- 支援総額
- 1,377,756円
- 目標金額
- 1,500,000円
- 支援者数
- 57人
- 募集のこり
- 0 日
- 募集団体は 公益社団法人日本駆け込み寺 です。
- 本事業の寄付受付は終了しました。現在、募集中の事業は団体名をクリックしてください。
歌舞伎町でどんな相談も受け付ける活動
東京都新宿区の歌舞伎町でどんな相談でも受付けて、必要に応じてサポートや行政に繋ぐ活動をしている公益社団法人日本駆け込み寺です。
凄惨な事件や痛ましい出来事が、日常茶飯事になっている現代。虐待、家庭内暴力などもあとをたたず、歌舞伎町には家庭に居場所がなくなった方たちが救いを求めに沢山やって来ます。
- 親からの虐待により、家を飛び出す子ども
- 配偶者からの暴力(DV)により、耐えきれず家を出てくる女性
- 貧困に苦しみ生活の困窮する人
相談内容のほんの一部ですが、「たった一人を救う」ために、日々どのような相談でも受付けています。
全力で目の前の「たった一人を救う」
「困りごとの救急総合病院」として、歌舞伎町で15年間にわたり人々の悩みを傾聴してきました。
被害者であろうと加害者であろうと分け隔てなく、苦しむ人々はどんな方でも受け入れるという姿勢のもと、対話による救済活動を行っています。
平成26年4月からの1年間では、3,162件(日本駆け込み寺本部 2,698件、駆け込み寺仙台支部 464件)もの相談を受けています。そのうち、780件が『こころの問題』、744件が『その他(人間関係、恋愛問題等)』と気持ちの問題が大半を占めています。次いで、家庭問題が多くなっており、職場だけでなく、家庭にも居場所がなくなっている現状があります。
ご支援をお願いする内容
日本駆け込み寺では、様々な悩みを抱えた人たちや逃げ場を失った人たちのサポート件数がおよそ3万件を超えました(2016年)。
家庭内暴力や虐待などで逃げ場を失った女性たちに、「自宅に戻れ」ということはとてつもなく困難で危険なことです。まずは女性の身の安全を確保し、それから加害者との問題を解決できるように、日本駆け込み寺では「DV シェルター」の必要性を訴えてきました。
日本駆け込み寺に来た緊急度の高い相談者の一時的な避難所として都内にDVシェルターを設けることで、より多くの人の人生を救えると考えています。
そのため、シェルターを運営する費用について、ご支援をお願いいたします。
2017年5月から歌舞伎町に一部屋の賃貸をして運営を開始しました。(詳細の場所は、加害者から守る必要があり非公表)
これまでの実績
事業年度 | 2017年度 | 2018年度 |
利用者数 | 16名 | 16名 |
稼働日数 | 82日(平均5.1日) | 101日(平均6.3日) |
利用者の年齢 | 平均44.1歳 | 平均37.4歳 |
相談内容 |
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利用者の声
Mさん(54歳)は女手一つで育てた息子(31歳)の暴力と暴言に疲れ果てていました。ささいなことで暴れ出し、Mさんにも暴力を振るおうとします。壁や家具・家電などはことごとく壊され、大声で暴言を吐き続ける息子。Mさんはとにかく息子から離れたい一心で当法人に駆け込んできました。
対応した職員は緊急避難が必要だと判断し、Mさんをシェルターに案内しました。翌日からMさんはシェルターから仕事に通い、一人暮らしをする部屋を探しはじめました。シェルターで過ごす一人の夜が、改めて冷静に息子との関係を考え直す得難い時間となりました。
Bさん(38歳)はDVから逃げるため家出し、自殺の場所を探すため放浪していました。
しかし、どうして死にきれず、日本駆け込み寺にたどり着きました。安心・安全なシェルターで精神状態が安定し、「死にたい」という気持ちは「生きたい」に変わりました。
シェルターの計画
運営者
法人名 | 公益社団法人日本駆け込み寺 |
代表 | 玄 秀盛 |
所在地 | 〒160-0021 東京都新宿区歌舞伎町2-42-3 林ビル1F |
シェルターの役割
公的機関が休日等で対応が難しい場合に、緊急避難や一時保護が必要な方々に、安全な場所で心身を休めていただき、次の支援につなぐこと、さらには犯罪や自殺の未然防止等、地域の治安維持への一助を目的としています。
原則、女性や子どもの利用を対象としていますが、状況によっては男性も利用しております。
費用(概算)
寄付金は、『被災者・被害者及び加害者の支援プロジェクト』としてシェルター設置・運営に充てます。
シェルターを設置することで、緊急度・危険度の高い相談者の一時避難所として利用し、被害者の安全を確保します。
総額 | 1,895,600円 |
募集額 | 1,500,000円 |
内訳 |
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※上記の金額は、2018年12月から2019年11月までにかかる費用となります。
代表より「人は金ではつながらん。思いでつながるんだ。」
「駆け込み寺」に持ち込まれる雑多な悩みや悲鳴にガムシャラになって流す汗の充足感に、生き生きしている自分を知った。人助けをしているはずの自分が、実は助けられている。相談者に「生かされている」と思った時、自分の心の風景がこれまでと違っているのに気づいた。
人は一人では生きていけない、温もりを必要とする弱い動物なのだ。
何より大事なのは、助ける人と助けて欲しい人の手がつながり合うことだ。
時には助けられた人が、助ける側に回ることだって出てくるだろうし、あるいは助けた人が助けられる側になったりするだろう。
日常の生活の中でそんな「おたがいさま」と、助け合う絆が育まれていくのを、俺はこの目で見ていたいだけだ。
そのために、惜しみなく命を燃やす
公益社団法人日本駆け込み寺
玄 秀盛
公益社団法人 日本駆け込み寺 代表 玄 秀盛
- 1956年 大阪市生まれ。中学卒業後は寿司屋、建設業など約30種もの職を経験。2000年、白血病ウイルスの感染者であることがわかり、それを機に過去と決別。2002年、家庭内暴力、DV、ストーカー、ひきこもり、多重債務などの問題を抱えた人々を救済する「NPO法人日本ソーシャル・マイノリティ協会」を歌舞伎町に設立。2012年、「公益社団法人日本駆け込み寺」に組織変更。仙台支部も開設し、東日本大震災の被災者の支援活動にも取組む。救った相談者の数は3万人以上にのぼる。その人生は、渡辺謙氏の企画・主演によるテレビドラマ「愛・命~新宿歌舞伎町駆け込み寺~」にもなった。
当プロジェクトの事業計画
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寄付者
2019/11/01寄付者
2019/10/01新野
2019/05/31松本
2019/05/18寄付者
2019/03/21堀田
2019/03/21渡邊
2019/03/21菅原
2019/03/21浅野
2019/03/21加藤
2019/03/21寄付者
2019/03/21服部光彦
2019/03/21ロビチップモモ
2019/03/21※ いただいたコメントは事務局確認後に公開させていただきます。事務局が不適切と認めるコメントについては、公開いたしません。