- 支援総額
- 399,264円
- 目標金額
- 399,264円
- 支援者数
- 29人
- 募集のこり
- 0 日
目標額に達しました!
- 募集団体は 公益社団法人ON THE ROAD です。
- 本事業の寄付受付は終了しました。現在、募集中の事業は団体名をクリックしてください。
ごあいさつ
いじめを受けているのに誰にも相談できず苦しんでいる子どもたちのために、2015年の秋、「いじめ撲滅」をテーマに実行委員会を立ち上げました。活動開始から8年目を迎え、市や教育委員会の協力も得ながら、地域の方々のご支援・ご協力もあって子どものSOSに24時間365日の対応ができるようになりました。
例年50人前後の子どもたちや保護者から相談を受けて対応していますが、今もひとりで悩みを抱える児童・生徒や、いじめを止める一歩を踏み出せずにいる子どもが大勢います。そのような子どもたちのために、いじめ相談ハガキを作成し佐賀県内すべての小中学校に配布しています。
2022年度はお金をまわそう基金様を通じてたくさんの方々にご支援をいただき、ハガキを見て相談の電話をかけてきた60名強の子どもと保護者に相談・伴走支援ができました。心より御礼申し上げます。今年度も一分でも一秒でも早く子どもたちのいじめの解決と心のケアを届けたいと願い、引き続き皆様のご支援を募っております。
また、皆様からの応援により、2023年4月に佐賀県から公益認定を受けることができました。重ねて御礼申し上げますとともに、今後も一人でも多くの子どもに伴走できるよう、役職員一丸となって精いっぱい努めます。
子どもたちの大きな後押しとなる皆様のご支援を、今年もよろしくお願い申し上げます。
公益社団法人ON THE ROAD
代表理事 古場 英樹
活動を始めたきっかけ
2015年の秋に文部科学省から「児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果について」という資料が発表されました。佐賀県でのいじめ認知件数が556件(当時)もあること、多数の子どもたちが苦しんでいることを知り、地域の仲間に声をかけて、いじめ撲滅を呼びかけるチャリティイベントを企画・開催したことが最初のきっかけです。
たくさんの子どもが会場に来て笑顔になり、県内の学校や教育委員会から講演の依頼が殺到したことで、いじめや不登校に悩む子どもが数多くいることを実感しました。同時に、一過性のイベントで終わらせてはいけないと考え、その後は個別の悩み相談を受け、自分たちにできることを考え、その解決に奔走し、子どもたちの復学や進学を後押しする試みを続けて現在に至っています。
私たちの事業
いじめの発生には子どもたちの様々な背景が絡み合っており、子どもたちだけでいじめ問題を解決することは不可能です。また、子どもたちが大人に悩みを打ち明けるまでには1か月以上もの時間がかかることが多く、相談を受けたときにはいかに即応するかが重要となります。
この事業では相談ダイヤルハガキを作成・配布し、子どもたちが悩みを打ち明けやすい環境を提供します。子どもたちからのSOSには24時間・365日即応し、いじめの解決に当たります。年々相談件数が増えていることから、新たにLINEでの相談も受け付け、質を保ちながら多くのお子さんの相談に対応できる体制づくりを行います。
復学に向けた学習支援や、難病児・ヤングケアラーが抱える生きづらさ・孤立感払拭の一助にもなるよう、相談内容から新たな社会課題にも果敢に向き合う基盤づくりの1年を目指しています。
相談事例
ある小学5年生の男児は一部の児童からのいじめに悩んでいました。最初はちょっかいを出してくる程度でしたが、そのうち誰も見ていないところでランドセルの中の物をいたずらされたり、蹴られたりと、いじめは徐々にエスカレートしていきました。
誰にも相談できず苦しんでいたところ、いじめ相談ハガキでいじめ撲滅の活動を知り、勇気を振り絞って電話をかけてきました。話を聞き、すぐに男児のもとに駆け付けました。朝方まで話をして、本人の了解を得て親御さんに事情を説明する頃には、男児の表情はずいぶんと和らいでいました。
ある日、男児の希望で海に連れて行くと、意を決したように「学校へ戻る」と宣言してくれました。翌日は登校についてきてほしいと言われ、校舎に入っていく男児の背中を正門前で見送りました。
傷ついた子どもたちに必要なのは、本人の気持ちがもう一度前を向くまで伴走すること。それが相談支援の肝だと思っています。
寄付の使いみち
皆様からのご寄付は
- 深夜に勇気を振り絞り電話をくれた子どものもとに駆け付けるスタッフの交通費に使わせていただきます。
- 佐賀県内の全小中学校に配布する相談ハガキの印刷費 に使わせていただきます。
ご支援のお願い
多くの子どもたちが深夜に電話をかけてくるため、私たちの相談ダイヤルは24時間365日対応を徹底しています。深夜に佐賀県内各地に駆け付けることも多いです。
また、勉強の遅れが復学や進学の妨げとなるケースが非常に多いため、学習支援事業も強化し、全ての子どもたちが安心して暮らせる地域社会づくりに励んでいます。
私たちの活動にご理解をいただき、皆様のご支援とご協力をよろしくお願い致します。
当プロジェクトの事業計画
事業名 |
いじめの相談電話へのSOSに24時間365日応えたい
ー子どもの悩みに向き合う相談支援ー
|
内 容 | いじめ相談事業の実施。
いじめの発生には子どもたちの様々な背景が絡み合っており、子どもたちだけでいじめ問題を解決することは不可能である。また、子どもたちが大人に悩みを打ち明けるまでには1か月以上時間がかかることが多く、相談電話を受けたときは即応が不可欠である。子どもが声を上げやすいよう相談ダイヤルポスターの掲出とハガキ配布を行い、佐賀市以外の都市部でも対応を強化したい。 常に新規のいじめ相談と継続の伴走支援がある。子どもからのSOSに即応して子どもたちの命を守る。 相談ハガキを印刷し、佐賀県内の全校に配布 |
事業期間 | 2023年4月から2024年3月まで |
総事業費 | 9,741,800円 |
当サイトでの 募集額 |
計 399,264円
|
コメントを残す
団体への応援メッセージなどお待ちしております。
※ いただいたコメントは事務局確認後に公開させていただきます。事務局が不適切と認めるコメントについては、公開いたしません。