【東海道五十三次】全55枚の作品は展示会でも驚かれるほどの出来栄えでした。
また、それらの作品の多くは、地域の高齢者施設様などに寄贈致しました。
これにより、描く方と入居されている方のどちらの高齢者にとっても塗り絵が楽しみや生きがいに。
特に施設に入居されている高齢者はプレゼントをもらう機会が少なく、塗り絵のプレゼントに涙される方もいらっしゃいました。
「コロナが終息したら、この塗り絵の方と会いたい―――」
目標ができた施設の高齢者だけでなく、描いた人や周囲の人まで優しい気持ちにさせてくれる一幕でした。
コロナ禍で始めた 恩送りの塗り絵・・・今年も秋に展示会を開催しました。
メディア掲載
講座の様子を新聞に掲載頂きました。
<『富士山新報』 2021.8.5>
その他、新聞・ラジオ等の取材多数
当プロジェクトの事業計画
事業名 |
高齢者健康づくり講座 開催事業
|
内 容 | 地域の高齢者を対象とした、フレイル予防を目的とした【高齢者健康づくり講座】を開催します。
健康づくりを一番の目的とし講座の際に交通安全や、詐欺犯罪に対する啓発活動を行います。 |
事業期間 | 2022年4月から2023年3月まで |
総事業費 | 2,894,380円 |
当サイトでの 募集額 |
600,000円
健康づくり講座12回開催に係わる費用
|
コメントを残す
団体への応援メッセージなどお待ちしております。
※ いただいたコメントは事務局確認後に公開させていただきます。事務局が不適切と認めるコメントについては、公開いたしません。