パラスポーツを通して障害のある子どもたちへ夢を与える!

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パラスポーツを通して障害のある子どもたちへ夢を与える!
支援総額
612,395
50.99%
目標金額
1,200,900
支援者数
40
募集のこり
0

ごあいさつ

特定非営利活動法人 D-SHiPS32(ディーシップス ミニ)
理事長  上原 大祐

D-SHiPS32は、障害者と健常者が『体験』を共有することで、⼦どもたちが夢を持って挑戦できる精神を育て、当たり前の事が当たり前に出来る共⽣社会を⽬指しています。

実現するために、我々は子どもから大人まで誰でも楽しめる障害者スポーツを1つの⼿段しています。

また、⾃治体と共同して地域活性も含めた「パラスポーツ大会」や⼤学⽣を主体とした「パラ大学祭」を提供することで、共生社会を自分ごととして捉えるようにしています。

 

障害の有無に関わらず皆が共に生きる社会を目指す私たちの活動に、ご理解とご支援をお願い致します。

 

【上原大祐プロフィール】

2006年トリノ、2010年バンクーバー、2018年平昌と3回大会パラアイスホッケー競技でパラリンピックに出場。
2012-2013のシーズンは、アメリカ・フィラデルフィアのNHLチームであるPhiladelphia Flyers Sled Hockey Teamに在籍。

アメリカ在住時に「アメリカは多くの障がいを持った子ども達がスポーツをするのに、日本ではこの環境がない!」と感じたことをきっかけに、

日本の環境を変えたい!
当たり前の事が当たり前に出来る社会にしたい!
誰もが夢を持ち挑戦する世の中に作りたい!

という強い思いから、2013年に1度引退し、2014年にNPO法人D-SHiPS32を設立しました。

障害者を取り巻く現状

パラアイスホッケーの遠征先(カナダ)で見た光景に、目を奪われました。
障害のある子どもたちが、リンクで真っ白な息を吐き、パラアイスホッケーに夢中になっていました。
子どもたちのプレーを見て、観客席の大人たちも大盛り上がりです。弾けるような子どもの笑顔は、大人を社会を幸せにします。

一方、日本では障害のある子どもを持つご家族はこう言います。
生活を支えることで精一杯。とてもスポーツを楽しませてあげることなんか、できない」と。

これこそ、日本の障害児をとりまく社会の課題です。

 

日本・ドイツ・アメリカの国際比較の調査では「何らかの障害のある人を前にした時、あなたはどのように感じますか」という問いに対して、ドイツ・アメリカともに9割近く「意識せず接する」に比べて、日本は6割近くの人が「意識して接する」と答えています。

また、障害者の手助けの経験(n=1,771)のうち、38.2%が「なし」と答え、「なし」の中で、「困っている障害者を見かける機会がなかったから」が79.5%を占めています。

日本の障害者と健常者には物理的・精神的な壁があります。
障害者は全人口の8%を占め、小学校30人クラスであれば2-3人はいるはずなのに、障害者と健常者が分断されているためお互いが接する機会がなく、共生社会の実現が進みません。

引用:内閣府.平成18年度障害者の社会参加促進等に関する国際比較調査-概要5.障害のある人を前にした時の意識-.

D-SHiPS32の取り組み

障害者を取り巻く環境課題の中で、障害児と健常児が一緒に参加する機会が少ないことが挙げられます。
また、身近な人(医療関係者、福祉関係者、教育関係者等)ほど、障害を慮るあまり行動を制限する場合があり、子どもたちの可能性を奪ってしまうこともあります。

内閣府の「障害者基本計画」では、障害の有無に関わらず、相互に人格と個性を尊重し支え合う共生社会を推進しています。
具体的には「障害者自身の主体性による社会参加や自己実現ができるように支援する」記載があり、障害者自身が可能性を引き出すような環境改善の必要性があります。

害者を取り巻く社会課題を解決するため、私たちは「パラ大学祭」や「パラスポーツ大会」などを開催しています。

昨年のオリンピック・パラリンピック東京大会の影響もあり、パラスポーツへの関心が高まっています。特にパラリンピック競技については、今までで一番の盛り上がりを見せているといってもいいでしょう。

現在の盛り上がりを一過性のもので終わらせず、2022年以降もパラスポーツをより多くの人に知ってもらい、観戦してもらい、また競技に参加してもらうことこそが大切だと私たちは考えています。

みんながスポーツを楽しむだけで、日本パラスポーツの課題が解決できる。
障害の有無に関係なく誰の身近にもスポーツがある日本」を作る大会を続けていくことで、パラ競技を楽しむ人が1人でも増える。

それが私たちの願いです。

D-SHiPS32の活動

D-SHiPS32ではさまざまな活動を行っています。

『パラ大学祭』

パラで遊ぼう!」をキーワードに、各大学がパラスポーツを推進するパラ大学となり、企画運営から当日の開催までを大学生が実施します。
日本でパラスポーツが日常化するために、大学生が主体となって集まるスポーツ祭です。

 

『パラスポーツ大会』

「障害者スポーツ」と言われると、障害者の人にしか出来ないスポーツだと固定概念を持っている人が多い日本です。
アメリカだと車椅子バスケットボールやパラアイスホッケーの多くのチームに健常者の選手がいて、パラスポーツが一つの選択となっています。「パラスポーツ大会」は、パラスポーツに健常者が参加します。健常者にも『パラスポーツが出来るんだ! 楽しめるんだ!』という体験を届けると同時に、障害者にパラスポーツの大会に出場する機会を提供しています。

パラスポーツに関わる人を増やすための大会であり、自治体と連携し地域活性化に貢献しています。

上記のほかにもさまざまな活動を展開しており、障害者と健常者が交流できる機会を提供しています。
【2021年の実績】
■パラ大学祭:198名 計2回(関東・関西 各1回)
■パラスポーツ大会:192名 (岡山)

参加者の声

パラスポーツを通して活動する上では、障害者が使用できるスポーツセンターなどの施設が身近に少なく、断られることがあります。
また、近年では新型コロナウイルスの感染拡大という更なる困難が降りかかりました。
しかし、コロナ禍といえ、私たちの活動には意義があると考えています。大会に参加したの大学生が書いた記事の紹介です。

運動嫌いで運動音痴な「私」でも、運動神経や男女の体格差など関係なく楽しむことができるパラスポーツに、衝撃を受けました。
また、ルールや道具を工夫することで、誰もが楽しめるようにするという考えを学びました!

 

頭が固い私は、「何がなんでもルールに従うことが大切!」だと思っていましたが、ルールが人に柔軟に合わせるパラスポーツと出会い、時には柔軟にルールを変えていく必要があると感じるようになりました。

 

これは、スポーツのみではなく、人々が社会に参加する時も同じです。私達は、排除されている人々が社会に包括され、「私」も含めて誰もが社会参加できるように、柔軟にルールを変えるべきだと思います。

 

この気づきを与えてくれたパラスポーツは、まさに共生社会の実現に貢献する力を持っています。

 

引用:GoBeyond.パラ大学祭から学んだパラスポーツの魅力~GO BEYONDな日常DAY12~.2021.7.24.

ご支援のお願い

私たちの活動は、障害のある人だけのものではありません。
障害のある人も、ない人も、ともに楽しみながら、新しい価値に気づくことができる。そんな場を提供しています。
イベントなどを通じて、障害のある人が利用できる施設が少しずつ増えたり、一人では解決しにくいことも、かけ算で広がっていきます。
D-SHiPS32のDは、「Dream(夢)」、H=ハピネスをS=シェアして、P=ピースをI=インタラクション(交流)させる。
32は、私の日本代表の背番号であり、パラアイスホッケーで世界から呼ばれていたニックネーム「ミニ」、そしてこの活動に参加してくれる全ての子どもたちを意味しています。
一人ひとりの夢を実現させる母船D-SHiPS32号へのご支援を何卒よろしくお願い致します。

団体概要

団体名 特定非営利活動法人D-SHiPS32(ディーシップスミニ)
所在地 東京都港区
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当プロジェクトの事業計画

事業名
パラスポーツなどを通して、障害のある子どもたちへ夢を与える!
内 容 私たちは、障害者と健常者が体験を共有することで、障害有無に関わらず、夢をもって挑戦できる精神を育み、当たり前のことが当たり前にできる社会を目指しています。

そのためにパラスポーツを身近に感じられる環境を創り、障害があっても夢や可能性を制限をせず、夢を持ち叶えられる自信を親子に持ってもらいます。

また、社会の垣根(先入観・無関心)を取り払い、私たちが感じている社会課題を次世代に残さないようにします。

事業期間 2022年4月から2023年3月まで
総事業費 4,510,900円
当サイトでの
募集額
1,200,900円

  • 通信運搬費:363,600円
  • 借料・賃貸料:837,300円

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